発表年:1980年
ez的ジャンル:オハイオ・ファンク
気分は... :調和が大事!
今月は80年代カテゴリーの作品をまだ1枚しか紹介していませんでした。
閲覧している方にはどうでもいいことかもしれませんが、僕の中では各年代の作品をバランス良く紹介するというのは大事なことなので・・・
ということで、オハイオのファンク・グループDaytonのデビュー・アルバム『Dayton』(1980年)です。
ファンク名産地、オハイオ出身のファンク・グループDaytonの紹介は名曲「The Sound Of Music」収録の4thアルバム『Feel The Music』(1983年)に続き2回目となります。
Shawn Sandridge(vo、g)、Chris Jones(vo、key)、Dean Hummons(key)という元Sunのメンバーを中心に結成されたDayton。デビュー・アルバムとなる本作『Dayton』では、Derrick Armstrong(b、vo)、Jenny Douglas(vo)、John Hardin(ds)も加えた6人編成です。
グループは本作を『Dayton』を皮切りに、『Cutie Pie』(1981年)、『Hot Fun』(1982年)、『Feel The Music』(1983年)、『This Time』(1985年)という5枚のアルバムをリリースすることになります。
僕の場合、前回紹介した『Feel The Music』(正確には「The Sound Of Music」)の印象が強いグループですね。
『Feel The Music』とは異なる印象のデビュー・アルバム『Dayton』ですが、夜遊びモードのパーティー・ファンクといった雰囲気を楽しめる1枚になっています。
プロデュースはShawn SandridgeとRich Goldmanが手掛けています。
常に欲しているわけではありませんが、たまにはこういったディスコ・ファンクでハイ・テンションになるのもいいですね。
全曲紹介しときやす。
「Dank」
オープニングは夜遊びモード感たっぷりのファンク・チューン。猥雑な雰囲気のヴォーカルがいい感じ。ホーン隊も夜遊びモードを盛り上げてくれます。
http://www.youtube.com/watch?v=Obc17st-3Qk
「Eyes On You」
僕の一番のお気に入り。爽快なメロウ・ディスコ・チューンです。シングルにもなりました。ストリングスも含めて華やかな雰囲気がたまりません。
http://www.youtube.com/watch?v=gYsaiSicXu0
「Let Go」
ラテン・フレイヴァーの効いたメロウ・ファンク。これがDaytonらしいのかは別として僕好みの仕上がりです。
http://www.youtube.com/watch?v=GETX0NjPvvc
「Tonight」
ピコピコなエレクトロ感が80年代らしいファンク・チューン。へヴィなリズムも重厚なヴォーカルで迫ります。
http://www.youtube.com/watch?v=aYtXJyg8V-o
「Dayton (Jam) 」
アゲアゲ・モードのパーティー・ファンク。みんなで盛り上がるにはピッタリな1曲ですね。♪エヴリバディ〜・ダンス〜♪
http://www.youtube.com/watch?v=Zy30-Ix8NoY
「Livin' For Today」
久々に聴いて、この曲こんなに良かったっけ?と思った1曲。突き抜けたグルーヴ感にグッとくるファンク・チューンです。
http://www.youtube.com/watch?v=ibjx_t9hhFY
「So Glad」
本作で唯一のバラード。インパクトは弱いですが、アルバムのいいアクセントになっています。
http://www.youtube.com/watch?v=ZPxtK6obRvQ
「Daytime Friend」
ラストは爽快ディスコ・ファンクで締め括ってくれます。ライトな疾走感がなかなかグッときます。
http://www.youtube.com/watch?v=R5nIObnZM3c
他のDayton作品もチェックを!
『Cutie Pie』(1981年)
『Hot Fun』(1982年)
『Feel The Music』(1983年)
『This Time』(1985年)