2010年06月04日

『ジャケット・アートの世界〜Abdul Mati Klarwein編』

今日は記事作成の時間が殆どないので、久々に"ジャケット・アートの世界"です。

Jackie McLean『Demon's Dance』の記事で紹介したドイツ出身の画家Abdul Mati Klarwein(1932-2002年)の作品を集めてみました。

Abdul Mati Klarweinはドイツのハンブルグ生まれ。1934年にパレスチナへ移民しています。世界各地への旅を続ける放浪の人生を送っていたようで、彼の作品にはその影響が色濃く反映されています。

一度観たら忘れない、ドキッとするジャケが多いですよね。
個人的には、神の啓示を描いたような神秘的な作風に惹かれます。

特にMiles Davis『Blue Mode』あたりはジャケとサウンドのイメージが見事に合致していますね。

CDサイズではなくLPサイズで鑑賞したい作品です。

Jackie McLean『Demon's Dance』(1968年)
デモンズ・ダンス

Reuben Wilson『Blue Mode』(1969年)
Blue Mode

Miles Davis『Bitches Brew』(1969年)
ビッチェズ・ブリュー

Miles Davis『Live-Evil』(1970年)
ライヴ・イヴル

Santana『Abraxas』(1970年)
天の守護神

Buddy Miles『Live』(1971年)
Live

The Last Poets『This Is Madness』(1971年)
This Is Madness

Earth, Wind & Fire『Last Days and Time』(1972年)
Last Days and Time

Osibisa『Heads』(1972年)
Heads

Gregg Allman『Laid Back』(1973年)
Laid Back

ここに挙げた10枚はジャケのみならず内容も充実しているものばかりです。僕が保有するのは2/3程度ですが、残りの作品もぜひゲットしたいですね。
posted by ez at 13:01| Comment(2) | TrackBack(2) | その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
ジャケット・アート大好きです!
日本なら信藤三雄、海外ならヒプノシスですね!
※トラックバックさせてもらいました。
Posted by パケット at 2010年06月04日 15:13
☆パケットさん

ありがとうございます。

70年代ロックを通過してくると、Hipgnosis、Roger Deanあたりのデザインは必ず目にしますよね。

部屋のインテリアで考えれると、フォトグラファーNorman SeeffやBlue Note作品でお馴染みReid Milesの手掛けたジャケなんかはLPサイズで飾っておきたいですね。
Posted by ez at 2010年06月05日 14:09
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