発表年:2006年
ez的ジャンル:ジャジー系アングラHip-Hop
気分は... :ハシャギすぎた(>o<)
昨晩、ちょっとハシャギすぎてお疲れ気味デス(>o<)
それほど詳しいわけではないが、年に何度かアンダーグラウンドなHip-Hopを聴きたくなる。正確に言えば、アングラHip-Hopを発掘したくなると言った方が正しいかも?全然名前を聞いたこともないグループの作品を試聴し、予想外の掘り出しモノに出会えた時の感動と喜びがたまりませんな。
今回はテキサスのHip-HopグループStrange Fruit Projectの3rdアルバム『The Healing』っす。
Strange Fruit Projectは、S1(Symbolic One)、Myth、Myoneの3人組。2002年に1stアルバム『From Divine』を発表。その後2004年に2ndアルバム『Soul Travelin'』を発表している。
僕がこのグループのことを知ったのは、「All The Way」、「Eternally Yours」といった人気曲を含む2nd『Soul Travelin'』だった。本ブログで紹介したTime Machine『Slow Your Roll』(2004年)と一緒に、CDショップで試聴して気に入り購入した記憶がある。
一言でいうとジャジーなHip-Hopということになるんだろうけど、単にスタイリッシュでオシャレなジャジーHip-Hopという感じとも違う。うまく表現できないが、温かいんだけど、白日夢のような儚さ、哀愁感を伴う独特のムードに、聴いているうちにどんどんハマっていったなぁ。
本当は『Soul Travelin'』を紹介したいと思ったんだけど、Amazonにジャケ写真がないので、最新作『The Healing』を紹介します。『Soul Travelin'』と比べて、よりソウルフルになったような印象を受けマス。
輸入盤に先んじて、国内盤が発売されたくらいだから、案外日本で人気があるグループなのかもね?
オススメ曲を紹介しときやす。
「You (The Only Ones) 」
早回しボーカルの哀愁トラックが印象的なナンバー。温かさと儚さが同居する感じがスキ。Illmindプロデュース。
「Under Pressure」
『Soul Travelin'』の世界に通じるジャジーなトラック。先に書いた白日夢の雰囲気が漂っていマス。
「Good Times」
ラテン・テイストのパーカッシブなナンバー。このキャッチーさは、グループのイメージと合わないけど、でもいい曲なのでOKっす。
「Liberation」
このグループらしいアングラ・ムードたっぷりのナンバー。この怪しげなトラックはかなりいいですね。かなりのお気に入り曲。Tobyをフューチャー。
「Get Live」
Erykah Baduをゲストに迎えたウレシイ1曲(Illmindプロデュース)。 Strange Fruit ProjectとErykah Baduというのは意外な組み合わせな感じもするが、案外マッチしている。そう言われれば、本作の雰囲気って、初期のErykah Baduの作品に通ずるものがあるかもね?
「Soul Clap」
先行シングルにもなったナンバー。聴けば聴くほどクセになる心地良いグルーヴ感を持つトラックがサイコーですな。この曲を聴き終わると、何故かCurtis Mayfieldが聴きたくなる?
「Special」
Thesisをフィーチャーした盟友であるLittle Brotherの9th Wonderプロデュース曲。ソウルフルなトラックがオヤGリスナーの僕にはウレシイ限り。実はアルバム中一番のお気に入りっす。
「Rise」
Little BrotherをフィーチャーしたIllmindプロデュース曲。このグループらしいジャジーなグルーヴ感に溢れていマス。
「Cali Cruisin」
Deloach And Bavuをフィーチャー。不穏な空気漂うトラックが印象的。
「Parachutes」
Thesisをフィーチャーしたサマー・チューン。パーカッシブなトラックが実に気持ちイイ。あと1ヶ月前に紹介したかった曲ですな。
「God Is」
Darien Brockington And Yazarahをフィーチャーした感動の1曲。実にニューソウルなソウル・テイストがいいですね。
Amazonでジャケ写真をゲットできれば、『Soul Travelin'』もぜひ紹介したいですね!