2011年04月25日

Rhonda Clark『Between Friends』

Jam & Lewisプロデュースの女性R&B☆Rhonda Clark『Between Friends』
Between Friends
発表年:1989年
ez的ジャンル:Jam & Lewis系女性R&B
気分は... :スーちゃん、ゆっくり休んでね!

今日は遅いアップです・・・

スーちゃんの告別式をTVでウルウル状態で観ていました。
スーちゃんの最後のメッセージは涙なしには聞けませんでしたね。
最後まで東日本大震災の被災者の気遣うスーちゃんの優しさに涙が止まらなくなりました・・・

ミキちゃん、ランちゃんの弔辞も三人の絆の強さを再確認でき、本当にキャンディーズ・ファンで良かったと実感できました。

キャンディーズ「あなたに夢中」
http://www.youtube.com/watch?v=yPDFlUppC30

今日はキャンディーズ以外聴きたくない気分なのですが・・・
ブログ更新するのも僕なりの供養の方法だと思い、遅くなりながらも更新します。

今回は女性R&BシンガーRhonda Clarkが1989年にリリースした『Between Friends』です。

スーパー・プロデュース・チームJam & Lewisがバックアップした作品としてJam & Lewis好きは要チェックの1枚です。

Rhonda Clarkの詳しい経歴は不明ですが、Tabu Recordsから『Between Friends』(1989年)、『Rhonda Clark』(1992年)という2枚のアルバムもリリースしています。

当時も今も日本では認知度の相当低いアーティスト、アルバムだと思います。
ただし、Jam & LewisFlyte Tyme ProductionsTabu Recordsというキーワードに反応する方は、これらの条件を全て満たしたアルバムなので楽しめるはずだと思います。

アルバムはJimmy Jam & Terry Lewisがエグゼクティブ・プロデューサーを務め、Jam & Lewis以外にJellybean JohnsonSpencer BernardRandy RanといったFlyte Tyme Productionsのプロデューサー陣が全11曲中7曲を手掛けています。さらには当ブログでもソロ作品を紹介したJam & Lewis作品でお馴染みの女性シンガーLisa Keithがバック・コーラスで参加しています。

本作がリリースされた1989年と言えば、Janet Jackson『Rhythm Nation 1814』が大ヒットした年であり、Jam & Lewisがノリにのっていた時期です。

大物アーティスト作品では聴けない、Jam & Lewis、Flyte Tyme Productionsの魅力に触れることができるかもしれません。

B級作品ならではの楽しみがある1枚です。

全曲紹介しときやす。

「Does That Make A Man」
オープニングからして100%Flyte Tyme印のミッド・チューン。この硬質なアーバン・テイストがたまりません。Randy Ranプロデュース。
http://www.youtube.com/watch?v=KOcoSXnn-Ec&

「State Of Attraction」
本作のハイライト。Jam & Lewis自らがプロデュースしています。甘く危険なアーバン・ナイトといった雰囲気がたまりません。80年代Jam & Lewis好きであれば、間違いのない鉄板な仕上がりです。
http://www.youtube.com/watch?v=y-r5sKecZtQ

「I Love Your Body」
何処となくオリエンタルな雰囲気が漂うメロディが印象的です。B級感漂う感じも逆に好きです。Randy Ranプロデュース。
http://www.youtube.com/watch?v=hvUBUESW8Ow

「Instant Attitude」
Jellybean Johnson/Spencer Bernardプロデュース。元The TimeのJellybean Johnsonらしいミネアポリス・テイストのファンク・チューン。
http://www.youtube.com/watch?v=DP-__wdA5ag

「The Way You Are」
この曲もJellybean Johnsonプロデュースです。この硬質なハネハネ感も当時のFlyte Tyme作品らしいですね。
http://www.youtube.com/watch?v=lqU_NoBM7ro

「Sugar」
本曲は1986年シングル・リリースされていたPhil Wright/Sid Chaneyプロデュース曲。オーソドックスなミディアム・スロウの仕上がりはFlyte Tyme作品とは異なるテイストのRhonda Clarkを堪能できます。
http://www.youtube.com/watch?v=QXIy2tpuQRM

「Stay Here, Stay Near」
しっとりとしたミディアム・スロウ。スペイシーな哀愁感(?)がFlyte Tymeらしいかもしれませんね。Randy Ranプロデュース。
http://www.youtube.com/watch?v=LPg-NysoqMc

「Between Friends」
ここから3曲はChuck Howardプロデュース。タイトル曲ですが、Flyte Tyme作品の後に聴くとインパクト不足かもしれません。
http://www.youtube.com/watch?v=WJp2yHh1B50

「You're My Everything」
Chuck Howardとのデュエットによるスロウ。Chuck Howardプロデュース曲の中では一番好きです。
http://www.youtube.com/watch?v=FLDbQw-_dtM

「No Matter How」
パワフルに歌い上げるスロウ。多少線が細いですが・・・
http://www.youtube.com/watch?v=lSzhRzk1blc

「Stay (Reprise) 」
ラストはJam & Lewisプロデュースの短いインストで幕を閉じます。
http://www.youtube.com/watch?v=jBOB1TE8Neg

2nd『Rhonda Clark』(1992年)では本作でも起用されているChuck HowardやGerald Levert等がプロデューサーに起用されています。
posted by ez at 17:42| Comment(0) | TrackBack(0) | 1980年代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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