発表年:1992年
ez的ジャンル:UKハウス/クラブ・ミュージック
気分は... :Seesaaええ加減にせい!
2月に入ってからSeesaaブログの使い勝手が悪くて、かなりへコんでます。記事投稿へのモチベーションも下げモード気味っす。最悪★ホント頼むぜSeesaaさん!
このままじゃいけないので、僕のとっておきの1枚Alison Limerick『And Still I Rise』で上げモードにしよっと☆
Alison Limerickは、Style Councilのバックを努めた経歴なども持つUKのシンガーっす。きっと90年代前半のクラブ・ミュージックにハマっている人にとっては当たり前に好きで、それ以外の人は殆ど知らないというタイプの人だと思いマス。
Mica Paris『Contribution』の記事投稿の時にも書いたけど、80年代後半から90年代前半にかけて、最もハマっていたのは、オシャレなUKクラブ・ミュージックだった。僕の中では、Mica Paris『Contribution』(1990年)、Alison Limerick『And Still I Rise』(1992年)、Titiyo『This is Titiyo』(1993年)の3枚がとっておきのDiva系UKクラブ・ミュージックBest3ってカンジだったね。
今振り返ると、UKクラブ・ミュージックって、僕にとって90年代のAORだったのかも?80年代前半はAOR系の音楽にハマっていた僕だったけど、80年代後半になるとAOR系ってどん詰まり状態だったもんね。それに代わる音楽を探していた矢先に出会ったのがUKクラブ・ミュージックだったんだよね。
AORもUKクラブ・ミュージックも、アーバンでメロウなオシャレな大人の音楽という点では共通しているもんね!という理屈が通じるのは僕だけなのかな???でも、AORって飽和状態の既存フィールドでマニアックなアルバム探しに躍起になっている傾向があるので、発想の転換でこういった方面に目を向けるのも1つの手だと思うんですけど?
オススメ曲を紹介しときやす。
「Make It On My Own」
Alison Limerickの名は知らずとも、この曲だけは聴いたことがある人が多いと思われるクラブ・ミュージックのマストアイテム。僕もこのオープニング曲一発でこのアルバムの虜になりましシタ!ホント、メロウでキャッチーなダンス・ナンバーっす。イントロの♪パッ、パッパ〜♪というコーラスや、サビの♪Now I Can Make It On My Own〜♪And I Owe It All To You〜♪という部分や聴くと、今でも胸がトキメキます。
また、ハウス・ミュージック好きにとっては、Tony Humphriesによるremixバージョンも見逃せないですよね!僕もアルバムとは別にCDシングルで持っていマス。日本ではMylinや荻野目洋子(大沢伸一プロデュース)のカヴァーも有名っす!
「Gettin It Right」
この曲もクラブ・ヒットしたダンスナンバーっす。ジャジーなトランペットがアシッド・ジャズなテイストでいかにもUKらしいっす。R&Bとジャスとハウスがうまくブレンドしている点がUKクラブ・ミュージックの魅力ですよね!この曲もremixバージョンを入手するためにFrankie FoncettとMasters At Workが手掛けるCDシングルも購入しまシタ。
「Where Love Lives (Come On In)」
この曲もクラブヒットしたナンバー。この曲はモロにガラージュっぽいね!それもそのはず、Frankie KnucklesとDavid Moralesという当時のハウス界を代表する最強メンバーが絡んでいマス。この頃は、この二人のクレジットがあるだけで安心◎でしたよね!僕も彼らがRemixしている曲を相当コレクションしまシタ。
「Hear My Call」
胸キュンのスロー。こういった曲が入っている点が単なるハウス・アルバムではないこのアルバムの魅力っす。
「Come Back (For Real
小粋なガラージュ・ナンバー。今回の記事投稿に当たりクレジットを確認していたらArtur Bakerの名を発見した。この人も懐かしいよね。一時期Remixと言えば、この人だったもんね!
「Tell Me What You Mean」
この曲も前述のFrankie KnucklesとDavid MoralesというDef Mixプロダクションによるオシャレなガラージュ。Def Mixと言えば、日本を代表するハウス・クリエイターSatoshi Tomiieの名を忘れちゃいけないよね。Robert Owensのボーカルをフューチャーした彼の「Tears」、「And I Love You」といった曲は今でも僕の胸をトキめかせマス。
「Lets Make A Memory」
これはUKらしく、当時流行のグラウンド・ビートを取り入れたナンバー。何とも心地よいジャジーなダンス・ミュージックっす。
「You & I」
ピアノのイントロを聴いただけの胸キュンのメロウ・グルーヴ。実はこの曲がアルバムで一番スキっす。この曲こそAORファンに聴いて欲しいよね。Alisonのアンニュイなボーカルが一番魅力的なアーバン&ボッサな隠れた名曲だと思いマス。
先に挙げた僕のUKクラブ・ミュージックBest3の3枚は今ではどれも入手しづらい状況だ。こんなグッドミュージックが陽の目を見ないのは不幸なことだと思いマス。
ありがとうございます。
ミシシッピ川とAlison Limerickという組み合わせが意外ですね。
僕の中ではUKのハウス・ディーヴァという印象が強いので、
アーシーな南部サウンドを歌うAlison Limerickなんて全く想像できませんでした。