2007年02月03日

Freedom『The Best Of Freedom』

スチャダラ「Get Up And Dance」のオリジナルはこのグループ☆Freedom『The Best Of Freedom』
ゲット・アップ・アンド・ダンス-ザ・ベスト・オブ・フリーダム
発表年:2002年
ez的ジャンル:何でもあり系ファンク
気分は... :楽しく行こうよ!

ここ数年、他人にイライラしたり、他人にキレたりする事が少なくなった。
かなり平常心を維持できるようになったと自覚しているのだが。

人間が丸くなったのか(体型じゃないよ)? 忍耐力がついてきたのか?

一つ言えることは、イライラしたり、キレたりしたところで、自分自身は決して楽しい気持ちにはならない。その周囲の人も同様である。お互いが楽しくならない事を、わざわざ仕掛けて何の意味があるの?と思うようになったのかもね。

先月のあるエントリーで人生のモメンタム(流れ、勢い)を、いかにうまく引き寄せるかみたいなことを書いたけど、すぐにイライラしたり、キレたりしている限りは、モメンタムを引き寄せることは難しいと思う。

まぁ、楽天的に過した方が人生プラスの方向に進むのではと思いマス。

さて、今回はそんな楽天的な人生を送るのに、ぴったりなファンク・グループFreedomの紹介です。Freedomは1977年にデビューし、80年代前半まで活動していたファンク・グループっす。

詳細なプロフィールを紹介するよりも、ポンキッキーズのオープニング・テーマだったスチャダラパー「Get Up And Dance」のオリジナルは、このグループです!と説明するのが一番ピンと来ると思いマス。

そうです!あの♪パーッパラ♪パッパッパッパッ♪パーパーラ〜♪ってやつです。
Freedomというグループ名や「Get Up And Dance」という曲名を知らなくても、このポンキッキーズで流れていた一節は、かなりの方がご存知ですよね。

これで少し興味を持っていただけたでしょうか(笑)

今回紹介するのは日本独自編集のベスト盤『The Best Of Freedom』っす。

本作は、『Farther Than Imagination』(1979年)、『Free』(1980年)、『Changes of Time』(1981年)、『Are You Available』(1984年)という4枚のアルバムとシングル曲からセレクトされてものですが、多分オリジナル・アルバムはCD化されていない(もしくは廃盤)だと思うで、なかなか貴重な1枚ですよ。

中身は、ファンク/ディスコ好きにはたまらんアゲアゲのフロア・チューンが一杯っす。あとメロメロのスロウもありまっせ!

Earth,Wind & FireP-FunkKool & the Gangなど70年代後半から80年代前半のファンクのエッセンスが凝縮されています。悪い言い方をすれば、単なるいいとこ取りって感じですけどねぇ(笑)

♪パーッパラ♪パッパッパッパッ♪

オススメ曲を紹介しときやす。

「Get Up And Dance」
前述のグループを代表する1曲。ポンキッキーズやスチャダラパー云々を抜きにしても、永遠のダンス・クラシックですよね。
これで盛り上がらないで、何で盛り上がるってカンジのパーティー・アンセムですよね。

スチャダラパー以外にもGrandmaster Flash「Freedom」、Boogie Down Productions「You Must Learn」、SWV「Anything(Old School Mix)」、Positive K「I Got A Man」、Lil' Louis & Party「lap Your Hands(R&B Remix Extended)」、Jurassic 5「Concrete Schoolyard」、Beck「Make Our City(Remix) 」などサンプリングの定番になっていますね。

「Dance Sing Along」
「Get Up And Dance」と並ぶグループの代表曲。こちらも踊らずにはいられないこの時代らしいファンク・チューンに仕上がっていマス。EW&FのPhilip Baileyばりのファルセットが実にいいカンジっす。♪フッフッフ〜♪

「Come On & Dance」
この曲はJames "J.T." Taylor加入後のKool & the Gangあたりが好きな人は気に入りそうな、ポップなファンク・チューン。ホーン・セクションの鳴り具合が気持ちいいっす。

「The Funktionary」
これはモロにP-Funkですね。タイトルからしてそんなカンジだもんね(笑)

「Set You Free」
これは笑っちゃうくらいEW&F「Get Away」です。これだけ堂々とやれば大したものです(笑)

「All For You」
ライナーノーツには、Ray Parker, Jr.風と書いてあるが、イマイチぴんと来ないかなぁ?アーバン・メロウでいい曲に変わりはありませんが。

「Funk With You」
個人的にかなりお気に入りの1曲。ファンクらしいうねりのあるグルーヴ感を堪能できマス。ある意味、一番カッチョ良い曲かも?擬似ライヴのような雰囲気もサイコーっす。

「At The Party」
Rick Jamesあたりを彷彿させるナスティなファンク・チューン。

「We Were Lovers」
メロウ&スウィートな絶品スロウ。メロメロ好きにはたまらん胸キュンの1曲に仕上がっていマス。どこかで聴いたことがあるカンジがいいですな(笑)

「Caught(Special Way) 」
EW&F「That's the Way of the World」をアーバン・メロウにしたようなスロウ。AOR系が好きな人は、なかなかヨダレものの1曲だと思いマス。

こんな楽天的な音楽に囲まれていれば、自ずと人生ハッピーになるのではと思いマス。
posted by ez at 10:24| Comment(0) | TrackBack(0) | 1980年代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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