発表年:1968年
ez的ジャンル:恋する二人のフレンチ・ポップ
気分は... :3-4-3は難しい・・・
サッカーの日本代表はベトナムに1対0で辛勝でした。
やはり、今の代表では3-4-3は難しい気がします。
個人的に疑問に感じるのは、本来は攻撃的布陣である3-4-3なのに、4-3-3の布陣と比較してDFの数が増えている点です。例えば、今季3-4-3を導入しているバルサであれば、4-3-3の布陣からセンターバックを1枚減らし、攻撃的MFを1枚増やした3-4-3になっています。それに対して、日本代表の3-4-3は、4-3-3から攻撃的MFを1枚減らし、DFを1枚増やした3-4-3になっています。
日本代表にバルサと同じ3-4-3を持ち込むのは難しいですが、少なくとも両サイドのMFについて2枚ともサイドバック本職の選手を配する必要はないと思います。
とりあえず、11日のダジキスタン戦は4-3-3で臨んで欲しいですね。
あとトップはハーフナーを起用して欲しいです。
エロ不良オヤジSerge Gainsbourgとフランスのセックス・シンボルであった人気女優Brigitte Bardotによる企画アルバム『Bonnie And Clyde』(1968年)です。
Serge Gainsbourg(1928-1991年)の紹介は、『Love On The Beat』(1984年)、『Histoire De Melody Nelson』(1971年)に続き3回目の紹介となります。
本作のもう一人の主役Brigitte Bardotは当ブログ初登場です。歌手というよりも女優、ファッションモデルとしてお馴染みですね。
さて、本作『Bonnie And Clyde』(1968年)ですが、当然ながらアルバム・タイトルのモチーフは、アメリカン・ニューシネマの傑作である Arthur Penn監督、主演Warren Beatty、Faye Dunawayの映画『Bonnie And Clyde(邦題:俺たちに明日はない)』です。ジャケのBardotは実にFaye Dunawayっぽいですよね。
本作は1968年1月に放送されたBardotのTVショーがきっかけで企画されたアルバムです。TVショーでBardotとGainsbourgは映画『俺たちに明日はない』のような強盗カップルを演じ、タイトル曲「Bonnie And Clyde」を披露していました。
TVショーでは「Bonnie And Clyde」、「Harley Davidson」、「Contact」、「Bubble Gum」という4曲のGainsbourg作品が披露されました。このうち、「Bonnie And Clyde」、「Bubble Gum」の2曲が本作に収録されています。
Brigitte Bardot「Harley Davidson」
http://www.youtube.com/watch?v=r8Y0W_Rf3n4
Brigitte Bardot「Contact」
http://www.youtube.com/watch?v=lwViypF8PeU
厳密にはGainsbourgとBardotの共演曲は1曲のみ、残りはGainsbourgとBardotの作品を寄せ集めた企画アルバムです(実際に前述のTVショで歌われた楽曲は6曲)。それでも当時恋仲だった二人(不倫カップル)の熱い関係が詰め込まれた興味深い1枚だと思います。
全曲紹介しときやす。
「Bonnie And Clyde」
タイトル曲は、前述のように『俺たちに明日はない』で有名な強盗カップルBonnie ParkerとClyde Barrowについて歌ったものです。当時のBardotとGainsbourgはBonnie & Clydeのような危険なカップルだったのかもしれません。実にGainsbourgらしい曲調であり、ビジュアル&サウンド両面で魅了されます。
http://www.youtube.com/watch?v=QKfBJMIANsM
「Bubble Gum」
この曲もTVショーでBardotが歌ったGainsbourg作品です。元々は1965年にBardotのシングルとしてリリースされた曲です。1930〜40年代を思わせる曲調は本作にフィットしています。
http://www.youtube.com/watch?v=vPq1CnlM9Ps
「Comic Strip」
元々はGainsbourgの1967年のシングル。以前に『お色気ジャケに弱いんです!〜お気に入りサントラ10選』でも紹介したJane Fonda主演のカルト・ムービー『Barbarella』にインスパイアされた楽曲です。前述のTVショーではBardotがBarbarella役(?)を演じています。『Barbarella』の監督はBardotも元夫Roger Vadimであったというのも興味深いですね(笑)
http://www.youtube.com/watch?v=URr37OUyC6I
「Un Jour Comme Un Autre」
Bardotの2ndアルバム『B.B.』(1964年)収録曲。哀愁のフレンチ・ポップに仕上がっています。悪くはありませんが、本作の雰囲気には馴染んでいないかも?
http://www.youtube.com/watch?v=M8ti0C-0K_U
「Pauvre Lola」
Gainsbourgの人気作『Gainsbourg Percussions』(1964年)収録曲。グルーヴィーな雰囲気は今聴いてもメチャ格好良いですよね!ちなみにバックのキュートな笑い声は、一世を風靡したフレンチ・ポップのアイドルFrance Gallです。
http://www.youtube.com/watch?v=AIx3r5nsdug
「Du Film "L'eau À La Bouche"」
Gainsbourgの出世曲。映画『唇によだれ』(1959年)のテーマ曲です。ムーディーな雰囲気が印象的です。この頃のGainsbourgはまだお行儀が良かった(笑)
「La Javanaise」
Gainsbourgのセクシーな魅力を満喫できます。
http://www.youtube.com/watch?v=Mh2CoAseDg0
「La Madrague」
Bardotのデビュー・アルバム『Brigitte Bardot』(1963年)に収録されていた楽曲。どこか寂しげな雰囲気が秋っぽいです。
http://www.youtube.com/watch?v=5Fhxvswgodg
「Intoxicated Man」
Gainsbourgの人気作『No. 4』(1962年)収録曲。怪しげなオルガン・ジャズ・サウンドがグッド!
http://www.youtube.com/watch?v=xB9YSSUcmqM
「Everybody Loves My Baby」
「La Madrague」同様、Bardotのデビュー・アルバム『Brigitte Bardot』(1963年)収録曲です。チャールストン調のサウンドは本作の雰囲気にマッチしています。
http://www.youtube.com/watch?v=LoBBMZpkkAc
1st『Brigitte Bardot』(1963年)
「Baudelaire」
「Intoxicated Man」同様、Gainsbourgの『No. 4』(1962年)収録曲。ボサノヴァ調のサウンドは僕好みです。Gainsbourgの格好良さを満喫できる1曲です。
http://www.youtube.com/watch?v=mVLhoDfu54M
「Docteur Jekyll And Mister Hyde」
ラストはGainsbourgが1966年にリリースしたシングル「Qui Est „In” Qui Est „Out”」収録曲。ロック・サウンドをバックに、セクシーなGainsbourgの囁きヴォーカルが栄えます。
http://www.youtube.com/watch?v=Cmnbio8GtsY
Serge Gainsbourgの過去記事もご参照下さい。
Original Soundtrack『Anna』(1967年)
『Histoire De Melody Nelson』(1971年)
『Love On The Beat』(1984年)
ベトナム戦は結果だけ見ました。
1-0は辛勝ですね。
最近予選は応援しなくても勝ってくれると信じて見ていません。
(ブラジル人がW杯の決勝トーナメントからしか代表に興味をもたないような余裕)
ザックはシステムを試しているのでしょうか?
早く最も有効なシステム作ってもらいたいですね。
フレンチポップはこれから試聴します^^
ありがとうございます。
3-4-3は、それほど完成を焦らずに試しているのでは?
システムがどうであれ、柔軟に対応できる能力を選手が身に付ければ、代表がワンランク上のステージへ行ける気がします。