発表年:2006年
ez的ジャンル:大人のスロージャム系男性R&B
気分は... :加地クン復帰してね!
昨日のサッカー国際親善試合「ドイツ対日本」は、強豪相手に日本の良さと脆さがハッキリ出た試合でしたね。
2点先行しながら最後勝ちきれないのは、セットプレーでの守備という課題が解決されていない不安と、逆境をはね返すドイツのゲルマン魂か?まぁ、オーストラリア戦、クロアチア戦のいいシミュレーションにはなったでしょう。加地の負傷退場が心配だけど。
ただ、ジーコに対して1つだけ疑問に思うことがある。
3-5-2のシステムで本番に臨むのであれば、なぜ4-4-2システムを想定させるようなメンバー選出をしたのだろうか?
つまり、CBタイプのDFを4人しかメンバー登録していないので、もし大会中にケガや警告などで1人でもこれらメンバーが欠けると、ベンチにバックアップ・メンバーが一人もいなくなる(中田浩をCBで使う手はあるが)。しかも田中離脱で茂庭がバカンス先から合流というスクランブル状態だしね。不安が杞憂に終わることを祈りたい。
さて今回は最近の男性R&Bの新譜で、Ne-Yo『In My Own Words』と並んでお気に入りの1枚Avant『Director』デス。
特別、Avantが好きだという訳ではなかったが、何となく試聴してみたら、結構良かったので衝動買いってカンジっす。
2000年にデビューアルバム『My Thoughts』を発表後、2nd『Ecstacy』(2002年)、3rd『Private Room』(2003年)とコンスタントに発表してきたAvant。前作から3年も経つんだね。
『Private Room』に比べて、ジャケがイマイチ(?)なカンジがしたので不安だったけど、Underdogs、Jermaine Dupri、Rodney Jerkinsといった豪華なプロデュース陣による、アーバンな大人のR&Bに仕上がっていマス。
オススメ曲を紹介しときやす。
「So Many Ways」
オープニングは、実にシルキーでアーバンなミディアム・スロー。アダルトねぇ〜!
「This Is Your Night」
この2曲目を試聴で聴いて購入決定!UnderdogsプロデュースのL.T.D.「Where Did We Go Wrong?」ネタづかいのメロウなトラックと、Avantのセクシー&スィートなボーカルは胸キュン好きの僕にとって言うことなしの出来ですな!
「You Know What」
先行シングルにもなったLil WayneをフィーチャーしたJermaine Dupriプロデュースのミディアム・ナンバー。こんな風にセクシー・モードで女性にアプローチしたいものですな(笑)
「4 Minutes」
Underdogsプロデュースのシングルカット・ナンバー。恋人との破局を歌うスロー・ジャム。この胸を締め付けるカンジの切なさが何ともたまりません。
「Stickwitu」
The Pussycat Dollsとの共演ナンバー。Pussycat Dolls名義のバージョンの方が先行しているので、そちらでご存知の方も多いのでは?本作に収録されているのはUrban Remixというバージョンで、その名の通り実にアーバンでしっとりした大人の仕上がりデス。
「Exclusive」
G-UnitのLloyd Banksをフィーチャーしたナンバー。美メロ一辺倒よりも、やっぱりアルバム中1、2曲はこういったノリ重視の曲も欲しいよね。
「Right Place, Wrong Time」
この曲も胸キュン好きにはたまらない切ない別離のラブソング。美メロと美ボーカルの絶妙のマッチングですな。
「Grown Ass Man」
Rodney Jerkinsプロデュースの曲・ボーカル・プロダクションの出来が見事デス。
「Director」
メロウ好きにはたまらないタイトル・チューン。僕はあんまり熱唱しすぎるボーカルや、過度にゴージャスすぎるアレンジは苦手だけど、このアルバムはそのあたりのさじ加減が絶妙だと思うね。
「Lie About Us」
Ron Fair & Beau Dozierプロデュースで、Pussycat DollsのNicole Scherzingerがフィーチャーされていマス。
「Mr. Dream」
官能のラブソングってカンジのナンバー。こういったセクシー路線もいいですな。
「Now You Got Someone」
「This Is Your Night」と並び個人的には一番のオススメ曲。これもUnderdogsプロデュースの美メロのスロー・ジャム。僕の胸キュン・センサーにかなりピピッときてます。
「G.P.S.A. (Ghetto Public Service Announcement) 」
Jarmaine Dupriをフィーチャーした曲。Dupriプロデュースの2曲はアルバム内のいいアクセントになってますな。
こうして書いてみると、殆ど捨て曲ナシのアルバムですな。