2013年07月31日

Victor Davies『Victor Davies』

ブラジリアン・フレイヴァーのアコースティック・ソウルが詰まった1stアルバム☆Victor Davies『Victor Davies』
Victor Davies
発表年:2001年
ez的ジャンル:ブラジリアン・フレイヴァー系アコースティック・ソウル
気分は... :シュラスコ食べ放題・・・

昨夜はシュラスコ食べ放題のお店へ・・・サンバのショータイムも含めてブラジリアン・ナイトを満喫しました。肉を食べ過ぎて今でも腹がパンパンですが・・・

そうなると気分はブラジリアン・モード!なのですが・・・少し変化球でブラジリアン・モードのアコースティック・ソウルを!

ということで、今回はUKの黒人シンガー・ソングライターVictor Daviesの1stアルバム『Victor Davies』(2001年)です。

Victor Daviesの紹介は、3rdアルバム『Hear The Sound』(2006年)、2ndアルバム『Hoxton Popstars』(2003年)に続き3回目となります。

本作『Victor Davies』は、Victor Daviesの名を音楽好きに知らしめた彼の代表作です。収録曲のリミックスも数多くリリースされ、クラブミュージック好きから高い支持を得ました。

自らのレーベルAfro Gigolo Recordsからアナログ・リリースされた後、ドイツのJazzanova Compost Recordsからライセンス・リリースされています。Jazzanovaらの評価も高かったことが窺えますね。

このように書いてくると、クラブミュージック色がかなり強いアルバムをイメージされる方もいるかもしれませんが、アルバム全体としてはブラジリアン・フレイヴァーのアコースティック・ソウルといった趣の仕上がりです。

Terry CallierJon Lucienあたりの影響を感じるフォーキー/アコースティック・ソウル感覚にブラジリアン・フレイヴァーが加わった音世界は、メロディを重視した自然体のアコースティック・グルーヴという印象を受けます。

「Brother」「Lady Luck」「Sound Of The Samba」といったシングル曲をはじめ、心地好いアコースティック・グルーヴが揃っています。

上記ジャケは輸入盤ですが、国内盤はジャケが異なるのでご注意を!
僕が保有しているのも国内盤です。

全曲紹介しときやす。

「Sound Of The Samba」
オープニングはシングルにもなったブラジリアン・グルーヴ。前半は抑えたトーンのブラジリアン・フォーキーといった趣ですが、中盤から一転し、パーカッシヴなリズムが強調されたブラジリアン・グルーヴが展開されます。Nathan Hainesの涼しなフルートもいい感じ!
http://www.youtube.com/watch?v=VKOGwd24iw8

「Better Place」
パーカッシヴなアコースティック・グルーヴ。Jon Lucienあたりがお好きな人は気に入るはず!
http://www.youtube.com/watch?v=joD-eWN1U-o

「Runaway Train」
美しくも切ないフォーキー・チューン。シンプルながらも味わい深い仕上がり。
http://www.youtube.com/watch?v=S1iyAFAJO7w

「Spirit」
グルーヴィーなビューティフル・ソウル。メロウなエレピの音色とパーカッシヴなリズム、ソウルフルなホーン隊などがVictorのオーガニックな音世界を盛り上げてくれます。

「Take It Or Leave It」
切ないアコースティック・バラード。一人、黄昏モードで聴きたくなるような仕上がりです。

「One Thing」
シンプルながらも素敵なムードが漂うアコースティック・バラード。探し求めていた運命の人に出会ったことを歌ったラブソングです。

「Lady Luck」
シングルにもなった人気のブラジリアン・グルーヴ。Victorの自然体のフォーキー感覚とブラジリアン・サウンドが実によくマッチしています。

「I'm Just Me」
美しいストリングスを配したビューティフル・ソング。

「Blues For You」
エレクトロ・サウンドを強調したクロスオーヴァー・ソウル。アコースティック路線の楽曲とは異なるVictorの別の魅力を満喫できます。
http://www.youtube.com/watch?v=xrZaqWNRJJo

「Winnie's Song」
Victorの彼女のことを歌ったラブリーなラブソング。メロウなエレピの音色とコーラスがラブリー・モードを盛り上げてくれます。

「Brother」
Victorのデビュー・シングル。アコースティック・ボッサ・グルーヴといった趣の哀愁グルーヴ感がグッド!
http://www.youtube.com/watch?v=afUdtgquJic

国内盤には美しすぎるアコースティック・バラード「Last Time」がボーナス・トラックとして追加収録されています。

本作収録曲のリミックスにご興味がある方は『Remix Alubum』(2002年)もチェックを!

『Remix Alubum』(2002年)
REMIX ALBUM

他のVictor Daviesの作品もチェックを!

『Hoxton Popstars』(2003年)
HOXTON POPSTARS〈初回限定盤〉

『Hear The Sound』(2006年)
HEAR THE SOUND

『Stop』(2011年)
ストップ!
posted by ez at 11:02| Comment(0) | TrackBack(0) | 2000年代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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