発表年:2008年
ez的ジャンル:ナチュラル系UKネオ・ソウル
気分は... :沙羅ちゃんは残念!
ここ数時間はスノーボード男子ハーフパイプとスキー・ジャンプ女子が気になって、ブログどころではありません。
スノボは金も獲れそうでしたが、それでも男子スノボ界待望の銀、銅は素晴らしいですよね。15歳の平野君、18歳の平岡君、日本の10代男子やるねー!それに比べて、ジャンプの沙羅ちゃんは残念!彼女には金メダルをあげたかった・・・でも国民全体で暖かく迎えてあげましょう。
今回はUKのソウル・ユニットHil St. Soulの4thアルバム『Black Rose』(2008年)です。
ザンビア出身ロンドン育ちの女性シンガーHilary MwelwaとUK Hip-Hopの大物Blak Twangとも活動していたプロデューサーVictor Redwood-Sawyer(VRS)の2人によるUKソウル・ユニットHil St. Soulの紹介は、2nd『Copasetik And Cool』(2002年)に続き2回目となります。
本作『Black Rose』は、『Soul Organic』(1999年)、『Copasetik And Cool』(2002年)、『Soulidified』(2006年)に続く4thアルバムです。
アルバム全体としては派手さはありませんが、Hilary Mwelwaの透明感のあるヴォーカルが魅力的なUKソウル・アルバムに仕上がっています。自然体のヴォーカルとメロウ・サウンドが僕好みです。
抑えたサウンドの美学、この落ち着きこそが大人のUKソウル。
全曲紹介しときやす。
「Wash Away」
Shaeプロデュース。特別なことはしていませんが、清々しさが魅力のUKメロウ・ソウルに仕上がっています。
http://www.youtube.com/watch?v=Uf1m6-7Wgrs
「Don't Forget The Ghetto」
VRSプロデュース。ナチュラル感覚のメロウ・チューン。透明感のあるHilaryの歌声が爽快に響きます。
http://www.youtube.com/watch?v=DkNcQlnbneI
「Sweetest Days」
VRSプロデュース。ビューティフルなメロウ・ソウル。少しメロディが弱い気もしますが・・・
http://www.youtube.com/watch?v=_-9YSkB7n4k
「Life」
India.Arie/Blue Miller作。India.Arie作品らしいオーガニック感覚のアコースティック・ソウルに仕上がっています。
「Gravity」
H-Moneyプロデュース。サウンド面でアクセントをつけていますが、多少過剰演出の気もします。VRSプロデュース。
http://www.youtube.com/watch?v=oaVtmp-GC0M
「We Were In Love」
VRSプロデュース。Hilaryの伸びやかなヴォーカルの魅力を存分に堪能できるメロウなミディアム・チューン。
http://www.youtube.com/watch?v=9C2cwuBWvUo
「Broken Again」
H-Moneyプロデュース。美しくも切ない雰囲気のネオ・ソウル・チューン。
http://www.youtube.com/watch?v=fXOvkS1jcsE
「Black Rose」
Steve Anthonyプロデュース。抑えた雰囲気が逆にいい感じの大人のメロウ・ソウルに仕上がっています。
http://www.youtube.com/watch?v=z0e7fuJq8_k
「If I Was You」
VRSプロデュース。アルバムの中でも最もネオ・ソウル感覚の仕上がる。Hilaryの多重録音によるコーラスワーク
http://www.youtube.com/watch?v=qD3k7Wh3ajw
「Hanging On」
VRSプロデュース。落ち着いた大人のメロウ・ソウル。派手さはないけど、こういうの大好き!
http://www.youtube.com/watch?v=ARsMFpkg8qE
「Smile」
VRSプロデュース。ラストは僕のみの素敵なラブリー・メロウ・ソウル。聴いているだけでスマイルになります。
http://www.youtube.com/watch?v=2tU5T9_cOog
他のHil St. Soul作品もチェックを!
『Soul Organic』(1999年)
『Copasetik And Cool』(2002年)
『Soulidified』(2006年)