発表年:1978年
ez的ジャンル:ノスタルジック系スウィンギー・トロピカル・ポップ
気分は... :リーガ開幕!
サッカーはスペインのリーガ・エスパニョーラが開幕しました。
レアル・マドリー、バルセロナの2強はいずれも大勝でスタートしましたね。
両チーム共、先日のスーペル・コパでの出場停止選手などベストメンバーが揃わなかったことが、結果的にいろいろな選手を起用できることとなり幸いしましたね。やはり、バルサはベスト・メンバーが揃った時のセスク起用法に注目です。
あとは大型補強のマラガに注目していましたが、まだまだチームになっていない印象でしたね。
Dr. Buzzard's Original Savannah Bandの2nd『Meets King Penett』(1978年)です。
トロピカル・テイストのディスコ・バンドKid Creole & The CoconutsのリーダーであったAugust DarnellがThe Coconuts以前に率いていたニューヨークのグループDr. Buzzard's Original Savannah Bandの紹介は、1st『Dr. Buzzard's Original Savannah Band』(1976年)に続き2回目となります。
メンバーは前作と同じく、Stony Browder Jr.(g、p)、August Darnell(b、vo)、"Sugar Coated" Andy Hernandez(vib、marimba、accordion)、Mickey Sevilla(ds)、Cory Daye(vo)というメンバーです。
どうしても『Dr. Buzzard's Original Savannah Band』(1976年)が有名な彼らですが、1stのフリーソウル・クラシック「Sunshower」にハマった人であれば、その路線を推し進めた本作『Meets King Penett』もかなりグッとくるはずだと思います。
僕などはそのパターンの典型であり、ロマンティックなのにどこか切ない"確信犯的"ノスタルジック・トロピカル・ポップの虜です。
夏の終わりに聴く、「The Gigolo And I」、「Transistor Madness/Future D.J.」はかなりいいですよ!
全曲紹介しときやす。
「Mister Love」
オススメその1。Dr. Buzzard's Original Savannah Bandらしいノスタルジック・トロピカル・ディスコ。スウィンギー・ホーンとCory Dayeのキュートなヴォーカルがグッド!
「Nocturnal Interludes」
波止場の懐かしいダンスホール・ポップ(?)といった雰囲気でしょうか・・・・
http://www.youtube.com/watch?v=rJcD8RBO2lE
「The Gigolo And I」
オススメその2。1stのフリーソウル・クラシック「Sunshower」に通じる魅力をもった南国ポップ。Cory Dayeのキュートなヴォーカルに秒殺されてしまいます。
http://www.youtube.com/watch?v=Yhlu9aziXDY
「I'll Always Have A Smile For You」
スウィンギーな雰囲気で迫るポップ・チューン。開放的なノスタルジック・ムードがいいですね。
「Transistor Madness/Future D.J.」
オススメその3。「The Gigolo And I」同様、「Sunshower」好きにはたまらないキュートな南国ポップ。僕の一番のお気に入り。
http://www.youtube.com/watch?v=So-8HwTxR7k
「An Organ Grinder's Tale」
ワルツ調のノスタルジック・チューン。スウィートなのに何処か切ないのがDr. Buzzard's Original Savannah Bandらしいかも?
「Soraya/March Of The Nignies」
エキゾチックな香りが漂うノスタルジック・ダンス・チューン。
「Auf Wiedersehen, Darrio」
オススメその4。ラストは軽快なトロピカル・ポップ・ディスコ。単に古めかしいだけでは終わらない、確信犯的な彼らのセンスに脱帽です!
『Dr. Buzzard's Original Savannah Band』(1976年)
Elbow Bones & The Racketeers『New York At Dawn』(1984年)