2006年02月14日

Monica『Miss Thang』

ミラクルなバラード満載R&B☆Monica『Miss Thang』
Miss Thang
発表年:1995年
ez的ジャンル:天才少女系R&B
気分は... :二人の愛は永遠に...

いよいよバレンタインデーですね!

僕自身はバレンタインデーに何が起ころうが、起こるまいがどうでもいい年齢になってしまったが、今日は街に出れば、Boys & Girlsの無数の恋のドラマが展開されているんだろうねっ!もう一度、そんな恋のドキドキ感を味わってみたいものですな。

ということで、そんな恋するBoys & Girlsに贈るMonicaのミラクルなデビューアルバム『Miss Thang』っす。このアルバム発売時のMonicaにはまだ15歳。まさに天才少女R&Bシンガー誕生の瞬間といったカンジのアルバムっす。

同時期にはMonica以外にもBrandy、Aaliyahという同じく天才少女2人がデビューしている。個人的には、色気ムンムンのAaliyahの1st『Age Ain't Nothing But A Number』(1994年)が一番スキなんだけど、客観的にアルバムの完成度を見ると、『Miss Thang』の方が上かもね。

その後の彼女は『The Boy Is Mine』(1998年)以降も大ヒットを連発し、不動の地位を確立したけど、作品的にはこの1stを超えられていないのではと思いマス。

僕が、このアルバムを購入した最も大きな理由は、僕の一番のお気に入りの80年代ブラコン/ファンク・グループS.O.S Bandの大好きな「Tell Me If You Still Care」(Jam & Lewis作品)のカヴァーが収録されていたからっす。本当はバレンタインデーに最も紹介したいアルバムは、S.O.S Band『Just The Way You Like It』(1984年)なんだけど、このブログで何度も書いているように廃盤なのでスミマセン。

さて、「Tell Me If You Still Care」狙いで買った『Miss Thang』だけど、それ以外にもウルトラ級のナンバーが目白押しっす。特に、バラードはミラクルです。僕のようなオヤジも勘違いして、胸がトキメキそうです???

オススメ曲を紹介しときやす。

「Don't Take It Personal (Just One Of Dem Days)」
Dallas Austinプロデュースの大ヒット・デビュー・シングル。この曲を聴いて、Mary J. Bligeが切り開いたHip-Hop Soulというメソッドを実に自然にこなしてしまう新世代の登場に驚いたねぇ。アカペラのイントロもカッチョ良いっす。

「Miss Thang」
「Like This And Like That」
「Don't Take It Personal (Just One Of Dem Days)」路線の2曲。「Don't Take It Personal (Just One Of Dem Days)」もそうだけど、南部のアーシーなテイストがソウルっぽさを増して実にいいっす。Dallas Austin絡みだから当然なんだけね。

「Angel」
これはアルバムの隠れ名曲だと思うミドル・ナンバー。ソウルフル&グルーヴィーなカンジがスキっす。

「Tell Me If You Still Care」
前述のS.O.S Bandの名曲のカヴァー。オリジナルは、S.O.S Bandのアルバム『On The Rise』(1983年)に収録されてマス。ここではかなりオリジナルに近いクールな打ち込みサウンドでの仕上がりっす。S.O.Sファンには嬉しい限りデス。切ない胸キュン・バラードですよ〜♪

「With You」
「Tell Me If You Still Care」同様のクールな打ち込みサウンドによるモロJam & Lewis風のスロー。

「Let's Straighten It Out」
ディープなソウルおやじLatimoreのカヴァー。ナント、今や向かうところ敵ナシのスーパースターUsherとのデュエット曲っす。若い二人の老練な激シブのディープな歌いっぷりに脱帽デス。

「Before You Walk Out Of My Life」
アルバムのハイライトと言える傑作スロー。シングルヒットもしまシタ。この曲を聴くと、誰しも大好きだったアノ人の顔が、青春の1ページとして、思い浮かぶのでは? Monicaのボーカルがイイのは勿論なんだけど、何より楽曲が素晴らしいの一言に尽きます!ちなみに共作者の一人Andrea Martinのアルバム『The Best Of Me』 (1998年)も僕のお気に入りアルバムっす。

「Why I Love You So Much」
Daryl Simmonsプロデュース・作のシングルヒット。「Before You Walk Out Of My Life」もウルトラ・スーパーなバラードだと思いますが、僕的にはこの曲はそれ以上の超ウルトラ・スーパーなバラードです。ホント、この曲を聴いていると、本当に勘違いして恋に落ちそうデス。♪Baby that's just why I love you so much〜♪I love only you♪

「Never Can Say Goodbye」
これまたしっとりとしたバラード。「Why I Love You So Much」からの流れがたまりません。サヨナラは言いたくないよ〜(ToT)

「Forever Always」
エンディングはアコースティック・ソウルなスローっす。二人の愛は永遠に...\(^∀^)/

Boys & Girlsの皆様の本日のご健闘をお祈りいたしますm(_ _)m
posted by ez at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 1990年代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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