2013年06月24日

Four Sure‎『We Can Swing It』

遅れてきたNJS作品。でも内容はサイコー!☆Four Sure‎『We Can Swing It』
four sure‎ we can swing it.jpg
発表年:1993年
ez的ジャンル:NJS系男性R&Bグループ
気分は... :NJSよ永遠なれ・・・

今回はNJS好きの間で名盤として評価の高いアルバムFour Sure‎『We Can Swing It』(1993年)です。

Four SureJoey EliasCarlos "Budd" FordLivio "Anthony" HarrisRudy Martinの4人組男性R&Bヴォーカル・グループ。Livio Harrisは、プロデューサーとしてAdina Howard‎『Do You Wanna Ride?』(1995年)あたりも手掛けています。

『We Can Swing It』(1993年)はグループ唯一のアルバムです。

約半分の楽曲をCarlos "Budd" FordLivio "Anthony" Harrisというメンバー2人がプロデュースし、残りの曲では外部プロデューサーを迎えています。90年代後半から2000年にかけて3枚のアルバムをリリースした男性R&BグループSomethin' For The Peopleが2曲プロデュースしているのが印象的です。

アルバム全体としては、「Love In My Life」「What's Your Number」「It May Not Seem」 メロディを大切にしたNJSチューンが最大の魅力です。

一方で、「Try And Find A Way」「The Way You Love」のCarlos "Budd" Fordのテナーを満喫できるスロウも捨て難い魅力があります。

遅れてきたNJS作品かもしれませんが、NJSをリアルタイムで体現した方であれば、一度聴くとクセになる1枚だと思います。

全曲紹介しときやす。

「Intro: Rough And Wicked」
少しラガ風味のオープニング。

「What's Your Number」
Somethin' For The Peopleプロデュース曲。爽快モードのNJSチューン。メロディアスながらもNJSらしいハネ系ビートの躍動もあります。
http://www.youtube.com/watch?v=0OBr5jxpVKA

「Innocent Girl」
Father MC(懐かしい!)をフィーチャー。Carlos "Budd" Fordのテナー・ヴォーカルがハネ系ビートと共に駆け抜けていきます。Father MCのラップは終盤に登場します。
http://www.youtube.com/watch?v=-Tcyh6JSKeY

「Find A Way (Interlude)」
インタールード。

「Try And Find A Way」
Jim Salamoneプロデュース。モロに僕好みの美メロ・バラード。Carlos "Budd" Fordの切ないテナー・ヴォーカルにグッときます。
http://www.youtube.com/watch?v=nlXe4MNbCx0

「I Wanna Be Loved」
ファンク・テイストのNJS。シンセ・ベースが妖しげな雰囲気を醸し出します。
http://www.youtube.com/watch?v=WpRy8EYB4Bg

「Don't Stop Cause I'm The Shower (Interlude)」
インタールード。

「Don't Stop I Like」
Cliff Lighty/Eric Williamsプロデュース。哀愁モードのバラード。ジワジワときます。

「Love In My Life」
今日、本作のハイライトはこの曲でしょうね。NJSの魅力が凝縮された爽快グルーヴです。NJS名曲としてこれからも語り継がれていくでしょう。
http://www.youtube.com/watch?v=cqDYGDgqDYU

「What's On Your Mind」
Arvel McClintonプロデュース。アーバン・ナイト・モードの少しエロいバラード。

「Excuse Me Do You Have The Four Sure LP (Interlude)」
インタールード。

「We Can Swing It」
タイトル曲はSomethin' For The Peopleプロデュース。甘く危険な香りのするノリのいいNJSチューンです。切れ味抜群のNJSサウンドがいい感じです。
http://www.youtube.com/watch?v=GeqqB0G_U8o

「The Way You Love」
Arvel McClintonプロデュース。美メロのセクシー・スロウ。アコースティック・サウンドを上手く取り入れています。
http://www.youtube.com/watch?v=iDWKyvSLbds

「It May Not Seem」
この曲も僕のお気に入り。美しいメロディとNJSビートが融合した極上のR&Bグルーヴです。
http://www.youtube.com/watch?v=_H-ufLOZHOg

ご興味がある方は、本作からのピープル・ツリーでSomethin' For The Peopleのアルバムもチェックしてみては?

Somethin' For The People『Somethin' For The People』 (1996年)
Somethin for the People

Somethin' For The People『This Time It's Personal』 (1997年)
This Time It's Personal

Somethin' For The People『Issues』 (2000年)
Issues
posted by ez at 04:25| Comment(0) | TrackBack(0) | 1990年代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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