2009年04月04日

Kool & The Gang『Kool and the Gang』

剥き出しのKool & The Gangの魅力が詰まったデビュー作☆Kool & The Gang『Kool and the Gang』
Kool and the Gang
発表年:1970年
ez的ジャンル:インスト系ファンク
気分は... :テポドン間もなく発射!大丈夫か日本!

疲労がピークに達し、今日は昼まで寝ていました(泣)
そんなお疲れモードなのに昨晩も飲み歩いていたのが良くなかった...

今日はお花見している方も多いのでしょうね。
そう言えば、昨晩の帰りの電車は花見の酔っ払い客だらけでしたね。横にいた酔っ払ってご機嫌モードの姉ちゃんがうるさくて大迷惑でした(笑)

さて、人気ファンク・バンドKool & The Gangの3回目の登場です。

ファンクでも聴いて少し上げモードしないとね。

『Something Special』(1981年)、『Wild and Peaceful』(1973年)に続いて紹介するのは、グループの記念すべきデビュー・アルバム『Kool and the Gang』です。

Kool & The Gangは、デビュー直後のインスト路線、70年代中期のストリート・ファンク路線、70年代後半以降のコンテンポラリー路線とそれぞれの時代によって異なる魅力があるのがいいですね。

僕の場合、どうしてもリアルタイムで聴いた『Ladies Night』(1979年)、『Celebrate!』(1980年)、『Something Special』(1981年)、『As One』(1982年)あたりに愛着があるのですが、ファンク・グループという流れで考えれば、初期、中期の作品が魅力的ですよね。

僕が初期作品を聴くきっかけになったのは、Stetsasonic「The Hip Hop Band」。「The Hip Hop Band」を通じて本作収録の 「Chocolate Buttermilk」 を知り、それまで知らなかった初期Kool & The Gangへの興味が湧いてきたといった感じです。同じようなパターンで初期Kool & The Gangに辿り着いた方は多いのでは?

それ以外にもサンプリング・ネタとしてお馴染みの「Give It Up」「Let the Music Take Your Mind」をはじめ、ご機嫌なファンク・チューンがズラリと並んでいます。

何の加工もされていない、まんま剥き出しのKool & The Gangに触れることができるアルバムだと思います。

全曲紹介しときやす。

「Kool & the Gang」
オープニングは、バンド名をそのままタイトルにしたグルーヴィーなファンク・チューン。いきなりガンガン飛ばしまくってくれます。ヴォーカルがない分、ホーン隊のフレーズが実に印象的です。

「Breeze & Soul」
メロウ・テイストのミディアム・スロウ。タイトルの通り、ブリーズ感を満喫できます。

「Chocolate Buttermilk」
説明不要のクラシック。これを聴いたらアゲアゲ・モードにならないわけにはいきませんな。曲良し、ドラム良し、ホーン良し、全て良し!

前述のように、本曲と言えばStetsasonic「The Hip Hop Band」となりますが、それ以外にMarley Marl feat. Masta Ace「Simon Says」等でもサンプリングされています。

Marley Marl feat. Masta Ace「Simon Says」
 http://www.youtube.com/watch?v=EuNJcrLvOsQ

「Sea of Tranquility」
ロマンティック・ムードの中にも、らしさが光るスロウ・チューン。

「Give It Up」
「Chocolate Buttermilk」と並ぶ有名曲ですね。初期Kool & the Gangのカッチョ良さを存分に堪能できるディープな演奏を楽しめます。

そして何と言ってもサンプリング・ネタとして定番のドラムブレイクですよね。ホーン・ネタも含めて多くのアーティストがサンプリングしています。

主なところを挙げると、Eric B. & Rakim「Don't Sweat The Technique」、GangStarr「Take a Rest」、Cypress Hill「The Phuncky Feel One」A Tribe Called Quest「Scenario (Young Nation Mix) 」、Beastie Boys「Professor Booty」、Amerie「Hate 2 Love U」等です。

Eric B. & Rakim「Don't Sweat The Technique」
 http://www.youtube.com/watch?v=HpaylLOq6gE

GangStarr「Take a Rest」
 http://www.youtube.com/watch?v=NLmmbk3ZJuE

Cypress Hill「The Phuncky Feel One」
 http://www.youtube.com/watch?v=jzvLMpEBMH0

Beastie Boys「Professor Booty」
 http://www.youtube.com/watch?v=XxOG2NE2gmU

「Since I Lost My Baby」
Temptationsによる1965年のヒット曲カヴァー(Smokey Robinson作品)。「Give It Up」の後に聴くと和みます(笑)。

「Kool's Back Again」
この曲もファンク好きにはたまらない1曲。この曲を聴くと、Funk, Inc.「Kool Is Back」を聴かずにはいられません(笑)

「Gang's Back Again」
「Kool's Back Again」のPart.2といった感じのダメ押しの演奏です。

「Raw Hamburger」
ソウルフルな雰囲気がいい感じですね。後半にメリーさんの羊が聴こえてくるのが楽しいです。

「Let the Music Take Your Mind」
個人的には一番のお気に入り。心も体もファンキー・モード全開にしてくれます。イントロの畳み掛けるようなホーン隊のカッチョ良さがたまりません。途中のベース&ギターの絡みもサイコー!

Grant Greenがカヴァーしていますね(アルバム『Alive!』収録)。 Ice Cube「AmeriKKKa's Most Wanted」、Ice-T「Freedom of Speech」、Ultramagnetic MC's「MC Champion」等のサンプリング・ネタにもなっています。

Ice Cube「AmeriKKKa's Most Wanted」
 http://www.youtube.com/watch?v=6dNPsXwLlK8

Ice-T「Freedom of Speech」
 http://www.youtube.com/watch?v=NtUJ-n9Al0k

Ultramagnetic MC's「MC Champion」
 http://www.youtube.com/watch?v=BQDcQ5aePWM

間もなくテポドンが発射みたいですね。
呑気に構えていて平気なのかなぁ???

それより疲れているから、また寝ようっと...
posted by ez at 16:02| Comment(0) | TrackBack(0) | 1970年代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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