2007年01月08日

Omarion『21』

待ちに待ったOmarionの2作目☆Omarion『21』
21
発表年:2006年
ez的ジャンル:脱アイドル系R&B
気分は... :祝!成人

今日は成人の日ですね。
今回はそれに因んで、アメリカで成人を意味する21歳という年齢をタイトルにした作品、Omarion『21』っす。

発売が延期になりヤキモキしていたOmarionの2ndアルバム『21』が昨年末にやっと発売された。

体調不良で寝込んだツケが回って、年末バタバタ状態の中、わざわざ発売日にCDショップに出向いて購入した。僕が男性アイドル系シンガーの新作CDを待ちわびて、発売日当日に購入するなんて事は5年に1回くらいの珍事だ(笑)

そんなカンジで僕的にはかなりイケてるOmarionだが、アメリカでの熱狂ぶりに比べると、日本での人気はまだまだ発展途上かもしれない。

『21』を購入した直後、洋楽は売れ筋作品のみ聴く知人のA子さんと会ったのだが、その時の会話を再現すると...

 A子:何のCD買ったの?
 僕:Omarionの新作(^^)
 A子:えっ、オマル!オマルなんて変な名前(゚o゚)
 僕:違うよ。Omarion!(>_<)
 A子:誰?知らなぁ〜い(? ?)
 僕:未来のUsherみたいな奴だよ。
 A子:ホント!スゴ〜イ!じゃあ、今度ベスト盤作って聴かせてぇ♪
 僕:...(- -;

きっと、世間一般でのOmarionの認知度とは、こんなものなのだろう。
個人的に地味ながらOmarion啓蒙活動をしていきマス。

ソロ・デビュー作『O』(2005年)が全米アルバムチャートNo.1アルバムとなった元B2KOmarion

数年前までアイドル系R&Bへの関心が低かった僕はB2Kをまともに聴いたことがなく、B2K解散なんてニュースにも全く無関心だった。それでもCDショップで偶然試聴した『O』は一発で気に入ってしまい、本ブログの『ezが選ぶ2005年の10枚』にセレクトするに至った。

なので、この2nd『21』に対する事前期待も大きかった。聴いてもいないのに、『ezが選ぶ2006年の10枚』にOmarion枠を1つ空けておかないとなんて思っていたくらいっす。実際は少し発売時期が年末にずれこんだので、『21』は2007年作品扱いにしてしまいましたが(笑)

で、実際に購入して聴いてみると、まだ聴き込み不足ですが、なかなかの作品に仕上がっていると思いマス。

前作『O』も、脱アイドルという印象が強かったが、本作もさらに大人のシンガーへとステップ・アップしているOmarionを感じることができると思いマス。なんとなく、ダンサーとしても一流のOmarionなので、アゲアゲのアップ・ナンバーのイメージが強いかもしれないが、結構スロウ作品にその魅力が凝縮されているように思いマス。

プロデュースはTimbalandThe NeptunesThe UnderdogsBryan Michael Coxといった有名どころが勢揃い。その中で、新人Eric Hudsonが3曲もプロデュースを手掛けていマス。将来の大物プロデューサーとなる可能性を秘めた注目株といったところですな。

オススメ曲を紹介しときやす。

「Entourage」
先行シングルとなったEric Hudsonプロデュースのミッド・チューン。アダルト・ムードのメロウなダンス・ナンバーに仕上がっていマス。80年代テイストのシンセの響きがいいカンジですな。有名プロデューサーの作品を押しのけて、この曲をシングルに持ってくるあたりに、OmarionのEric Hudsonに対する高評価ぶりが窺えるよね。

「Ice Box」
「Entourage」に続きシングル・カットされたTimbalandプロデュース作。淡々とした展開ながら、ジワジワと高揚感が湧き上がってくる曲。Omarionのボーカルが引き立っていマス。

「Electric」
この曲もEric Hudsonプロデュースのセクシー・ダンス・チューン。80年代のエレクトリック・ファンク・テイストなカンジが僕好み。

「Just Can't Let You Go」
Bryan-Michael Coxプロデュースの美しくゴージャスなトラックが印象的な1曲。

「Obsession」
The Neptunesプロデュース曲。Pharrell『In My Mind』路線の80年代テイストのチープ感漂う打ち込みトラックが印象的なNeptunesらしさ全開の曲。逆にそれで好き嫌い分かれる曲かもね。

「Midnight」
「Just that Sexy」
The Underdogsのプロデュース2曲。脱アイドルを図るOmarionの大人のシンガーとしての魅力を見事に引き出している2曲だと思いマス。「Midnight」は個人的にはアルバムで一番お気に入りの美メロ・スロウ。「Just that Sexy」は甘く危険なセクシー・チューンに仕上がっていマス。

「Beg For It」
Timbalandプロデュース曲。Timbalandらしい変態チックな雰囲気が漂っていマス。

「Been With A Star」
3曲目のEric Hudsonプロデュース。胸キュン・スロウに仕上がっていマス。水滴の音をリズムに使うあたりの小技がニクイですな。Eric Hudson只者ではありませんな。Omarion同様今後が楽しみっす。

Omarion☆目指すはUsher越えだ!

posted by ez at 00:13| Comment(2) | TrackBack(0) | 2000年代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
どもです!
オマリオンの新作、俺も発売してすぐに買いました。先行シングルがかなりツボだったし、前作も好きだったんで、即購入です。したら、やっぱいいですね。延期した甲斐があったと思います。
オマリオンの知名度がそんなに低いのは初めて知りました・・・。映画とかで有名になったと思ったんですけど、まだまだ、ですかね。是非ともみんなに知ってもらいたいですね!
Posted by mamo at 2007年01月10日 00:22
☆mamoさん

ありがとうございます。

『21』いいですよね。そんなに派手な作品ではないけど、じっくり聴き込めるカンジが逆にOmarionの成長を感じますよね。

>オマリオンの知名度がそんなに低いのは初めて知りました・・・。

mamoさんのような若いリスナーの方には、もっと浸透しているのだと思いマス。
確かに、映画『You Got Served』のダンス・シーンを観てもらえれば、女性ファンは一気に増えそうですね!
Posted by ez at 2007年01月10日 01:50
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