2006年06月22日

Shakatak『Blue Savannah』

オシャレ・ナンバー「Nightbirds」、「Invitation」のShakatakは今も健在☆Shakatak『Blue Savannah』
BLUE SAVANNAH
発表年:2003年
ez的ジャンル:オシャレUKジャズ・ファンク
気分は... :シャック・アタック!→シャカタ〜ク!

今回は80年代前半の洋楽ファンには超懐かしいShakatakっす。

Shakatakは1981年にデビューしたNigel Wright、Bill Sharpe、Roger Odellを中心としたUKのジャズ・ファンク・バンド。Shakatakと言えば、まず思い浮かべるのが80年代前半に大ヒットしたシングル「Nightbirds」「Invitation」の2曲ですね。特に「Nightbirds」のアノ魅惑のピアノのイントロにはメロメロでした。

この2曲に代表される80年代前半のムードを反映した美しくもクールなクリスタル・フュージョンは、一部で薄っぺらいイージーリスニングと揶揄さればがらも、確実にShakatakブームを巻き起こしていた。特に、日本では爆発的に人気があったよね!

その「Nightbirds」、 「Invitation」は今聴いても鮮度バツグンのグッド・ミュージックなのだが、僕のイチオシは2003年に発表されたアルバム『Blue Savannah』だ。

『Blue Savannah』は、ヒットしたアルバムではないけど、これからの季節にピッタリなクラブ・テイストのサマー・グルーヴ満載☆なかなか掘り出しモノのアルバムっす。本ブログで紹介したアーティストで言えば、Aya『Strange Flower』あたりのスタイリッシュさと共通するかもね!

今回、Shakatakを取り上げるきっかけとなったのが、昨日行われていた全米プロバスケットボールNBAファイル「ヒート対マーベリクス」第6戦のTV観戦だった。ヒートを応援した僕は、ヒートのスーパースターである“シャック”ことシャキール・オニール(Shaquille O'Neal)がボールを持つたびに思わず、“シャック・アタック!(シャックのスラムダンクの愛称)”と叫んでいた。

そんな叫びを連呼しているうちに、頭の中でピンポ〜ン!「“シャック・アタック(Shaq Attack)”→“シャックァタック”→“シャカタク(Shakatak)”」と見事な三段活用を閃いてしまった。我ながら自画自賛☆これってキレキレで冴えてない!と思うのはオレだけか?

でも、こちらのShakatakは、豪快で迫力満点のShaq Attackとは似つかない、オシャレなメロウ・グルーヴっす。

オススメ曲を紹介しときやす。

「Summer of Love」
このアルバムのハイライトとも言えるスタイリッシュなサマー・グルーヴ・チューン。90年代前半のIncognito、D-Influenceあたりが好きな人にピッタリなナンバーっす。

「Blue Savannah」
何処となく「Nightbirds」を彷彿させる、ブラジリアン・フュージョンなインスト・ナンバー。

「Walking on Starlight」
クラブ仕様のJazzyなアゲアゲ・ナンバー。僕が大好きな日本人アーティストLavaあたりとクラブ系ラウンジと一緒に聴くと、バッチリな気がします〜d(^ ^)

「Blue Horizon」
オシャレなジャズ・ファンクのインスト・ナンバー。少しアラビックなテイストが幻想的でイイ感じっす。

「Someone I Could Love」
80年代AORテイストのアダルトなバラード。

「Music in the Air」
ボッサなメロウ&グルーヴ・ナンバー。Jill Sawardのボーカルも含めて実にオシャレ!エスニック料理でもつまみながら、テキーラをキュっと一杯やりたくなる気分になる曲。

「Fool in Love」
80年代に活躍したUKソウル・グループImaginationの元リードボーカルLeee JohnをフィーチャーしたR&Bテイストのバラード。80年代のブラコン系AORを思い出しマス。

「Sunset Street」
クラブ・テイストのブラジリアン・グルーヴ。週末の夜、代官山あたりでこんな音楽を聴きながら、仲間とマッタリ過したいね!

「Seattle Express」
どことなく西城秀樹「ギャランドゥ」に似ている(?)ラテン・フレイヴァーなグルーヴ・ナンバー。シアトルとラテンって僕の中では全然結び付かない?

最終的にNBAファナル第6戦はヒートが勝利し、4勝2敗で見事初のチャンピオンに輝いた。MVPに選ばれた若きエースのウェイドやシャックも素晴らしかったが、これまでチャンピオン・リングと縁が無かったゲイリー・ペイトン、アロンゾ・モーニングといったベテランの実に嬉しそうな無邪気な表情が印象的だったなぁ。おめでとう!ヒート☆
posted by ez at 00:31| Comment(2) | TrackBack(0) | 2000年代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
そうかー シャックアタック→シャカタクでしたか〜。
この手の音って、大嫌いじゃないだけに微妙な憎悪を感じました笑
それこそジャムとかジャクソンブラウンなどを
一人寂しく聞いている時に、シャカタクを聞かされたりすると
フュージョンなんて魂がないじゃん!とか強がってみたりw
いや〜、懐かしいですねーー。

ドルフィンズつながりでヒートも応援してきたので
2006年の初夏はちょっとした思い出が出来ました♪

今僕の脳内ではNightbirdsのピアノが鳴りまくっております♪笑
Posted by けん at 2006年06月25日 03:26
☆けんさん

ヒート優勝良かったですね。
結果的には2連敗のあとの4連勝!
僕は第3戦からのTV観戦だったので、
一度もヒートの敗戦を観ることなく、ラッキーでした☆

確かにShakatakは、Jackson Browne、Jamあたりとは対極的な音楽ですね。
僕も最初は多少の抵抗感があったかも?でも、深夜のラジオ番組を聴くと、CMでやたら「Nightbirds」のあの魅惑のピアノのイントロが流れ、何度も聴くうちに見事に洗脳されてしまいまシタ(笑)
Posted by ez at 2006年06月26日 01:57
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