発表年:1972年
ez的ジャンル:ミラクル・ソウル/R&B
気分は... :1年経ちました♪
紀子さま男児ご出産でわく日本列島ですが、私事でも今日はなかなか感慨深い日になりまシタ。
このブログを立ち上げて今日でちょうど1年になりまシタ。
DJでも、ミュージシャンでもない、音楽ドシロウトの僕が軽い気持ちで立ち上げた音楽ブログであったが、よくまぁ1年も続いたもんだよね。
でも、1年間続けて、それなりに自分にとっての収穫もあった。まず、やっぱり自分自身が音楽が大好きであり、自分の生活の中の大きな要素であることを再認識できたなぁ。あと記事をエントリーするにあたって、情報をリサーチしていく中で、何十年も聴いていたアルバムなのに、初めて知った情報も数多くあり、さらに自分の音楽ライフを深めることが出来たと思うね。
そして、何よりこんなブログでも多くの方に閲覧頂き、その上あたたかいコメント、TBなどを数多く頂けたことが大変励みになりました。
この場を借りて御礼申し上げますm(_ _)m
ということで記念すべき1周年はStevie Wonder『Talking Book』(1972年)デス。
確か200回記念のエントリーもStevieの『Songs In The Key Of Life』(1976年)でしたね。僕にとって、Stevie Wonderの作品は御頭付きの鯛みたいものなのかもね??
『Songs In The Key Of Life』のエントリーの時にも書いたけど、Stevie Wonderのキャリアの中で『Music of My Mind』(1972年)から『Talking Book』(1972年)、『Innervisions』(1973年)、『Fufillingness's First Finale』(1974年)という所謂三部作を経て『Songs In The Key Of Life』(1976年)に至る5作品は完璧&ミラクルな作品だと思いマス。
そんなミラクルな5作品の中で、僕が最初に購入した作品が『Talking Book』だった。中学生の僕はとにかく「You Are the Sunshine of My Life」が欲しくて、このアルバムを最初に購入した。
ジャケも含めて、このアルバムの持つ崇高な雰囲気に、中学生の僕は圧倒された記憶がある。Marvin Gaye『What's Going On』と本作『Talking Book』の2枚を聴いて、それまでロック=洋楽だった僕が、ソウルというジャンルを強く意識するようになった。その意味でも実に思い出深いアルバムっす。
また、Stevieのキャリアを振り返っても、Stevieがポピュラー音楽の中心に位置する天才クリエイターであることを世に知らしめたのは本作からではないかと思いマス。
全曲紹介しときヤス。
「You Are the Sunshine of My Life」
全米チャート第1位、第16回グラミー賞最優秀ポップ・ヴォーカル賞受賞の名曲。僕のマイ・フェイバリット・スティーヴィーっす。
このラブソングの歌詞が大好きで、恥ずかしながら、若かりし頃、この曲の歌詞をラブレターに書いたこともあったけ?曲の方は、コンガの心地良いビートにのったStevie流ボッサといった趣きの心地良いメロウ・グルーヴっす。
Cold Blood、Lou Donaldson、Leon Thomas、Morgana King、Bobbi Humphrey、Carmen McRae、Pauline Wilson、平井堅、小野リサなど数多くのアーティストによってカヴァーされていますね。個人的には、7分超もロマンチックなサウンドを堪能できるCold Blood、実に優しくしなやかなMorgana Kingのカヴァーをよく聴きますね。
「Maybe Your Baby」
恋のモヤモヤ感がサウンドにもよく反映されているStevieらしいスロー・ファンク。本当に別の恋人が別の計画を立てているのだろうか?(笑)印象的なギターはRay Parker, Jr.デス。
「You and I (We Can Conquer the World) 」
「You Are the Sunshine of My Life」の次に好きな曲。ピアノとムーグで実に感動的なサウンドをクリエイトしていますよね。中学生の頃、この曲を何度も聴きながらレコードの裏ジャケの歌詞を辞書片手に何度も読み返していたことを思い出す。
「Tuesday Heartbreak」
