2012年10月03日

Giovanca『Subway Silence』

Benny Singsプロデュース、オランダ人黒人女性シンガーのキュートなデビュー作☆Giovanca『Subway Silence』
サブウェイ・サイレンス
発表年:2008年
ez的ジャンル:Benny Sings系エンジェル・ヴォイス
気分は... :先入観で聴くのはよくありませんな・・・

今回はオランダ人女性シンガーGiovancaのデビュー作『Subway Silence』(2008年)です。

ファッション・モデルとして活躍していたアムステルダム生まれの黒人女性シンガーGiovancaの紹介は2ndアルバム『While I'm Awake』(2010年)に続き2回目となります。

Benny Singsプロデュースによる黒人女性シンガーとして、日本でも高い支持を得ているGiovanca

僕はこのデビュー作『Subway Silence』をはじめて聴いた時は、「悪くはないけど数年後も聴きたいと思うかはクエスチョナブル?」という印象だったのですが、それは僕の誤った認識でしたね。今聴いても十分楽しめます。僕の場合、R&Bアルバムといった先入観で聴いてしまい、想像以上に中身がポップだったので、そんなイメージを持ってしまったのかもしれません・・・

Minnie Riperton的なエンジェル・ヴォイスを持つキュートなGiovancaの歌声とBenny Singsのサウンド・センスを楽しみましょう。

個人的には、「Hypnotize You」「Free」といった西ロンドン調のクロスオーヴァーな楽曲がお気に入りです。

今聴けば、2nd『While I'm Awake』以上に、僕の嗜好にフィットしているデビュー作です。

全曲紹介しときやす。

「On My Way」
オススメその1。日本でも人気となったシングル曲。Minnie Riperton的なチャーミングな歌声が魅力のサニー・モードのポップ・ソウル・チューン。聴いているだけで晴れやかな気分になります。
http://www.youtube.com/watch?v=WdK5-eyX5s4

「Joyride」
ネオソウル的な仕上がり。ややメリハリに欠けますが、それなりに楽しめます。
http://www.youtube.com/watch?v=RLa6ceOZ6iY

「Hypnotize You」
オススメその2。僕好みのリズミックなクロスオーヴァー・ソウル。ハンドクラップが印象的です。西ロンドン系の曲とセットで聴くとマッチするのでは?
http://www.youtube.com/watch?v=WsFWhL4Y84Y

「A Matter Of Facts」
オススメその3。この曲も僕好み。R&Bモードと本作らしいポップ・ソウルな味わいが上手くブレンドしたキャッチーな仕上がりにグッときます。
http://www.youtube.com/watch?v=qawp6JZVm60

「Melancholic You」
アコースティックなバラード。キュート&オーガニックな雰囲気はお昼寝モードにぴったりです(笑)

「Pure Bliss」
オススメその4。この曲もMinnie Riperton的な魅力に溢れています。エンジェル・ヴォイスを聴いているだけで癒されます。
http://www.youtube.com/watch?v=XftECAJCw9g

「Moving Me」
クラシカルな雰囲気も漂うポップ・チューン。こういうのは僕の嗜好にはマッチしませんが・・・

「You Can Do It」
オススメその5。疾走するリズムとキュートな歌声に惹かれます。甘く妖しげな雰囲気がいいですね。
http://www.youtube.com/watch?v=L-xZZ02PhRU

「Free」
オススメその6。西ロンドン系のクロスオーヴァー・チューンをポップにした感じの仕上がり。このあたりはBenny Singsのサウンド・センスでしょうか。
http://www.youtube.com/watch?v=soo5u3SPNT4

「To The Moon」
ネオ・ソウル的な仕上がりのキュート&メロウな仕上がり。Giovancaのキュートな歌声を満喫できます。

「Stay Together」
オススメその7。ホーン隊をフィーチャーしたジャズ・ファンク調の仕上がり。爽快な疾走感が魅力です。
http://www.youtube.com/watch?v=eSheaHR9mT4

「You Again」
ラストは美しいバラード。小鳥のさえずりが聴こえてくるあたりがMinnie Riperton的ですね(笑)
http://www.youtube.com/watch?v=tvXhp3826iA

国内盤には「Here To Stay」「Beautiful」「I Remember」の3曲がボーナス・トラックとして追加収録されています。

『While I'm Awake』(2010年)
ホワイル・アイム・アウェイク
posted by ez at 05:04| Comment(0) | TrackBack(0) | 2000年代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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