※全て当ブログで紹介した作品です。作品の詳細は各エントリーをご参照下さい。
Tamy『Tamy』
「Gigi」
http://www.youtube.com/watch?v=0ieb_GPzYfY
Sabrina Malheiros『Dreaming』
「Bobeira」
http://www.youtube.com/watch?v=42V3kBZ7YNM
Florencia Ruiz『Luz De La Noche』
「Estuve Asi」
http://www.youtube.com/watch?v=cIiTR28tfJs
Pauline London『Under The Rainbow』
「In Black And White」
http://www.youtube.com/watch?v=d6l1Nri4S5Q
The Quiet Nights Orchestra『Movin'』
「Movin'」
http://www.youtube.com/watch?v=Tt1znrpsk7g
Michelle Shaprow『Purple Skies』
「Ferris Wheel」
http://www.youtube.com/watch?v=bSgBheQF3uI
Selah Sue『Selah Sue』
「Peace Of Mind」
http://www.youtube.com/watch?v=9gnabY-75m8
Betty Wright & The Roots『Betty Wright: The Movie』
「In the Middle of the Game (Don't Change The Play)」
http://www.youtube.com/watch?v=UEp_6fVS5oE
Musiq Soulchild『Musiqinthemagiq』
「Sayido」
http://www.youtube.com/watch?v=zt_rJ_GREKM
Ben Westbeech『There's More To Life Than This』
「Something For The Weekend」
http://www.youtube.com/watch?v=3mECuK4qUh0
毎年のように各ジャンルからバランス良くセレクトしたつもりです???
よく眺めてみると女性アーティストの作品がズラリ!
女性アーティストの活躍が目立った1年なのか?
それとも僕が単に女性アーティスト好きなのか?
まずはブラジル作品からはTamy『Tamy』、Sabrina Malheiros『Dreaming』という次世代ボッサ2枚をセレクト。特に『Tamy』は僕の音楽嗜好にジャスト・フィットした1枚でした。でも、日本では殆ど話題にならない作品なのは残念な限りです。ブラジルものでは大好きなMaria Ritaの『Elo』もセレクトしたかったのですが、全体バランスを考慮して泣く泣く選外に・・・(泣)
アルゼンチン作品からFlorencia Ruiz『Luz De La Noche』をセレクト。今年僕が最も衝撃を受けたアルバムです。このジャンルではTatiana Parra & Andres Beeuwsaert『Aqui』も素晴らしい1枚でした。
ジャズ作品からはPauline London『Under The Rainbow』、The Quiet Nights Orchestra『Movin'』の2枚をセレクト。クラブジャズではNicola Conte『Love & Revolution』という強力アルバムもありましたが、ここは僕らしい2枚を優先させました。本当はこのジャンルからは女性ジャズ・ヴォーカルの逸品Gretchen Parlato『The Lost And Found』をセレクトするつもりだったのですが、最後にThe Quiet Nights Orchestraが超強力かつ僕のど真ん中な新作をリリースした影響ではじき出されてしまいました。
Michelle Shaprow『Purple Skies』、Selah Sue『Selah Sue』の2枚はジャンル分けが難しいハイブリッドなアルバムです。ベルギー出身のコケティッシュな女性SSW、Selah Sueはマイ・ベスト・ニュー・アーティストといったところでしょうか。
R&B作品からはBetty Wright & The Roots『Betty Wright: The Movie』、Musiq Soulchild『Musiqinthemagiq』の2枚をセレクト。
Betty Wrightは約10年ぶりの新作でしたが、そんなブランクを感じさせない充実作でした。衰えを知らぬエネジーに感銘を受けました。他の女性R&BではMarsha Ambrosius『Late Nights & Early Mornings』はFloetry好きの僕を喜ばせてくれた1枚でした。
Musiq Soulchild『Musiqinthemagiq』については、必ずしも皆の評価が高い作品ではありませんが、僕にとってのMusiq Soulchildは男性R&Bアーティストの中では別格なので。他にはAnthony David『As Above So Below』、Dawkins & Dawkins『From Now On』あたりが次点といったところですね。
今年はHip-Hopから1枚もセレクトしていませんが、選ぶとすればThe Roots『Undun』ですかね。バックアップしたBetty Wright & The Roots『Betty Wright: The Movie』、Booker T. Jones『The Road From Memphis』も含めて、昨年に続きThe Rootsの大活躍が目立った1年でした。
クラブ・ミュージックからはBen Westbeech『There's More To Life Than This』をセレクト。このジャンルでは僕の中で本作とDego『A Wha' Him Deh Pon?』、Mark De Clive-Lowe『Renegades』の3枚が同点1位だったので、便宜上1枚セレクトしたといった感じです。
東日本大震災が発生した2011年、いろいろな事を見つめ直す1年になったような気がします。そんな中でも音楽にはいろいろな意味で救われました。
素晴らしい音楽に感謝!
では皆様良いお年を!