発表年:1980年
ez的ジャンル:アーバン・シルキーソウル
気分は... :バルサ何とかしてくれ!
今日からサッカーのUEFAチャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦2ndレグが始まりますね。今日の4試合の目玉は何と言っても「リバプール対バルセロナ」。
1stレグをホームで落としたバルサが巻き返しなるか!
でも、週末のリーガも観たけど、セビージャに逆転負けでムード悪いし、厳しいかなぁ。
リバプールもプレミアで週末にマンUに負けたから、その部分は同じなんだけどね。
あとは「リヨン対ローマ」、「バレンシア対インテル」もなかなか注目ですね。
個人的には、リヨン、バレンシアの2チームはかなり上位(ベスト4あたり)までいくのではと予想しています。
「チェルシー対ポルト」はスコアレスドロー、アウェイゴール差でチェルシー勝ち抜けなんて地味な展開を予想しているのですが...
まぁ、数時間後には朝からテンション上がりまくりになっていることでしょう。
さて、今回はそんなハイテンションを極上シルキーソウルで鎮めてくれるMazeです。
Frankie Beverly率いるMazeは『Silky Soul』(1989年)に続く、2回目の登場になりマス。
今回はフリーソウル系リスナーの方に人気の高かった4thアルバム『Joy and Pain』(1980年)です。
基本的にMazeの作品って、飛び抜けたアルバムはないけど、どれも安心して聴けるってカンジですよね。本作『Joy and Pain』も粒揃いのシルキーな作品が並んでいマス。
R&B/Soul好きに加えて、Boz ScaggsやMichael McDonaldあたりのソウルフルでアーバンな味わいの白人AORが好きな方なんかも、かなり気に入る作品じゃないかと思います。
僕の場合、AORというカテゴリーをかなり拡大解釈しているので、アーバンで、メロウ&スムースな音楽は何でもAORになってしまうのですが(笑)要は都会の大人たちが重宝する音楽であればいいと思っているので。
本作も、都会の夜の大人のメロウネスってカンジの1枚だと思いますよ(笑)
オススメ曲を紹介しときやす。
「Changing Times」
エレガントなメロウ・グルーヴのオープニング。当時の日本流に言えば“シティ・ポップ”的な香りもする1曲。ロマンティックなイントロもなかなかですな。
「Look in Your Eyes」
フリーソウル・ファンにはお馴染みの1曲。Frankie Beverlyお得意のMarvin Gayeマナーのシルキー・ソウルに仕上がっていマス。僕もこの曲が一番のお気に入りです。
「Family」
「Look in Your Eyes」、「Joy and Pain」と並ぶメロウネス溢れる作品。高層ビルから夜景でも観ながら、グラス片手に聴きたい1曲ですな。
「Joy and Pain」
フリーソウル・ファンに人気のタイトル曲。La The Darkman feat. Raekwon「Spring Water」などのサンプリング・ネタにもなっていますね。大人のメロウ&スムースのど真ん中な1曲に仕上がっていマス。アーバン・ソウルとAORの中間あたりの落としどころがFrankie Beverlyのセンスの良さかのかなぁ。
「Southern Girl」
タイトルからしてそうだけど、この曲だけは少しイナたいカンジですな。でも、そのわりにはシングル・カットされて、R&Bチャート第9位のヒットとなっていマス。少し意外だね。
「Happiness」
地味だけど、なかなかロマンティックなスロウ。こういう曲を聴きながら、まったり過す都会の夜もいいかもね!
いつ聴いても、この安定・安心感♪
一家に一枚、ぜひMazeをどうぞ!かなり重宝すると思いますよ。
さぁ、気合い入れてチャンピオンズリーグ観ようっと!