発表年:1981年/1983年
ez的ジャンル:元祖アフロビート
気分は... :やはりバルサは強かった!
昨日のクラシコ「レアル・マドリード対バルセロナ」は興奮しました。
終わってみれば「2対0」でバルサの快勝でしたが、前半はドキドキものでした。サッカーはやはり決定力だということを痛感しました。
アフロビートの創始者Fela Kutiの3回目の登場です。
実は前回Fela Kutiを取り上げたのは昨年のサッカーUEFAチャンピオンズ・リーグ決勝「バルセロナ対マンチェスターU」戦の翌日であり、バルサの勝利を祝福すると文面と共にFela Kuti作品を紹介していました。
今回もそのパターンですね(笑)
『Ikoyi Blindness/No Buredi』、『Na Poi/Zombie』に続いて紹介するのは『Perambulator/Original Sufferhead』の2in1です。
ジャケ写真の上が『Perambulator』、下が『Original Sufferhead』です。
『Perambulator』は1983年リリースですがレコーディングは1977年です。『Original Sufferhead』は1981年リリースの作品であり、バンド名としてEgypt 80の名が登場しています。
2in1といっても相変わらず2枚で全4曲。
このあたりがネックでFela Kuti作品の購入を躊躇している方がいるかもしれませんね。でも、この長尺こそがFela Kutiの魅力だと思いますよ。
Fela Kuti本人のカリスマ性と権力と対峙するゲットー・ミュージックと覚醒するビートと相俟って、誰にも真似できないアフロ・ビートを本作でも堪能できます。
さぁ、魔性のアフロ・ビートの虜になりましょう。
全曲紹介しときやす。
「Perambulator」
まずは『Perambulator』の2曲。覚醒的なベースとオルガンに導かれ、あっという間に脳内が反逆のアフロビートで占領されてしまいます。いつも思いますが、Fela Kutiの曲ってどれも長尺なのに「あれ、もう終わり?」となってしまうんですよね。それだけアフロビートにハマっている証拠だと思いますが。
「Frustration」
こちらはインスト。ジャズ色の強いフリーキーな仕上がり。ゴツゴツとしたアフロビート・ワールドを堪能しましょう。
「Original Sufferhead」
ここからは『Original Sufferhead』の2曲。この曲は2010年の今聴いても快楽度がかなり高いですね。フツーにクラブミュージックとして聴いても全然イケるのでは?いつ聴いてもエレクトリック・マイルスに通じるこの魔性のオルガンの音色がたまりませんな。
http://www.youtube.com/watch?v=Wxd66QBRH1c ※Part1
http://www.youtube.com/watch?v=6855ClqatxQ ※Part2
「Power Show」
突き抜けた感じのサックスが気持ち良い1曲。Fela Kutiの持つカリスマ・パワーと音楽センスのバランスがとれた演奏を堪能できます。
http://www.youtube.com/watch?v=AohKMjOmGp8 ※Part1
http://www.youtube.com/watch?v=OLZs86c4RPg ※Part2
『Na Poi/Zombie』
『Ikoyi Blindness/No Buredi』
いつもより記事ボリューム少ないですが、まぁ勘弁してくださいな!