2010年09月14日

Digital Underground『Sons Of The P』

2ndもP-Funkネタ満載☆Digital Underground『Sons Of The P』
Sons of the P
発表年:1991年
ez的ジャンル:P-Funk系Hip-Hop
気分は... :ドルフィンズ開幕白星スタート!

Shock Gを中心としたHip-HopグループDigital Undergroundの2回目の登場です。

デビュー・アルバム『Sex Packets』(1990年)に続いて紹介するのは、2ndアルバム『Sons Of The P』(1991年)です。

Digital Underground(DU)と言えば、"P-Funk好きが作ったHip-Hop"といった感じでFunkadelicParliament等のP-Funkネタを使ったトラックと、お馬鹿モードのラップで90年代前半のHip-Hop黄金期を飾ったHip-Hopグループの1つでした。また、一時期2Pacが在籍していたグループとしても知られています。

僕も『Sex Packets』は大好きで当時かなり聴いていました。今でも「Humpty Dance」「Doowutchyalike」といったクラシックは大好きで聴いています。

「Humpty Dance」(From 『Sex Packets』)
 http://www.youtube.com/watch?v=xylYIkhGEAY
「Doowutchyalike」(From 『Sex Packets』)
 http://www.youtube.com/watch?v=QJ0FWt0omQc

今日紹介する『Sons Of The P』(1991年)は、『Sex Packets』の後、6曲入りEP『This Is an EP Release』(1991年)を挟んでリリースされた2ndアルバムです。

正直、『Sex Packets』と比較すると、殆ど忘れ去られたアルバムかもしれません。確かに『Sex Packets』のようなインパクトはありませんが、きちんと聴けばP-Funkネタのトラックに溢れたDUらしいHip-Hopを楽しめるアルバムに仕上がっています。

P-Funk軍団の総帥George Clintonの参加も要チェックです。また、Naughty By NatureもTreachもゲスト参加しています。

良くも悪くも90年代前半らしいHip-Hopアルバムです。
P-Funkの息子達によるHip-Hopを楽しみましょう!

全曲紹介しときやす。

「The DFLO Shuttle」
オススメその1。オープニングは2Pacもフィーチャーされています。腰にくる重くうねるトラックが格好良いですね。The Meters「Funky Miracle」ネタ。

「Heartbeat Props」
オススメその2。Funkadelic「Freak Of The Week」ネタやトラックのブリブリ感が、いかにもP-Funk好きのHip-Hopという感じで大好きです。

「No Nose Job」
オススメその3。アルバムからの2ndシングル。お馬鹿モードのPVも含めて、DUらしさ全開の仕上がりです。Parliament「Aqua Boogie」、Dyke & The Blazers「Let A Woman Be A Woman, Let A Man Be A Man」ネタ。
http://www.youtube.com/watch?v=7O8AyJ2rvy8

「Sons Of The P」
P-Funk軍団の総帥George Clintonをフィーチャー。ネタもParliament「Flash Light」Zapp「More Bounce To The Ounce」というP-Funkの王道を行きます。その割には少し大人しい気もしますが・・・

「Flowin' On The D-Line」
地を這うかのようなへヴィなトラックが印象的です。Prince「Housequake」Parliament「Aqua Boogie」ネタ。

「Kiss You Back」
オススメその4。アルバムからの1stシングルにもなったクラシック。Funkadelic「(Not Just) Knee Deep」ネタのトラックが実にキャッチーです。いつ聴いてもユル〜い感じがDUらしくて大好きです。同じ「(Not Just) Knee Deep」ネタのDe La Soul「Me, Myself & I」とセットで聴きたくなりますね。
https://www.youtube.com/watch?v=qei_zG_kkUI

「Tales Of The Funky」
オススメその5。Funkadelic「One Nation Under A Groove」ネタのユルユル・トラックがクセになるP-Funkモード全開のファンキー・チューンです。

「The Higher Heights Of Spirituality」
インタールード的なトラック。

「Family Of The Underground」
オススメその6。Sly & the Family「Family Affair」ネタのクール・トラックにのって、ポッセカット的な楽しさを堪能できます。P-Funk度は低いですが、格好良さでいけばアルバム随一かも?

「The D-Flowstrumental」
P-Funkテイストに溢れたインスト・チューン。

「Good Thing We're Rappin'」
ラストは約11分半の大作です。ゴリゴリと押しまくります。

『Sex Packets』(1990年)
Sex Packets

昨日よりNFLの第1週が本格的に開幕しました。
我がドルフィンズはアウェイでビルズに15対10で勝利しました。
TV放映が無いのが残念ですが、ハイライト動画をチェックした限りでは守備陣が奮闘したようですね。次週バイキングス戦は攻撃陣にも爆発して欲しいです。

それ以外では昨シーズンのAFC王者のコルツがまさかの黒星スタートとなりました。チームの中心であるQBマニングは素晴らしい出来だったようなので、それ程心配する必要はないのかもしれませんが・・・
posted by ez at 02:02| Comment(0) | TrackBack(0) | 1990年代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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