発表年:2002年
ez的ジャンル:クールダウン系ディープ・ハウス
気分は... :Ayaサイコー!
今日は熱帯夜の暑苦しさをクールダウンできるハウスでも聴きたい気分・・・
そこでセレクトしたのがBlue Six『Beautiful Tomorrow』(2002年)です。
Blue Sixは、サンフランシスコの人気ハウスレーベルNaked Musicの共同創始者であり、N.Y.を拠点に活躍するDJ/プロデューサーJay Denesによるソロ・プロジェクトです。
これまで『Beautiful Tomorrow』(2002年)、『Aquarian Angel』(2007年)、『Noesis』(2010年)という3枚のアルバムをリリースしています。
今年最新作『Noesis』をリリースしたBlue Sixですが、やはり代表作といえば1st『Beautiful Tomorrow』になりますよね!
観ているだけでクールダウンできるジャケからして秀逸ですよね。
レコーディングにはJay Denesの盟友Dave Boonshoft、Mark Anthony Jones、Dave Warrin等が参加し、さらにLisa Shaw、Monique Bingham、Lysa、Diva Blue、Catherine Russell、Eve Robinsonという6人の女性ヴォーカリストがフィーチャーされています。
このうち、Lysaは当ブログでもソロ・アルバム『Strange Flower』(2004年)を紹介したAya(本名:Lysa Aya Trenier)のことです。ちなみに『Strange Flower』もNaked Musicからのリリースであり、Jay Denesがプロデュースしています。
アルバム全体としてはクールなディープ・ハウスといった印象です。
ディープと言っても、アーバンでスタイリッシュな仕上がりなのでハウス好き以外の方も十分に楽しめます。語弊があるかもしれませんが、Sadeのハウス版といった雰囲気があります。
「Sweeter Love」、「Music And Wine」 、「Pure」、「Let's Do It Together」といった人気シングルを中心に、クールダウンに最適なハウス・チューンが揃っています。
Aya大好きな僕としては『Strange Flower』とセットで聴きたいですね。
全曲紹介しときやす。
「Let's Do It Together」
オススメその1。Lisa Shawのヴォーカルをフィーチャー。彼女はNaked MusicからJay Denesプロデュースでソロ作『Cherry』(2005年)をリリースしています。クールかつ洗練されたサウンドとソウルフルでありながら熱唱しすぎないLisaのヴォーカルが実にマッチしています。
http://www.youtube.com/watch?v=SibHmkr-UZ4
Lisa Shawは昨年Miguel MigsのレーベルSalted Musicから2ndソロ『Free』をリリースしています。Miguel Migsと共に本曲でクラビをプレイしているDave Warrinがプロデューサーとして大きく関与しています。
「Close To Home」
オススメその2。Monique Binghamのヴォーカルをフィーチャー。クール&レイジーな雰囲気がいいですね。Mark Anthony JonesのギターやFabio Morgeraのミュート・トランペットもいい感じです。
http://www.youtube.com/watch?v=aZzAPu_tMrE
「Music And Wine (Teksoul Dub) 」
後述する「Music And Wine」のダブ・ヴァージョン。オリジナルを聴いた後に聴き比べると楽しいと思います。
「Sweeter Love」
オススメその3。Lysa(Aya)のヴォーカルをフィーチャー。Aya大好き!の僕としては一番のお気に入り曲です。アーバンなディープ・ハウス・サウンドとAyaのキュートなセクシー・ヴォーカルはサイコーです!
http://www.youtube.com/watch?v=m3wp3rGITOQ
「Pure (Jay's Nitelife Dub) 」
後述する「Pure」のダブ・ヴァージョン。これもオリジナルを聴いた後に聴き比べしてみましょう。
「All I Need」
オススメその4。Diva Blueのヴォーカルをフィーチャー。バカンス・モードのハウス・チューンといった感じですね。パーカッシヴな仕上がりが僕好みです。
http://www.youtube.com/watch?v=EjqCK78pOX8
「Very Good Friends」
Catherine Russellのヴォーカルをフィーチャー。ソウルフルかつチルアウトな仕上がりです。マッタリした雰囲気がたまりません。
http://www.youtube.com/watch?v=y6JRPCQKhoM
「Yeah」
Mark Anthony Jonesがソングライティング&ギター&ヴォーカルと大活躍の1曲。
http://www.youtube.com/watch?v=VgU7N7JbrJc
「Grace (Freedom Dub) 」
Eve Robinsonのヴォーカルをフィーチャー。Carlos Gomezのコンガが効いたトライバル・テイストの仕上がりが印象的です。
http://www.youtube.com/watch?v=yT1Kz0xHwGE
「Love Yourself」
オススメその5。「Sweeter Love」に続きLysa(Aya)のヴォーカルをフィーチャー。もちろん大のお気に入り曲です。『Strange Flower』が好きな方は絶対気に入るクール・メロウ・チューン。Ayaらしいウィスパー・ヴォーカルの魅力が全開です。
http://www.youtube.com/watch?v=JKTpZoDITSY
「Come Inside」
Eve Robinsonのヴォーカルをフィーチャー。箸休めの1曲といった感じですね。
http://www.youtube.com/watch?v=gqNfrnSAiNY
「Music And Wine」
オススメその6。Catherine Russellのヴォーカルをフィーチャーした人気の高い1曲ですね。まさにワイン片手に聴きたいソウルフルかつスタイリッシュなディープ・ハウスに仕上がっています。Richard Worthのフルートが涼しげに響いてきます。
http://www.youtube.com/watch?v=B9N_Y1ZhWbs
「Pure」
オススメその7。Monique Binghamのヴォーカルをフィーチャー。この曲も人気が高いのでは?ハウス・ファン以外でも親しみやすいアコースティックな味わいが印象的です。YouTubeにオリジナル・ヴァージョンの音源が無いのが残念ですが・・・
「Beautiful Tomorrow」
ラストのタイトル曲はCatherine Russellのヴォーカルをフィーチャー。クール&ミステリアスな雰囲気にグッとくる1曲です。
http://www.youtube.com/watch?v=VKvQqEEHNIk
気になる方は2nd『Aquarian Angel』(2007年)、3rd『Noesis』(2010年)もチェックしてみては?
『Aquarian Angel』(2007年)
『Noesis』(2010年)
未聴の方は、これを機会にAya『Strange Flower』(2004年)も聴いてみて下さい。
Aya『Strange Flower』(2004年)
Aya「Looking for the Sun」
http://www.youtube.com/watch?v=TZjUzaY7xwE
Aya「Nobody Knows Me」
http://www.youtube.com/watch?v=gmZ-ZY9gNgg
Aya「You're Not the Only One」
http://www.youtube.com/watch?v=tzRUF3cgHDw
Aya「Put Your Faith in Us」
http://www.youtube.com/watch?v=1-AHmQkheFA
Aya「Curtain Call」
http://www.youtube.com/watch?v=DeGSpcEAbQU
夜のBGMに最適!と言ったら失礼かな?
美形のAyaちゃん共々良い意味で強烈なインパクトがない分、長く楽しめそうなアルバムですね。
ありがとうございます。
僕はこのヒンヤリ感のあるジャケ大好きです。
> 夜のBGMに最適!と言ったら失礼かな?
まぁ、基本はハウスなので、じっくり聴き込むような作品ではないことは確かです。
熱帯夜に涼むBGMとしていいかもしれませんね。