発表年:1996年
ez的ジャンル:ネオソウル系白人男性R&B
気分は... :バルサ強かった!
注目のUEFAチャンピオンズリーグ決勝「バルセロナ対マンチェスターU」ですが、3対1でバルサが快勝しました。
昨日の記事でマンUの方が一枚上なのでは?なんて自信のないコメントをしたバルサ・ファンの僕でしたが、全くの杞憂でしたね。まさかバルサがあれほどマンUを圧倒するとは思いませんでした。名将ファーガソン監督も完敗を認めたバルサの強さは別次元でしたね。それでも唯一のチャンスでゴールを決めるルーニーはさすがでした。
最後に奇跡の復活を遂げたアビダルがビッグイヤーを掲げたのは感動的でしたね。
今回はUKの白人R&BシンガーLewis Taylorのデビュー・アルバム『Lewis Taylor』(1996年)です。
Lewis Taylorはロンドン生まれ。おそらく60年代後半の生まれだと思います。
1996年に今日紹介するデビュー・アルバム『Lewis Taylor』(1996年)をリリースし、一部R&Bファンから高い評価を得ました。
その後も『Lewis II』(2000年)、『Stoned Part I』(2002年)、『Stoned Part II』(2004年)、『The Lost Album』(2006年)等のアルバムをリリースしています。
また、映画『Lock, Stock & Two Smoking Barrels』のサントラに収録された「With A Bullet」ではCarleen Andersonとデュエットしています。
正直、2nd以降のアルバムは全くノーチェックです(泣)
でも、デビュー・アルバム『Lewis Taylor』(1996年)はよく聴きました。僕の中ではクール&ダークなネオ・ソウル作品といった印象があります。当時、Eric Benet、Maxwell、Rahsaan Pattersonといった男性ネオ・ソウル・シンガーの作品と一緒に聴いていました。それらの作品と比較すると、圧倒的にダークですが・・・
今回久々に聴き直した印象は"ダークなMarvin Gaye"という感じですね。当時はクール&ダークなサウンドの方に気を取られていましたが、ヴォーカルはモロにMarvin Gayeしています。ダークながらも60〜70年代ソウルへのリスペクトを強く感じますね。
単に暗いというだけではないダークな音世界(意味不明ですね!)が不思議なネオ・ソウル・ワールドへと誘ってくれます。
全曲紹介しときやす。
「Lucky」
アルバムからの1stシングル。久々に聴くと想像以上にダークなグルーヴですね。全然ラッキーな感じがしません(笑)
「Bittersweet」
タイトル通り"ビター・スウィート"な本曲もシングルになりました。前述の"ダークなMarvin Gaye"といった雰囲気が漂います。
「Whoever」
素晴らしいア・カペラでスタートするソウル・バラード。60〜70年代ソウルへリスペクトしつつ、当時らしいネオ・ソウル感覚でまとめ上げています。
「Track」
全編通じてギター・サウンドが印象的な1曲。一言で言い表せない不思議な雰囲気をもっています。
「Song」
美しくも空虚な雰囲気の哀愁バラード。トリップ・ホップと一緒に聴きたくなるダークネスが支配します。
「Betterlove」
"ビター・スウィート"なネオ・ソウル・チューン。他の曲ほどダークではないので、普通にネオ・ソウルとして楽しめると思います。
「How」
当時は特別気になりませんでしたが、今回聴きなおしていい曲だなぁ、と思った1曲。ソウルへの愛情を感じる1曲。
「Right」
本曲も味わい深いソウル・チューン。淡々としていますがジワジワときます!
「Damn」
本曲も"ダークなMarvin Gaye"感を満喫できます。
「Spirit」
ラストはミステリアスなア・カペラで締め括ってくれます。
久々に本作を聴き、ノー・チェックのままでいる2ndアルバム以降は興味が湧いてきました。
『Lewis II』(2000年)
『Stoned Part I』(2002年)
『Stoned Part II』(2004年)
『The Lost Album』(2006年)
HMVのHPより
ありがとうブルーイ(涙)
http://www.youtube.com/watch?v=Kh0eSJNfon4&feature=player_embedded
復興に寄与して欲しいですね。