発表年:1976〜77年頃
ez的ジャンル:レア・グルーヴ系オルガン・ジャズ・ファンク
気分は... :オルガン好きにはたまらない1枚
今回はレア・グルーヴ好きに人気の高い1枚、Bobby Forrester『Organist』です。
Bobby Forrester(1947-2002年)はN.Y.生まれの白人オルガン奏者。
女性R&BシンガーRuth Brownのグループのオルガン奏者兼音楽監督として長年活動していた経歴を持つ人です。そんなオルガン奏者が70年代にレコーディングした1枚が本作『Organist』です。
発売されたのは1976-77年頃ですが、レコーディングはそれ以前に行われていたようです。レコーディング・メンバーはBobby Forrester(org)、Johnny Kirkwood(ds)、Elijah Williams, Jr.(g)というトリオ編成です。
『Organist』のタイトルに相応しく、Bobby Forresterのオルガン・プレイを思う存分楽しめる1枚に仕上がっています。
レア・グルーヴ人気作というのも頷ける格好良いオルガン・グルーヴが満載です。
全曲紹介しときやす。
「Uncle Funky」
Harold Ousley作。Luv N' Haightのレア・グルーヴ系コンピ『Brotherhood』にも収録されていたジャズ・ファンク・クラシック。ジャズ・サックス/フルート奏者Harold Ousleyのオリジナルはアルバム『Sweet Double Hipness』で聴くことができます。グルーヴィーなBobby Forresterのオルガン、乾いたドラム、ファンキー・ギターが一体となったファンク・グルーヴが実に格好良いです。
http://www.youtube.com/watch?v=c_h6lgli2Qc
「Sanford & Son Theme」
Quincy Jones作。オリジナルは『You've Got It Bad Girl』(1973年)に収録されています。このQuincyのカヴァーも各種コンピに収録されている人気曲です。ファンキーなオルガン・グルーヴを満喫できます。
http://www.youtube.com/watch?v=C-7Q7KAIYuc
「Next Time You See Me」
Bill Harvey/Earl Forest作。Junior Parkerの代表曲をカヴァー。リラックスした雰囲気のジャズ・オルガン作品らしいカヴァーに仕上がっています。
「Don't Misunderstand」
Gordon Parks作。映画『黒いジャガー(原題:Shaft)』挿入曲のカヴァー。哀愁モードのオルガン・バラードに仕上がっています。
「Something」
George Harrison作のThe Beatles名曲をカヴァー。味わい深いオルガン・カヴァーで名曲を満喫できます。
「On Broadway」
Barry Mann/Cynthia Weil/Jerry Leiber/Mike Stoller作。The Driftersのヒット曲をカヴァー。ジャズらしい疾走感が格好良いカヴァーに仕上がっています。
「Funky Fly」
Elijah Williams, Jr.作。軽快かつキャッチーな本曲も人気の高い1曲かもしれませんね。このトリオの最良の部分を満喫できるはずです。
http://www.youtube.com/watch?v=w2ttyQlnW6w
「Blues For Razz」
Bobby Forrester作。ラストはジャズ・ユニットらしい小気味良いオルガン・ジャズで締め括ってくれます。
NFLはいよいよAFC/NFCチャンピオンシップですね。AFCチャンピオンシップはマニング対ブレイディの直接対決!チャンピオンシップに相応しい一戦となりそうですね。個人的にはマニングをスーパーボウルで観たいですが。NFCチャンピオンシップは西地区同士の対決となりましたが、個人的にはピート・キャロルのシーホークスを応援したいですね。
月曜の午前が待ちきれません。