2011年10月04日

The Chimes『The Chimes』

Jazzie B.、Nellee Hooperも関与したグラウンドビート作品☆The Chimes『The Chimes』
The Chimes
発表年:1990年
ez的ジャンル:UKグラウンドビート
気分は... :早くスッキリしたいなぁ・・・

ここ先週末から判然としないことがいくつかありモヤモヤ状態(泣)
なんか記事投稿のパワーもダウン気味です。
早くスッキリしたいなぁ・・・

今回は90年代初頭のUKクラブミュージックらしいグラウンドビート作品The Chimes『The Chimes』(1990年)です。

The Chimesは、紅一点の黒人女性ヴォーカリストPauline HenryJames LockeMichael Pedenという白人ミュージシャン2人からなるUKの3人組ユニット。

Soul II Soulが火をつけたグラウンドビートのムーヴメントに乗り、「1-2-3」「I Still Haven't Found What I'm Looking For」「True Love」「Heaven」といったシングルをリリースしています。

そんなヒット・シングル4曲を収録したThe Chimes唯一のアルバムが『The Chimes』(1990年)です。

基本的にはSoul II Soulフォロワー的なグラウンドビート作品です。そのSoul II Soulの中心メンバーJazzie B./Nellee Hooperが2曲をプロデュースしている点も要注目です。また、元Steel Pulse、当時The Reggae Philharmonic Orchestraを率いていたMykaell Rileyが数曲でアレンジ(ヴォーカル&ストリングス)を担当しています。

まぁ、当時のUKクラブミュージック/グラウンドビートがお好きな人であれば、十分に楽しめる1枚だと思います。

結局、グループは本作『The Chimes』を残したのみで解散し、Pauline Henryはソロ活動、残りのメンバーは裏方として活動するようになります。

我が家のCD棚をチェックすると、Pauline Henryの1stソロ『Pauline』(1993年)や、同作からのシングル「Feel Like Making Love」があったりします。記憶が曖昧ですが、彼女のパワフルなヴォーカルが結構好きだったのかも?ただし、殆どハウスに近い感覚で聴いていた気がします。

Soul II SoulCaron Wheelerあたりがお好きな方はぜひチェックを!

全曲紹介しときやす。

「Love So Tender」
オープニングはしっとりとしたバラードでスタートします。本作らしからぬ1曲ですが、Pauline Henryのヴォーカルは素晴らしいです。

「Heaven」
シングル曲。Pauline Henryのパワフルなヴォーカルとクールなピアノの響きのコントラストがいいですね。この時期のUKクラブミュージックらしい仕上がり。
http://www.youtube.com/watch?v=HmMr5u7cl3U

「True Love」
Jazzie B./Nellee Hooperプロデュース曲。シングルにもなりました。Soul II Soulと一緒に聴きたくなるクール&エレガントなミディアムです。
http://www.youtube.com/watch?v=MJeqTN7zHEg

「1-2-3」
この曲もJazzie B./Nellee Hooperプロデュース曲。こちらもシングル・リリースされています。当時のクラブ・ミュージック好きの人であれば、かなりグッとくる仕上がりだと思います。
http://www.youtube.com/watch?v=PrVBP4-CRdY

「Underestimate」
Frankie Foncettがリミックスを担当し、ストリングスでThe Reggae Philharmonic Orchestraが参加しています。シングル曲ではありませんが、なかなかキャッチーな哀愁ビートがグッド!
http://www.youtube.com/watch?v=Ryt7TFjhQb4

「Love Comes To Mind」
エレガントなミディアム・スロウ。Pauline Henryのソウルフル・ヴォーカルを満喫できます。
http://www.youtube.com/watch?v=WjjrRhKjNeE

「Don't Make Me Wait」
アルバムの中では地味な曲ですが、ダビーなサウンドが印象的です。

「Stronger Together」
シングル4曲以外では一番のお気に入り。ビューティフルなグラウンドビートに仕上がってします。ここでもThe Reggae Philharmonic Orchestraがストリングスを担当しています。

「I Still Haven't Found What I'm Looking For」
U2の大ヒット曲のグラウンドビート・カヴァー。アフリカン・コーラス風のコーラスも加わった感動的な仕上がりです。
http://www.youtube.com/watch?v=epWSITIDQW0

「Stay」
ラストはThe Chimesらしいグラウンドビートで締め括ってくれます。

僕が保有する輸入CDはオリジナル10曲のみの収録ですが、盤によっては「I Still Haven't Found What I'm Looking For (Street Mix) 」「Heaven (Physical Mix) 」が収録されています。後者はDavid Moralesがリミックスを担当しています。

興味がある方はPauline Henryのソロもチェックを!

Pauline Henry『Pauline』(1993年)
Pauline
posted by ez at 14:17| Comment(0) | TrackBack(0) | 1990年代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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