2012年06月09日

Graham Central Station『Graham Central Station』

もう1つのSly & The Family Stone?記念すべきGCSの1st☆Graham Central Station『Graham Central Station』
Graham Central Station
発表年:1973年
ez的ジャンル:ダイナマイト・ファンク
気分は... :完勝しましたが・・・

サッカー日本代表はヨルダンに6対0で完勝しました。

本田の存在感は凄かったですね。。
この2戦を観ると、やはり日本のエースは本田という気がします。
それと比較すると、香川を代表のエースと呼ぶためには、まだいくつか山を越えてもらわなければいけない気がします。

次戦はアウェーのオーストラリア戦ですが、DFの要である吉田の離脱は痛いですね。今野、栗原のコンビに期待しましょう。

さて、今回はLarry Graham率いるGraham Central Station(GCS)の1stアルバム『Graham Central Station』(1973年)です。

Graham Central Stationの紹介は、『Release Yourself』(1974年)、『Ain't No 'Bout-A-Doubt It』(1975年)に続き3回目となります。

1972年にSly & The Family Stoneから独立したLarry Grahamは、前身となるHot Chocolateを経てGraham Central Stationを結成しました。

デビュー・アルバムとなる本作『Graham Central Station』時点のメンバーは、Larry Graham(b、g、p、key、ds、vo)、Patryce "Chocolate" Banks(vo、drum prog)、Hershall "Happiness" Kennedy(clavinet、tp)、David "Dynamite" Vega(g)、Willie "Wild" Sparks(ds)、Robert "Butch" Sam(p、org)の6名。

さらにSly & The Family StoneFreddie Stone(g)、Tower Of PowerLenny Williams(vo)、Milt Holland(per)、P. Caboose(ts)がゲスト参加しています。

同じ1973年にリリースされたSly & The Family Stone『Fresh』と比較しても、もう1つのSly & The Family Stoneといった雰囲気もある作品ですね。特に、『Fresh』同様にリズム・ボックスを使った曲を聴くと、余計にそんな気がしてきます。

重心の低いファンキー・グルーヴと躍動するヴォーカルによるGCSらしいダイナマイト・ファンク・ワールドを楽しみましょう。

プロデュースはLarry GrahamとRuss Titelman。Clarence McDonaldがストリングス・アレンジを担当しています。

全曲紹介しときやす。

「We've Been Waiting」
オープニングは意外にもア・カペラ。Jerry Weaver/Poesie Knight作。Franky Kubrick「Prost Drauf」のサンプリングソースにもなっています。

「It Ain't No Fun To Me」
Al Green作品のカヴァー。オリジナルは『Let's Stay Together』に収録されています。オリジナルと比較すると、ファンキーな派手さのあるカヴァーに仕上がっています。Larry Graham作。
http://www.youtube.com/watch?v=ob1fdi53L_8

「Hair」
Larry Grahamのスラップ・ベースを満喫できるファンキー・グルーヴ。重心の低いグルーヴを楽しみましょう。Larry Graham作。
http://www.youtube.com/watch?v=KmRNGIk0LYA

「We Be's Gettin' Dow」
Patryce "Chocolate" Banksをフィーチャーしたニューソウル風のエモーショナル・バラード。Milt Hollandがパーカッションで参加しています。Larry Graham作。

「Tell Me What It Is」
「People」、「Why?」と並ぶお気に入り曲。Lenny Williamsがヴォーカル、 Freddie Stoneがギターで参加。アンダーグラウンドな雰囲気の漂うグルーヴがたまりません。Larry Graham作。
http://www.youtube.com/watch?v=8ESPiMrX-3w

「Can You Handle It?」
シングルとして全米R&Bチャート第9位となりました。明るく開放的なパーティー・グルーヴです。Larry Graham作。

「People」
僕の一番のお気に入り曲。素晴らしいヴォーカル・ワークとエキサイティングなファンキー・グルーヴとGCSの魅力を満喫できます。Larry Graham/Freddie Stone作。
http://www.youtube.com/watch?v=pgQ_WV05clI

Das EFX「Baknaffek」、Hocus Pocus「Beautiful Losers」のサンプリングソースになっています。

Hocus Pocus「Beautiful Losers」
 http://www.youtube.com/watch?v=laSxWt9nv6c

「Why?」
この曲もお気に入り。リズム・ボックスをバックにPatryce "Chocolate" Banksの躍動するヴォーカルを満喫できます。もう一つのSly & The Family Stoneといった雰囲気がいいですね。Larry Graham作。

「Ghetto」
ラストも迫力のヴォーカル・ワークを活かしたファンキー・グルーヴ。Lenny Williamsがヴォーカルで参加しています。Larry Graham作。
http://www.youtube.com/watch?v=5zE7Pjz3TVY

Graham Central Stationの過去記事もご参照下さい。

『Release Yourself』(1974年)
Release Yourself

『Ain't No 'Bout-A-Doubt It』(1975年)
Ain't No 'Bout-A-Doubt It
posted by ez at 01:58| Comment(0) | TrackBack(0) | 1970年代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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