2010年10月13日

Cherrelle『Affair』

Jam & Lewisプロデュース、キャリアのピークを迎えた3rd☆Cherrelle『Affair』
Affair
発表年:1988年
ez的ジャンル:Jam & Lewis系ブラコン
気分は... :やはりJam & Lewisですな!

今回はキュートな女性ソウル・シンガーCherrelleの3rdアルバム『Affair』(1988年)です。

Cherrelleの紹介は2nd『High Priority』(1985年)に続き2回目となります。

Alexander O'Nealと並び、人気プロデューサー・チームJam & Lewis(Jimmy Jam & Terry Lewis)が手掛けたアーティストの代表格ですね。

Cherrelleと言えば、Alexander O'Nealとデュエットした名曲「Saturday Love」を収録した2nd『High Priority』の印象が強いですね。

Cherrelle & Alexander O'Neal「Saturday Love」
 http://www.youtube.com/watch?v=deuSgKszlk4

その『High Priority』で勢いに乗ったCherrelleおよびJam & Lewisが、その路線を推し進め、彼女のキャリアのピークを迎えた作品が本作『Affair』(1988年)です。『Affair』からは1stシングル「Everything I Miss At Home」が全米R&Bチャート第1位、2ndシングル「Affair」が同チャート第4位となっています。

オリジナル全12曲(国内盤は全13曲)のうち、Jam & Lewisプロデュースが9曲、3曲がCherrelle/Randy Ran/Steve Hodgeのプロデュースです。CherrelleとRandy Ranは1986年に結婚しています。

前作「Saturday Love」に続き、ファンお頼みAlexander O'Nealとのデュエット曲も収録されています。バック・コーラスで当ブログでも紹介したJam & Lewisお抱えの白人女性ソウル・シンガーLisa Keithも参加しています。

みんなが期待していた当時のJam & Lewisサウンドに加え、翌年リリースされたJam & Lewisプロデュースによるモンスター・アルバムJanet Jackson『Rhythm Nation 1814』(1989年)を予感させる楽曲もあります。改めて聴き直すと、直後に音楽シーンを席巻することになるJam & Lewisサウンドの進化プロセスを確認できる作品として楽しめます。

特に「Keep It Inside」は、僕の中で「Saturday Love」に迫る大名曲なので、ぜひチェックしてみて下さい。

やはりJam & LewisとCherrelleの組み合わせはキュンとしますな!

全曲紹介しときやす。

「Looks Aren't Everything」
オススメその1。Jam & Lewisプロデュースらしくドラマチックなイントロでスタートするオープニング。CherrelleおよびJam & Lewisファンの期待を裏切らない、"らしさ"満載のアップ・チューンです。
http://www.youtube.com/watch?v=muYd5zp2saA

「Pick Me Up」
典型的なJam & Lewisサウンドにニンマリです。同じような楽曲を何度も聴いているのにグッときてしまいます。
http://www.youtube.com/watch?v=yJHJmARaiOk

「Discreet」
オススメその2。Cherrelleの吐息と共にスタートするJam & Lewisらしいアップ・チューン。初期のJam & Lewisからのヴァージョン・アップを感じさせる1曲です。
http://www.youtube.com/watch?v=DOPYPHhngeM

「Happy That You're With Me」
軽快かつメロディアスなミッド・グルーヴ。Cherrelleのキュートな魅力にマッチ!
http://www.youtube.com/watch?v=TQczlOEj1hY

「Affair」
オススメその3。タイトル曲は2ndシングルとして全米R&Bチャート第4位となっています。Janet Jackson『Rhythm Nation 1814』(1989年)を予感させる硬質ビートのダンス・チューンです。
http://www.youtube.com/watch?v=p5mT2LOjoXs

「What More Can I Do For You」
『Rhythm Nation 1814』が好きな人であれば気に入るでしょう。まさに『Rhythm Nation 1814』のプロトタイプといった仕上がりです。
http://www.youtube.com/watch?v=RrHqqvWj8S0

「Foolin' Around」
オススメその4。国内盤のみ収録の曲ですが、Cherrelleの弾けたヴォーカルにグッとくるキャッチーなミッド・グルーヴに仕上がっています。
http://www.youtube.com/watch?v=R2DxpAGbtkw

「Everything I Miss At Home」
オススメその5。Alexander O'Nealとのデュエット1曲目。前述のように1stシングルとして全米R&Bチャート第1位に輝いた大人のスロウ。Cherrelle、Alexがしっとりと聴かせてくれます。
http://www.youtube.com/watch?v=jaXRDZQOGi4

「Keep It Inside」
オススメその6。ダントツ!僕の一番のお気に入り曲。Alexander O'Nealとのデュエット2曲目。なぜシングル・カットしなかったのか不思議なくらいの名曲。Cherrelle、Alex、Jam & Lewis三者の魅力が凝縮されたキャッチーなミッド・グルーヴ!Jam & Lewis好きならば間違いなくグッとくる1曲です。
http://www.youtube.com/watch?v=RwLzkybVSCg

「My Friend」
ここから3曲はCherrelle/Randy Ran/Steve Hodgeのプロデュースによる素敵なスロウ三連発です。別々の道を歩むことになったかつて恋人に、いつまでも真の友達であり続けると誓う、感動の中にも切なさが募る1曲です。
http://www.youtube.com/watch?v=2vHxPpvq7TM

「Crazy (For Loving You) 」
抑えきれない恋人への思いを歌ったラブソング。Cherrelleのキュートな歌声でこんな歌詞を歌われるとグッときます。
http://www.youtube.com/watch?v=jeSDqvlWzu8

「Lucky」
愛の虹を信じようとする女心を歌ったラブソング。少しジャジー・モードの小粋なバックもグッド!
http://www.youtube.com/watch?v=oGRJkTxN73k

「Home(Reprise)」
ラストは「Everything I Miss At Home」のリプライズで余韻を味わいながらアルバムは幕を閉じます。

『High Priority』(1985年)
High Priority

サッカー日本代表はザッケローニ新監督による2試合が終わりましたね。

昨夜の韓国戦はスコアレス・ドローでしたが、観ていてそれなりに楽しめました。フィジカルやテクニック云々ではなく、メンタル面でたくましい戦いぶりだったのが良かったと思います。個人的には今野を一列前で起用して欲しいのですが、DF不足の状況だったので仕方ありませんね。

A代表の奮闘の一方で、U-19アジア選手権準々決勝の日韓戦はショックな結果に終わりました。日本は2対3で韓国に逆転負けし、2大会連続でU-20W杯出場を逃しています。このような状況では日韓の差はなかなか縮まらないのでは?
posted by ez at 00:22| Comment(2) | TrackBack(0) | 1980年代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
なつかしいなあ〜
一時期かなり聞き込んだのですが
しばらく聞いてないな。。。
色々思い出してなんだかドキドキしてきました。
Posted by けん at 2010年10月14日 04:10
☆けんさん

ありがとうございます。

Jam & Lewisサウンドを聴くと、一気にタイムスリップしてしまいますね。
特にAlexander O'Nealとの「Keep It Inside」を聴くと、かなりグッときます。

イルカ軍団は気づけば五分の成績になってしまいましたね。
次戦もアウェイでのパッカーズは厳しい戦いとなりそうです。
1週休みが良い方向に向かってくれれば良いのですが・・・
Posted by ez at 2010年10月15日 12:03
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]


この記事へのトラックバック