2011年07月12日

The Wooten Brothers『Put Love to Work』

3兄弟による息の合ったR&B/NJS作品☆The Wooten Brothers『Put Love to Work』
Put Love to Work
発表年:1993年
ez的ジャンル:3兄弟R&B/NJS
気分は... :歴史的勝利!

かなり書くタイミングが遅れてしまいましたが、サッカー女子W杯のなでしこジャパンは素晴らしかったですね。

3連覇を目指す地元ドイツを相手に粘り強く戦い、カウンター一発で歴史的勝利!これしかない!という勝ち方でしたね。

かなりの体格差の不利を乗り越えた、攻守の切り替えの速さ、積極的な前線からのプレス、プレッシャーに負けない落ち着いたパス回しは、男女問わず日本のサッカーに明確な方向性を示してくれたような気がします。

特に攻守の要で主将の澤選手の頑張りは素晴らしいですね。昔は攻撃的な選手というイメージが強かったのですが、今大会では献身的な守備での貢献も目立ちます。男子代表でも澤選手のような攻撃の起点となり、得点力もあり、守備力も高い中盤の選手が欲しいですよね。

さて、今回は90年代R&B作品からThe Wooten Brothersの2ndアルバム『Put Love to Work』(1993年)です。

The Wooten Brothersは、George、Gary、LouisのWooten兄弟によって結成されたグループ。

『Try My Love』(1990年)、『Put Love to Work』(1993年)という2枚のアルバムをリリースしています。

多分、リアルタイムで聴いていた人以外には馴染みが薄いグループだと思いますが、一部のR&B好きの人からは評価の高かったグループだったと記憶しています。

基本的にはNJS系のグループですが、ヴォーカル・グループとしても魅力的でミディアム〜スロウ系で息の合ったヴォーカル&コーラスを聴かせてくれます。

今日紹介する2nd『Put Love to Work』(1993年)は、よりグループとしての成熟ぶりを感じます。

George(vo)、Gary(vo、b)、Louis(key、back vo、programming、sax)の3人でプロデュース、ソングライティング、ヴォーカル&演奏の殆どを手掛けています。その他にBunny Siglerがプロデュース&ソングライティングで2曲を手掛け、さらに元BreakwaterのKae Williams Jr.が1曲プロデュースしています。また、元StetsasonicDaddy-Oも1曲でプロダクションに名を連ねています。

NJS好きの人も、メロディアスなミディアム〜スロウ好きの人も楽しめる1枚だと思います。

全曲紹介しときやす。

「Nothing Is Stronger (Than True Love) 」
NJSなオープニング。1stに比べて格段に洗練された印象を受けるアップ・チューン。今聴いても心地好い大人のNJSチューンです。
http://www.youtube.com/watch?v=dHV-NrMojxI

「It's What You Don't Do」
ミッドナイト・モードのNJS。ラップ入りのNJSって1993年時点でどうなのよ?って気もしますが、グループの成熟を感じます。
http://www.youtube.com/watch?v=6IqxDTKH1MQ

「I.O.U. Love」
The Wooten Brothersの魅力である美しいメロディと息の合った兄弟ヴォーカルを堪能できるミディアム。

「Prove It Tonite」
アーバン・テイストな美メロのミディアム・スロウ。Garyのサックスもロマンティック・ムードを盛り上げてくれます。
http://www.youtube.com/watch?v=Tw3nieOvP-A

「Put Love To Work」
タイトル曲はロマンティックなスロウです。Georgeのスウィートなリード・ヴォーカルがいいですね。

「One Little Kiss」
Bunny Siglerプロデュース&ソングライティングの1曲目。ヴォーカル・グループとしての素晴らしさを堪能できる正統派バラードです。さすがはBunny Sigler、いい仕事ぶりです。

「Happy」
重くうねるリズム・トラックが印象的なダンス・チューン。プロダクションには元StetsasonicDaddy-Oの名もクレジットされています。
http://www.youtube.com/watch?v=bE5stDOxO94

「Why You Wanna Play Me」
爽快アップ・チューン。派手さはありませんが結構好きな1曲。ガンガン突っ込みすぎないのがいいですね。
http://www.youtube.com/watch?v=LF5GUi-7pBE

「Hasty Decisions」
Bunny Siglerプロデュース&ソングライティングの2曲目。個人的にはアルバムで一番のお気に入りの絶品ミディアム・スロウ。実に雰囲気のある作りにグッときます。
http://www.youtube.com/watch?v=NXNLXF0OHpo

「Do It For Your Love」
素敵なロマンティック・バラード。Louis & Georgeの素晴らしいヴォーカルを満喫できます。この曲も大好き!
http://www.youtube.com/watch?v=PXCuVaxJNjY

「Save The Best For Last」
BreakwaterのKae Williams Jr.プロデュース。ラストも感動的なバラードで締め括ってくれます。
http://www.youtube.com/watch?v=DMgpRGJ71Ks

女子サッカーに続く歴史的勝利を期待してしまった、女子ゴルフの全米女子オープンは残念な結果でした。それでも小さな身体で世界に挑むダブル宮里のプレーに勇気をもらいました。二人とも精神的にタフですよね。
posted by ez at 00:19| Comment(0) | TrackBack(1) | 1990年代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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