2011年10月10日

Strutt『Time Moves On』

レア・グルーヴ/フリーソウル・ファンに人気のファンキー・ソウル作品☆Strutt『Time Moves On』
タイム・ムーヴス・オン
発表年:1975年
ez的ジャンル:Brunswick系ファンキー・ソウル
気分は... :熱血ファンキーでアドレナリン増量!

この3連休は大してゆっくりできずフツーに仕事をしていますが、仕事中のBGMはエレクトリック・マイルス!先日『Dark Magus』を紹介したばかりですが・・・

正直、秋向けのジャズではありませんが、聴いていると頭の中が覚醒してきて仕事の生産性がアップしてきます(笑)

さて、今回はレア・グルーヴ/フリーソウル・ファンに人気のファンキー・ソウル作品Strutt『Time Moves On』(1975年)です。

Struttはニュージャージー出身の8人組ヴォーカル&インストゥルメンタル・グループ。メンバーは、Frank Portolana(org)、Carmen Cosentino(g)、Roger Zumbo(ds)、Edward Walker(b)、Jim Mecke(as、fl)、Joe Escobar(tb)、Ronald T. Jones(vo)、Dickie Herman(vo)という構成です。

ソウル・ファンにはお馴染みの名門レーベルBrunswickからリリースされた本作『Time Moves On』(1975年)がグループ唯一のアルバムです。

アルバムの魅力は、「Time Moves On」「Front Row Romeo」に代表されるディスコ・ファンク・チューンと、「Said You Didn't Love Him」「Funky Sign」といったグルーヴィー・ソウルにあると思います。特に、レア・グルーヴ/フリーソウル・ファンにとって後者の2曲はグッとくると思います。

いかにもB級なジャケも逆に好きだったりします(笑)

全曲紹介しときやす。

「Time Moves On」
オススメその1。オープニングは、ファンキーに疾走するディスコ・ファンク・チューン。グルーヴィーなオルガン・サウンドやファンキーなホーン隊もグッド!
http://www.youtube.com/watch?v=2MUcI0OnP8Y

「Said You Didn't Love Him」
オススメその2。本作のハイライト。フリーソウル好きにはグッとくるヤング・ソウルです。決してヴォーカルが上手いわけではありませんが、何処か惹かれるものがあります。中間のブレイクも格好良いですね。
http://www.youtube.com/watch?v=9qYMKn8a9Mo

「Front Row Romeo (Instrumental)」
後述する「Front Row Romeo」のインスト・ヴァージョン。

「We've Come Long Way Baby」
ロマンティックなバラード。Dickie Hermanの甘いバリトン・ヴォーカルとファルセット・ヴォーカルが交互に迫ってきます。

「Funky Sign」
オススメその3。フリーソウルのコンピにも収録されている爽快グルーヴィー・ソウル。個人的には一番のお気に入り曲。聴いていると気分が晴れやかになります。
http://www.youtube.com/watch?v=fyAxhQIIMt8

「Front Row Romeo」
オススメその4。カッチョよく疾走するファンキー・チューン。ひたすらファンキーなリズム隊とホーン・セクションが大活躍です。
http://www.youtube.com/watch?v=1vuybEbrXAU

「If Wishing Made It So」
味わい深いミディアム・ソウル。同じスロウ〜ミディアムでも前述の「We've Come Long Way Baby」はイマイチな感じがしますが、コチラはなかなかグッド!
http://www.youtube.com/watch?v=nl4fsv1ol84

「Funky Baby Feet」
ファンキー一直線といった趣のファンキー・チューン。Carmen Cosentinoのギターが冴え渡ります。

「Said You Didn't Love Her (Instrumental) 」
「Said You Didn't Love Him」のインスト・ヴァージョン。こちらのタイトルは"Him"ではなく"Her"になっていますが。

ご興味のある方は、この時期の他のBrunswick作品もチェックを!

The Eliminators『Loving Explosion』(1974年)
Loving Explosion

Maryann Farra & Satin Soul『Never Gonna Leave You』(1975年)
Never Gonna Leave You

Directions『Directions』(1975年)
ダイレクションズ(紙ジャケット仕様)

Exit 9『Straight Up』(1975年)
ストレイト・アップ(紙ジャケット仕様)

Step by Step『I Always Wanted to Be in the Band』(1976年)
アイ・オールウェイズ・ウォンテッド・トゥ・ビー・イン・ザ・バンド(紙ジャケット仕様)
posted by ez at 01:38| Comment(0) | TrackBack(0) | 1970年代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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