発表年:1977年
ez的ジャンル:シグマ録音男性ソウル・グループ
気分は... :やるっきゃないでしょ!
今日はソウル・グループThe Jonesesの2ndアルバム『The Joneses』(1977年)です。
The JonesesはリーダーのGlenn Dorseyを中心にピッツバーグで結成されたグループ。
1972年にシングル「Pretty, Pretty」でデビュー。1973年にはMercuryとの契約し、1974年にはシングル「Sugar Pie Guy」がヒットし、1stアルバム『Keepin' Up With the Joneses』をリリースしています。
この時点のメンバーはGlenn Dorsey、Harold Taylor、Wendell Noble、Reggie Noble、Sam Whiteの5名。
その後メンバー交代を経て、1977年にEpicと契約し、本作『The Joneses』(1977年)をリリースしています。
『Keepin' Up With the Joneses』(1974年)、『The Joneses』(1977年)ともに再評価されているアルバムですね。
それまでグループはN.Y.を拠点に活動していましたが、今日紹介する『The Joneses』はフィリー・ソウルの本拠地シグマ・サウンドでレコーディングされた作品です。プロデュースはBobby Eli。もちろんバックはMFSB。
ということで本作ではフィリー・サウンドをバックにした珠玉のソウル作品となっています。特に「Who Loves You」、「Universal Love」 といったフィリー・ダンサーな楽曲が僕のお気に入りです。
素晴らしいリード&コーラスとフィリー・サウンドが至極のソウル・ワールドへ誘ってくれます。
全曲紹介しときやす。
「Who Loves You」
オススメその1。Bobby Eli/Terry Collins作。伸びやかなテナーと華やかなフィリー・サウンドに彩られた爽快フィリー・ダンサーでアルバムは幕を開けます。僕の一番のお気に入り!
http://www.youtube.com/watch?v=wZCsZfcR9J4
「In Love Again」
オススメその2。Glenn Dorsey作。メロディアスな爽快ミッド・チューン。晴れモードに聴きたい1曲です。
http://www.youtube.com/watch?v=RmGAS4FENcM
「(If You Could Have) Your Love For A Song」
オススメその3。Bobby Eli/Jeffrey Prusan作。爽快ディスコ・チューンで盛り上げてくれます。ディスコ調でもしっかりとしたヴォーカル&コーラスを聴かせてくれるのがいいですね。
http://www.youtube.com/watch?v=UcE93t-t6Yw
「All The Little Pieces」
Bobby Eli/Terry Collins作。正統派ソウル・バラードで感動させてくれます。
「Music To My Ears」
Bobby Eli/Jeffrey Prusan作。バリトン・リードで聴かせるヴォーカル・グループらしいダンサブル・チューン。
http://www.youtube.com/watch?v=XZuz2dMdGWM
「Lies」
Glenn Dorsey作。フィリー・サウンドにのったディスコ・チューン。華やかさがいいですね。
http://www.youtube.com/watch?v=t_HJFqLrFEM
「Groovin' On Ya」
Bobby Eli/Terry Collins作。この曲もフィリー・ダンサーで盛り上げます。
http://www.youtube.com/watch?v=OIHXi28IJuE
「Merry Go Round」
オススメその4。Glenn Dorsey作。ファルセットも交えたスウィート・バラード。ヴォーカル・グループとしての魅力を堪能できるメロウ・トラック。
http://www.youtube.com/watch?v=HNfbB9mQfN4
「Universal Love」
オススメその5。Bobby Eli/Ron Tyson作。「Who Loves You」と並ぶ僕のイチオシ!華やかでドリーミーなフィリー・ダンサーに胸トキメキます!
http://www.youtube.com/watch?v=PYvZLuHvXwE
「Rat Race」
オススメその6。Jeffrey Prusan作。ラストは甘く妖しい香りの漂うセクシー・ファンキー・チューン。Canibus「Golden Terra of Rap」でサンプリングされています。
『Keepin' Up With the Joneses』(1974年)は未入手ですが、ぜひゲットしたいですね。