発表年:1975年
ez的ジャンル:未成年系大所帯ファンク
気分は... :ヤングパワー大爆発!
そろそろ、サッカーW杯の各国メンバー発表が近づいてきました。
お気に入りの選手が代表入りできるかが注目ですな。僕的には、W杯で次世代スーパースターのプレーを観たい思いが強いですね。そんな中で注目しているのが二人の10代プレイヤー、メッシ(アルゼンチン)とセスク(スペイン)っす。
メッシは、先のアルゼンチンの第1次メンバー発表16名に入っていたので一安心。あとはケガの完治を祈るのみデス。セスクも5/5発表のスペイン代表候補27名に残っていたので、何とか入れそうかなぁ。
この二人は5/17にUEFAチャンピオンズリーグ決勝「アーセナル対バルセロナ」で激突っす。メッシ(バルセロナ)はケガで出場が微妙ですが、セスク(アーセナル)には活躍して欲しいっす。
ところでイングランドはルーニーのケガが気になりますね。特別好きな選手じゃないけど、彼抜きのイングランドは考えられません。奇跡が起きてメンバー入りし、W杯のピッチに立っいることを願うばかりです。
さて、今回は脅威の若手ファンク・グループ(だった)Exit 9の紹介デス。
Exit 9『Straight Up』は、レア・グルーヴのムーブメントの中で再評価されたアルバム。
Exit 9は、(多分)東海岸出身の9人組ファンク・バンド。このグループが発表したアルバムは本作『Straight Up』の1枚のみ。詳しくは知らないけど、多分全然売れなかったアルバムなんだろうね。でも、そんな幻の作品がレア・グルーヴのムーブメントの中で発掘され、クラブ系リスナーに大歓迎を受けた。
僕がExit 9を知ったのは、フリーソウルのコンピ『Free Soul.the classic of Brunswick』。名前の通りこのコンピはソウルレーベルの老舗Brunswickの作品集っす。少し脱線すると、このコンピの1曲目に収録されたBarbara Acklin「Am I the Same Girl」という曲がメチャ好きっす(Swing Out Sisterがカヴァーが有名ですね)。
Brunswickと言えば、Chi-Lites、Directionsといったソウルのイメージが強いし、このコンピも躍動感のあるソウル・ナンバーが中心なのだが、その中で、ひときわ元気なファンキー・チューンで目立っていたのがExit 9だった。ということで、Exit 9の唯一のアルバム『Straight Up』はBrunswickから発表されたものデス。
アルバム全体の印象は、とにかく熱気ムンムンのファンキー・グルーヴのオンパレードとってカンジですな。クラブ系リスナーが熱狂するはずですわな。そして、驚かされるのが、このゴキゲンな演奏を繰り広げたメンバーはこの作品発表時16歳〜20歳だということ。メンバーの大半が未成年だったんですね。それにしても、その若さでこの演奏は信じられませんね!<(゚∀゚;)>
ジャケ写真のイメージがそのままサウンドになったカンジのアルバムです。
メンバーが写真からそのまま飛び出して演奏してくれそうですよね!
初期のKool & the Gangあたりが好きな人は気に入るのではと思いマス。
オススメ曲を紹介しときやす。
「Jive man」
いきなりヤングパワー大爆発のノリノリのファンク・チューンでスタート。僕の一番のお気に入りナンバーっす。Doobie Brothersの名曲「Long Train Runnin'」を超ファンキー・グルーヴにしたカンジかも?
「Straight up」
さらにたたみ掛けるように2曲目も「Jive man」同様のファンキー・グルーヴ。間奏のホーンセクションがどことなくKC & the Sunshine Band「That's the Way (I Like It)」を思い出させマス。
「Julie I love you」
ノリノリの2曲は、小ブレイクでロマンティックなスロー。ファンク・グループのバラードにヤラれやすい僕としては、このギャップ感がいいですな。
「Fly」
前述の『Free Soul.the classic of Brunswick』に収録されていた人気ナンバー。ホーンセクションのフレーズがとっても印象的っす。あとパーカッション大好きの僕としては、コンガがパカパカ鳴りまくりなのがウレシイ限りっす。
「Miss funky fox」
最初の10秒のカッチョ良さでノックアウトされるファンク・ナンバー。♪Miss!funky!fox!♪ってコーラスがやたら気合い入っていて好きデス。
「Thoughts of you」
驚きの絶品スロー。エレピの音色がとってもメロウでいいカンジっす。甘〜いメロメロ・ボーカルもたまりませ〜ん。
「I love you! I love you completely」
ホーンセクション大活躍のファンキー・チューン。ラテン・フレイヴァーも加わり、熱気を高めてくれマス。
「M.F.B」
スリリングなグルーヴ感が魅力のファンキー・チューン。「Jive man」と並ぶお気に入り曲デス。
恐るべしヤングパワー!そしてこんな才能を持つグループが1枚しかアルバムを発表できないのがアメリカの音楽業界なのか...
ワールドカップといえば、ezさんならご存知だと思うけどナイジェリアのFWに カヌー という選手がいて、ひいきでしたね。華麗な技を持っていた記憶があります。
あとウルグアイの選手 レコバ とか。
古いところだとドイツのルンメニゲとか。(海外のサッカーに詳しいわけではありません誤解なきよう)
ワールドカップ過去の名勝負集なんか以前テレビでやってるのを観てエキサイトしましたね。過去の名勝負もいろいろ観てみたいものです。
ありがとうございます。
カヌーも、レコバもまだ現役で頑張っていますよ!
今シーズン、カヌーは稲本のチームメイトでした。
ルンメニゲは82年のW杯スペイン大会の印象が強いですね。
現在彼はドイツの名門バイエルン・ミュンヘンの会長を務めています。