2006年05月25日

Zingara『Zingara』

Lamont Dozierプロデュース、James Ingram参加による幻のアーバン・ソウル☆Zingara『Zingara』
Zingara
発表年:1981年
ez的ジャンル:スウィート・アーバン・ソウル
気分は... :スイーツ食べたけど...

仕事柄、コミュニケーションについて他人に話をする機会がそれなりにある。

コミュニケーションが上手な人は、基本的に「聞き上手」である。
聞き上手の人は、主役は自分ではなく相手であることをよく心得ている。だから、話をする時も、自分は脇役に回り、相手の文脈に合わせて、相手が主人公の話をしてくれる。

コミュニケーションが下手な人は、基本的に「話したがり」である。
話したがりの人は、相手の話などお構い無しに、文脈に関係ない自分の興味のある話を一方的にしゃべる。当然ながら、話の主人公は自分であり、相手ではない。

「聞き上手」と「話したがり」、どちらに心を開くかは自明だと思いマス。
ちなみに本ブログは「聴き上手」なブログにしたいですね(笑)

さて、今回はLamont Dozierプロデュースのソウル・グループZingaraっす。

Lamont Dozierと言えば、Supremes、Miracles、Four Tops、Temptations、Martha Reeves & The Vandellas等モータウンの看板グループの代表曲を数多く手掛けた無敵のソングライティング・トリオH-D-Hの一人ですよね。

そんな彼が全面プロデュースした作品が、LAの謎のソウル・グループZingaraの唯一のアルバム『Zingara』(1981年)っす。Zingaraがどんなグループだったのか不明だったのが、1つだけわかっているのはJames Ingramがゲスト参加し、リード・ボーカルとしてフューチャリングされている点っす。

後に、Ouincy Jonesの後盾もあって、一躍人気シンガーになっていくIngramですが、そのブレイク前の貴重な魅惑のヴォイスを堪能でいマス。

LPで言うA面がバラード、B面がダンス・ナンバーって構成なんだけど、A面のバラード4曲が絶品なんだよね。スウィート・ソウル好きにとっては、この4曲だけで買いのアルバムっす。

オススメ曲を紹介しときやす。

「For All of My Life (I'm Serious)」
オーソドックスなソウル・バラード。じんわりと心が温まってきマス。メロウ好きの僕の心を虜にする“大人の甘さ”ってカンジのスロウ。

「You Sho' Know How to Love Me」
AORファンが喜ぶアーバン・ソウルなバラード。この曲では、ハイトーン・ヴォイスの澄み切った女性リード・ボーカルもイイ感じ。

「Love's Calling」
このアルバムから唯一チャート・インしたナンバー。それが納得の美メロ、美アレンジと完成度の高いナンバー。80年代になってもLamont Dozier健在なり!ってカンジの曲ですね。

「Are You Ready for Love」
アルバム中の一番のお気に入りナンバー。女性リード・ボーカルを前面にフューチャーしたディーバ系アーバン・ソウルに仕上がっていマス。胸キュン度は一番高い曲だと思いマス。

ここまでがA面のバラード・サイド。僕的には捨て曲ナシです。

「I Surrender」
ここからB面のダンス・サイドのスタート。この曲は、とってもブラコンなカンジのミディアム・グルーヴ。

「Haunted House」
アレンジのカンジがLamont Dozierらしい軽快なダンス・ナンバー。B面ではこの曲が一番好きかも?

「Wonder Love」
アーバン・ソウルなミディアム・ナンバー。コーラス・ワークがイイ感じ。

「Gettin' Down」
70年代のフィリー・サウンドあたりを彷彿させるエレガントなアレンジ&コーラスのダンス・ナンバー。

昨晩の夕食でカタ焼きソバを食べたら、猫舌にも関わらず、慌てて食べたせいで、口の中が火傷気味でヒリヒリしてマスm(TロT;)mデザート用のスイーツを食べても全然美味しく感じませんm(> <)m
大失敗でした...
posted by ez at 00:30| Comment(0) | TrackBack(0) | 1980年代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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