これも大好きなジャズ・ファンク・テイストのナンバー。そうか、火曜日の失恋は不公平なんだね。どうせフラれるならば水曜日に(笑)
バックコーラスでDeniece Williams、サックスでDavid Sanbornが参加していマス。僕が持ってる昔のLPのライナーノーツには“ドニース・ウィリアムス”って表記されていたので、CDで買い直すまでDeniece Williamsだとは気付かなかった(笑)
「You've Got It Bad Girl」
Yvonne Wrightとの共作ナンバー。ムーグによる魅惑のサウンドが展開されます。Quincy JonesやHerbie Hancockによるカヴァーも有名ですね。Quincyの場合、アルバムタイトルにもなっていマス(1973年の『You've Got It Bad Girl』)。
「Superstition」
「You Are the Sunshine of My Life」と並ぶアルバムのハイライト曲。勿論全米チャート第1位。中学生の頃、「迷信」という邦題は結構インパクトあったね。今でこそこの曲を聴くと“Stevieらしいファンク・サウンド”ってことになるんだろうけど、1972年にこのサウンドってかなり斬新だったんじゃないかなぁ?僕はこのアルバムをリアルタイムで体験したわけではないけど...
この曲もQuincy Jones、Ahmad Jamal、David T.Walker、Stevie Ray Vaughan & Double Trouble、Escorts、 Bernard Purdie、Glenn Lewisなど数多くのカヴァーがありますね。最近ではAlicia Keys「Karma」と「Superstition」をMash Upした「Karmastiton」なんていうのも話題になりましたよね。
「Big Brother」
「Superstition」からシームレスに続くこの曲は、ニューソウルらしい痛烈なプロテスト・ソングっす。でも、そんな歌詞以上にパカポコ心地良く響くパーカッションに惹かれてしまいマス。
「Blame It on the Sun」
Stevieと当時の奥方Syreeta Wrightとの共作。神聖なムードに包まれた心洗われるバラード。
「Lookin' for Another Pure Love」
昔から特別好きな曲ではないんだけど、一度聴いたら、耳にフレーズが残ってしまう中毒性のある曲。ギターでJeff Beck 、Buzzy Feitenが参加していマス。
「I Believe (When I Fall in Love It Will Be Forever) 」
Sstevieらしい大作バラードでアルバムは幕を閉じる。Yvonne Wrightとの共作。
果たして、2歳の誕生日まで本ブログは続いているのか?
’70年代のSワンダーは本当にワンダーフルでしたね♪
ありがとうございます。
何とか、イルカ軍団が再び頂点を極めるまでは続けたいですね!
その時は是非一緒に勝利の美酒に酔いましょう☆
僕自身はこのブログを知って1ヶ月ちょっとだと思うのですが、情報の豊富さ(量・質ともに!)とともに取り上げられてるアルバムの趣味に惹かれ(僕、stevieとslyが本当に好きなもので。。。)、ほぼ毎日読ませてもらってます。
よくこれだけのものを1年も続けられたと感心するばかりです。
これからも楽しみにしております^^
ありがとうございます。
このブログを初めてから、Marvin Gaye、Curtis Mayfield、Stevie Wonder、EW&F、Sly Stone、P-Funk、Isley Brothersあたりの70年代R&B/Soul/Funkって、世代を超えてみんな大好きなんだなぁってことが、改めてわかりとてもウレシイ気分です。
これからもお気軽にコメントしてくださいね!よろしくお願いしますm(_ _)m
ありがとうございます。
ちょうどグッドタイミングでスタイルシートをリニューアルしたところです。
少しは見やすくなりましたかね?
> お母さん、あなたの青春時代に私は生まれてないのよ!
世代を超えてコミュニケーションできるところが、音楽の素晴らしいところだと思います。
「年代的にかなり昔のはずだけど、その音楽聴いたことがある!」
「オジサンのくせにビヨンセ聴くんだぁ!」
なんてところから、世代間のコミュニケーションが始まるのかも?
これからもよろしくお願いしますm(_ _)m