2012年10月10日

Eternity's Children『Eternity's Children』

Curt Boettcherプロデュースによるソフト・ロック/サイケ・ポップ名盤☆Eternity's Children『Eternity's Children』
Eternity's Children
発表年:1968年
ez的ジャンル:Curt Boettcher系ソフト・ロック/サイケ・ポップ
気分は... :ストレンジ・ブルー!

今回はソフト・ロック/サイケ・ポップ好きにはお馴染みのアルバムEternity's Children『Eternity's Children』(1968年)です。

何だかサイケ・ポップでストレンジな気分になりたいのでセレクトしました。

Eternity's Childrenは60年代の半ばにミシシッピで結成されたグループ。

メンバーはCharlie Ross、Linda Lawley、Mike McClain、Roy Whitakerの4名。
『Eternity's Children』(1968年)、『Timeless』(1968年)という2枚のアルバムをリリースしています。

特に、1stアルバムとなる本作『Eternity's Children』(1968年)は、Curt BoettcherKeith Olsenというソフト・ロックの人気プロデューサーが手掛けた作品として再評価されているアルバムです。

Curt Boettcherプロデュース作らしいマジカルなコーラスとサイケ&ソフトリーなポップ・サウンドが織り成す至極のソフト・ロック/サイケ・ポップを堪能できるアルバムです。

シングルにもなったサイケ・ポップ「Mrs. Bluebird」やビューティフルな「Lifetime Day」、ボッサな仕上がり「My Happiness Day」をはじめ、捨て曲ナシ!充実の全10曲です。

全曲紹介しときやす。

「Again Again」
William Jack Tinker(Bill Tinker)作。サイケ&ドリーミーな幻想感が印象的なオープニング。作者William Jack Tinkerのヴァージョンは彼のアルバム『Inside Out』(1968年)に収録されています。
http://www.youtube.com/watch?v=-FVt9_LHwnQ

「Rupert White」
Bob Hopps/Jerry Ritchey/Ken Johnson作。サイケ色の強い仕上がり。60年代後半のストレンジな雰囲気が好きな人は気に入るのでは?
http://www.youtube.com/watch?v=rd8B_mwHRps

「Flowers」
Craig M. Steffanides/Michael Fennelly作。陰陽のメリハリの効いたサイケ・ポップ・チューン。サイケ好きはぜひ!
http://www.youtube.com/watch?v=JROh6RSvLno

「My Happiness Day」
S. Dell作。サイケ・モードの前曲から一転、ボッサ・フレイヴァーのソフトなポップ・チューンを聴かせてくれます。いかにも僕好み!
http://www.youtube.com/watch?v=ZMB7l4lP7Rc

「Lifetime Day」
S. Dell作。美しいコーラス・ワークに魅了される素晴らしいソフト・ロック・チューン。ソフト・ロック好きの人はトキメく1曲なのでは?
http://www.youtube.com/watch?v=ZEnnjQqBaP4

「Mrs. Bluebird」
シングルにもなった本作のハイライト。Bruce Blackman/Johnny Walker作。ヴォーカル&コーラス、メロディ、アレンジ全てが完璧なポップ・サイケ名曲。この1曲だけでも元がとれるのでは?作者Bruce Blackmanは後にStarbuckでの活動でも知られる人ですね。
http://www.youtube.com/watch?v=Lk7-9zYMIlg

「Your World」
Bruce Blackman作。紅一点の女性メンバーLinda Lawleyのヴォーカルを前面にフィーチャー。妖しくミステリアスなポップ・ワールドへ誘ってくれます。
http://www.youtube.com/watch?v=QE2AyhNKI3E

「You Know I've Find A Way」
Curt Boettcher/Lee Mallory作。ソフト・ロック好き、Curt Boettcher好きであれば、Sagittariusヴァージョンでもお馴染みの楽曲ですね。ドリーミーなコーラスと甘酸っぱいメロディにグッとくるソフト・ロック・チューン。

「Little Boy」
Dearis P. Anthony作。ソウルなエッセンスも感じられるメロウ・ポップ。中盤のメリハリのつけ方も含めてかなり好きです。
http://www.youtube.com/watch?v=vbgyeX4ugXk

「Sunshine Among Us」
Bruce Blackman作。ストレンジな開放感に惹かれるサイケ・サンシャイン・ポップ。ファズ・ギターやハープシコードなどカラフルなサウンドにグッときます。
http://www.youtube.com/watch?v=nCOkhg1T6aU

2nd『Timeless』もセットでどうぞ!
こちらはCurt Boettcherプロデュースではなく、サイケ色も薄れていますがソフト・ロック好盤であることには変わりありません。

『Timeless』
Timeless
posted by ez at 00:54| Comment(2) | TrackBack(0) | 1960年代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
『Timeless』も入っている2in1を愛聴しております。どちらもいいですね。新しいですね。およそ半世紀前のサウンドとは信じられません。
Posted by ドコドン at 2012年10月10日 11:46
☆ドコドンさん

ありがとうございます。
この2in1CDはお得ですよね。
ヴォーカル、サウンド、メロディ全て良し!の至極のソフトロックですね。
Posted by ez at 2012年10月11日 10:51
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