
発表年:2008年
ez的ジャンル:次世代クラブジャズ
気分は... :休みが欲しい...
最近忙しくて、CDショップに全く通うことができていません。
そのことが自分の中で物凄いストレスになっています。
ある意味、中古CDショップは僕にとってのパワースポットなので(笑)
今週末こそ絶対に行こう!そのために気合い入れて仕事をやっつけないと!
今回はクラブジャズ好き注目の次世代ジャズ・シンガーMichelle Amadorのアルバム『Higher』です。
Michelle Amadorはブルックリンを拠点活動するジャズ・シンガー/ソングライター。僕はてっきりヨーロッパ出身のシンガーだとばかり思っていました。
Stan Getz OrchestraのDon Haasのもとでピアノと作曲を学んだ後にジャズ・シンガーとしての活動を開始。
これまで『Composition』(2001年)、『Michelle Amador & The True Believers』(2005年)、『Higher』(2008年)といったアルバムをリリースしています。
今日紹介する『Higher』は大きな話題となりませんでしたが、クラブDJから高い評価を受けた隠れた名盤といったところでしょうか。
上記に示したのは国内盤ジャケですが、2009年発売の輸入盤のジャケはこんな感じです。
Michelle Amador『Higher』 ※輸入盤

国内盤と輸入盤では曲順も異なっています。
音的にはクラブジャズということになるのですが、意外とオーソドックスな面もある渋めの仕上がりになっています。
彼女自身のアーティスト情報が少ないこともあり、ミステリアスな魅力に包まれている点も大好きです。
全曲紹介しときやす。
「Prayer for the Confused」
落ち着いた仕上がりながらもクラブジャズならでのセンス溢れたオープニング。クールな中にも人を惹きつける何かがあります!
「Higher」
タイトル曲はクールなアップ・チューン。ヒンヤリ感がたまりませんな。クラブジャズ好きの人には鉄板な仕上がりです。
「Eager of the Years」
ミステリアスなバカンスといった趣の仕上がり。慌しい日常から逃避したい時に聴くとピッタリ!
http://www.youtube.com/watch?v=s3BTGJ6OokQ
「Love Everlasting」
シンプルな音空間の中でMichelleのヴォーカルの魅力を堪能できます。
「Madrina」
(多分)スペイン語で歌われているヨーロピアン・テイストの仕上がり。妖しげなフルート音色が印象的です。
「Because of You」
12インチでシングル発売もされた曲。シンプルながらもNu Jazzな雰囲気にグッときまうs。ボーナス・トラックのリミックスと比較すると、少し大人しい仕上がりですが。
「You Can Win」
淡々とした仕上がりながらもMichelleのヴォーカルでジワジワと盛り上げてくれます。
「In & Out」
DJ Eurokをフィーチャー。グイグイと全体を牽引するベースラインが格好良いですね。Michelleの少しウエットなヴォーカルを切り裂くようなラップもいい感じです。
「Here It Is」
重心の低いジャズ・ファンク・チューン。このタイプの曲がMichelleにマッチするかは多少ビミョーですが・・・
「Who You Are」
アルバムで一番のお気に入りです。クラブ・ミュージック好きの方はグッとくるであろうブラジリアン・フレイヴァーの効いたクール・グルーヴに仕上がっています。YouTubeにリミックス音源があったので紹介しておきます。
「Who You Are (Art Bleek Remix) 」
http://www.youtube.com/watch?v=iVaXLlId2V8
「He & She」
男性ヴォーカルとのデュエットによるクラブジャズらしいバラード。酸いも甘いも知った大人の恋といった雰囲気が漂います。
「Because of You (Polar Pair Remix) 」
国内盤ボーナス・トラックとして「Because of You」のリミックスが収録されています。フロア仕様の仕上がりでテンション上がること間違いなし!
何かあっさりした記事になってしまいましたが、今週は時間がないのでどうかご勘弁を!
ューサーは新譜が秋に出ると噂のzed biastと意外でしたが、何もかも忘れて夜にドライブがてらゆっくり聴くにはかなり良さそうですね。
ネット時代とはいえ中古盤屋での偶発的出会いは一入なものです。お気に入りの作品がカスみたいな値段で売られているのを見てブーたれるもまた一興。
最近こんなの買いました。個人的に今年のベストアルバム候補な作品です。58歳にしてこのセンスはちょっとありえない!
http://www.traxsource.com/index.php?act=show&fc=tpage&cr=titles&cv=57226
ありがとうございます。
> プロデューサーは新譜が秋に出ると噂のzed biastと意外でしたが、
そうした着眼点は全くありませんでした(汗)
> 中古盤屋での偶発的出会いは一入なものです。
本作との出会いは正にそんな感じでした。
自分の直感に賭けて、衝動買いするのはスリリングですよね!
> 最近こんなの買いました。
Chaz Jankelサイコーです!
そして、Blockheadsのメンバーであったことに驚きました。
パブロックが長い年月を経てクラブジャズとして昇華するなんて感動します!
zed bias(Maddslinky)はロンドンのクラブシーンで活躍するベテランでブロークンビーツから2ステップ、ダブステップまでなんでもやる人で、今この曲(feat Omar!)がすごく話題になってるんですよ。この出来ならアルバムも期待できそうです。
http://www.youtube.com/watch?v=gGCs7goVb_8&feature=player_embedded
良い週末を。おやすみなさい。
ありがとうございます。
Maddslinky feat. Omar「Special」聴きました。
この路線は僕好みです。それにしてもOmarは今でも若々しいですね!