発表年:1978年
ez的ジャンル:フレンチ・レア・グルーヴ
気分は... :寝て忘れる!
昨日はある事に関する自分の勉強不足で自己嫌悪に陥り、夜はメシも食わずに不貞寝していました・・・かろうじてサッカーアジア杯だけは観ましたが(笑)
僕の場合、ストレス状態や落ち込んだ時のマインド・リセットの方法は、とりあえず落ち込んだまま寝てしまい、起きたらお気に入りの音楽を聴くというパターンですかね。
そんなマインド・リセットの1枚としてセレクトしたのは、レア・グルーヴ好きにはお馴染みのグループCortexの3rdアルバム『Pourquoi』(1978年)です。
キーボード奏者Alain Mionを中心とするフランスのジャズロック/クロスオーヴァー・ユニットCortexの紹介は、1st『Troupeau Bleu』(1975年)に続き2回目となります。
『Troupeau Bleu』があまりにも有名なCortexですが、3rdかつラスト・アルバムとなる本作『Pourquoi』もセンス抜群のメロウ・サウンドを堪能できます。
これまで入手困難な幻の1枚でしたが、昨年めでたくCDリイシューが実現しました。
Alain Mion(key、vo)、Alain Gandolfi(ds、per)というメンバー二人に加え、Luc Soulay(key)、Jean Lefebure(ts)、Giulio Didio(tp)、Jean-Pierre Massiera(back vo)、Joyce Pepino(back vo)、Micky Figliolini(back vo)がレコーディングに参加しています。
ジャケのイメージから想像できないほどのメロウ・サウンドを堪能しましょう!
全曲紹介しときやす。
「Sans Toi」
AOR風のオープニング。メロウなローズの音色とアナログ・シンセのベース・ラインを中心に、効果抜群のホーン・サウンドとフレンチ・ヴォーカルも加わり、アーバンに疾走します。
「Images」
キーボード・サウンド好きにはたまらない黄昏メロウ・グルーヴ。フランス語の響きがメロウ気分をさらに盛り上げてくれます。
http://www.youtube.com/watch?v=RcSKmGepcAc
「Pauvre Star」
アルバムで一番のお気に入り曲。ひたすら気持ち良いサマー・モードのメロウ・グルーヴ。何処となく切ないムードにもグッときます。
http://www.youtube.com/watch?v=nKO0oYKZpPU
「La Bulle」
淡々としていまずが、女性コーラスがアクセントになっています。
「Runnin From You」
アルバムの中でも最もファンキーに疾走します。アルバム・ジャケからは想像できない格好良さ(笑)
「Le Visionnaire」
哀愁モードのダンサブル・チューン。聴いていると、だんだん脳内が高揚してきます。
http://www.youtube.com/watch?v=VDoupRZQ6ZU
「Pourquoi」
タイトル曲は哀愁モードのメロウ・グルーヴ。男の哀愁漂うメロウ・サウンドと少し頼りないヴォーカルが実にマッチしています。
http://www.youtube.com/watch?v=aDUEwzYqMSg
「Make Me Love You」
セクシー女性コーラスもグッドなフレンチ・ソウル・チューン。何度も聴いているうちにクセになる1曲。
「Matin Gris」
ラストはミステリアス・モードの哀愁メロウ・チューン。ミステリアスな音色に魅了されます。
http://www.youtube.com/watch?v=MVi-AHhnWAI
『Troupeau Bleu』をはじめ、他のCortex作品もチェックを!
『Troupeau Bleu』(1975年)
『Vol.2』(1977年)
気付けば、24時間以上何も食べていません。
何か食おうっと!