発表年:1967年
ez的ジャンル:Mod Jazzバイブル
気分は... :ヒップだぜぃd(^-^*)♪
昨日も書いた「ミラン対バルセロナ」は、見事バルサの勝利\(^ ^)/
それにしても決勝点を生んだロナウジーニョのラストパスはさすが神技でしたな。
さて、先週紹介したSmall Faces『Small Faces』が意外に(?)好評でした。結構皆さんモッズ好きなんですね(^-^)
ということで、今回はモッズ好きにはオススメのMod JazzバイブルManfred Mann『Soul Of Mann』っす。
Manfred Mannは、Manfred Mann(key)とMike Hugg(ds、vib)を中心に60年代に活躍したブリティッシュ・ビート・グループっす。
Manfred Mannは、ポップなビート・グループと、モッドでグルーヴィーなジャズ・ロックを演奏するグループという2つの側面を持っていましたよね。このうち、今日の彼らの再評価を高めているのは後者の側面の魅力によるものが大きいですよね。特に、1980年代後半から1990年代前半のAcid Jazzブームあたりで彼らへの注目がにわかに高まってきましたよね。
僕もManfred Mannの名は、中学の時のロック史研究でその名はインプットされていたけど、「5-4-3-2-1」、「Do Wah Diddy Diddy」、「Pretty Flamingo」といったヒットソングのイメージが強く、正直彼らのジャズ的なアプローチを体験したのは、社会人になってからでシタ。
そんなManfred Mannのジャズ的なアプローチを象徴するアルバムが『Soul Of Mann』(1967年)デス。実はこのアルバムは、彼らのオリジナル・アルバムではありません。インスト・ナンバー中心のこの編集アルバムは、発売当時もそれなりのチャート・アクションがあったけど、後年になってその人気はウナギのぼりっす。今日では、オリジナル・アルバム以上の人気アルバムなのでは?
ちなみに僕が持っているの再発盤はジャケがメンバーの演奏シーンになっているものデス。正直、この再発ジャケの方が今回表示しているオリジナル・ジャケよりも雰囲気があっていいっす。ちなみにその再発盤はライナーノーツがピチカートファイヴの小西康陽氏とサバービアの橋本徹氏という豪華メンバーっす。
オススメ曲を紹介しときやす。
「The Abominable Snowmann」
とってもブルージーなオープニング・ナンバー。Mike Huggのヴァイヴがイイ感じっす。
「I Got You Babe」
Sonny & Cherのカヴァー。ホーンセクションがイカしたジャズ・ロック♪
「Spirit-Feel」
アップテンポのスリリングなナンバー。アクション刑事映画の追跡シーンにピッタリなカンジっす。
「L.S.D.」
アルバム唯一の歌ものっす。Paul Jonesがブルージーなボーカル&ハーモニカを披露してくれマス。
「(I Can't Get No) Satisfaction」
「My Generation」
「Still I'm Sad」
Rolling Stones、The Who、Yardbirdsのヒット曲カヴァー3連発。「(I Can't Get No) Satisfaction」は、オリジナルの雰囲気を残しつつ、オルガン唸りまくりのジャズ・ロックに仕上げたカンジっす。「My Generation」は、言われないとこの曲だと気付かないかも?でも、とってもクールな仕上がりで、Whoファンの僕もお気に入りっす。「Still I'm Sad」もスリリングでカッチョ良い仕上がりになってマス。
「Satisfaction」も「My Generation」もカヴァーを紹介する前にオリジナルを紹介しないとね(笑)
「Mr. Anello」
少しラテンのりのゴキゲンなナンバー。ここでもPaul Jonesのハーモニカがイイ味出してマス。
「Brother Jack」
トラディショナル・ソングのカヴァーっす。「かえるの歌」に似てるけど、微妙に違うのかな?思わず輪唱したくなりま〜す。
「Tengo, Tengo」
「Sack O' Woe」
Miles Davis『Milestones』の記事でも紹介したサックス奏者Cannonball Adderleyのカヴァー2曲。小気味良い演奏を聴かせてくれる2曲っす。
昨晩は大失敗が1つ。
以前に紹介したWOWOWの音楽番組『Rock The Classic』のThe Who『Who's Next』の放送が昨晩だったんだけど、仕事の打ち合わせが終わらず、見逃してしまいまシタ。ずっと楽しみにしていたのに無念じゃ〜\(#><)/