発表年:1981年
ez的ジャンル:スウィート・アーバン・ソウル
気分は... :スイーツ食べたけど...
仕事柄、コミュニケーションについて他人に話をする機会がそれなりにある。
コミュニケーションが上手な人は、基本的に「聞き上手」である。
聞き上手の人は、主役は自分ではなく相手であることをよく心得ている。だから、話をする時も、自分は脇役に回り、相手の文脈に合わせて、相手が主人公の話をしてくれる。
コミュニケーションが下手な人は、基本的に「話したがり」である。
話したがりの人は、相手の話などお構い無しに、文脈に関係ない自分の興味のある話を一方的にしゃべる。当然ながら、話の主人公は自分であり、相手ではない。
「聞き上手」と「話したがり」、どちらに心を開くかは自明だと思いマス。
ちなみに本ブログは「聴き上手」なブログにしたいですね(笑)
さて、今回はLamont Dozierプロデュースのソウル・グループZingaraっす。
Lamont Dozierと言えば、Supremes、Miracles、Four Tops、Temptations、Martha Reeves & The Vandellas等モータウンの看板グループの代表曲を数多く手掛けた無敵のソングライティング・トリオH-D-Hの一人ですよね。
そんな彼が全面プロデュースした作品が、LAの謎のソウル・グループZingaraの唯一のアルバム『Zingara』(1981年)っす。Zingaraがどんなグループだったのか不明だったのが、1つだけわかっているのはJames Ingramがゲスト参加し、リード・ボーカルとしてフューチャリングされている点っす。
後に、Ouincy Jonesの後盾もあって、一躍人気シンガーになっていくIngramですが、そのブレイク前の貴重な魅惑のヴォイスを堪能でいマス。
LPで言うA面がバラード、B面がダンス・ナンバーって構成なんだけど、A面のバラード4曲が絶品なんだよね。スウィート・ソウル好きにとっては、この4曲だけで買いのアルバムっす。
オススメ曲を紹介しときやす。
「For All of My Life (I'm Serious)」
オーソドックスなソウル・バラード。じんわりと心が温まってきマス。メロウ好きの僕の心を虜にする“大人の甘さ”ってカンジのスロウ。
「You Sho' Know How to Love Me」
AORファンが喜ぶアーバン・ソウルなバラード。この曲では、ハイトーン・ヴォイスの澄み切った女性リード・ボーカルもイイ感じ。
「Love's Calling」
このアルバムから唯一チャート・インしたナンバー。それが納得の美メロ、美アレンジと完成度の高いナンバー。80年代になってもLamont Dozier健在なり!ってカンジの曲ですね。
「Are You Ready for Love」
アルバム中の一番のお気に入りナンバー。女性リード・ボーカルを前面にフューチャーしたディーバ系アーバン・ソウルに仕上がっていマス。胸キュン度は一番高い曲だと思いマス。
ここまでがA面のバラード・サイド。僕的には捨て曲ナシです。
「I Surrender」
ここからB面のダンス・サイドのスタート。この曲は、とってもブラコンなカンジのミディアム・グルーヴ。
「Haunted House」
アレンジのカンジがLamont Dozierらしい軽快なダンス・ナンバー。B面ではこの曲が一番好きかも?
「Wonder Love」
アーバン・ソウルなミディアム・ナンバー。コーラス・ワークがイイ感じ。
「Gettin' Down」
70年代のフィリー・サウンドあたりを彷彿させるエレガントなアレンジ&コーラスのダンス・ナンバー。
昨晩の夕食でカタ焼きソバを食べたら、猫舌にも関わらず、慌てて食べたせいで、口の中が火傷気味でヒリヒリしてマスm(TロT;)mデザート用のスイーツを食べても全然美味しく感じませんm(> <)m
大失敗でした...