発表年:2009年
ez的ジャンル:UKファンク&ブレイクビーツ
気分は... :新作も楽しみ・・・
今回はUKのマルチ奏者/DJ/プロデューサーLack of Afroの2ndアルバム『My Groove Your Move』(2009年)です。
Lack of AfroことAdam Gibbonsの紹介は、衝撃のデビュー・アルバム『Press On』(2007年)に続き2回目となります。
最新作『Music for Adverts』をリリースしたばかりのLack of Afro。日本への流通はこれからなので、まだ全体は未聴ですが、ヴォーカル比重が高まり、ヴィンテージ・ソウル感も高まった内容になっているようです。早く聴きたいですね。
『Music for Adverts』(2014年)
今回は新作の前に過去作品のおさらいということで2ndアルバム『My Groove Your Move』(2009年)をセレクト。本作も1st『Press On』同様に、キャッチーなワンマン・ファンク/ブレイクビーツを堪能できます。
ゲストとしてRoxie Ray(Dojo Cuts)やWax等のシンガー、ラッパーをフィーチャーしています。
この人の場合、余計な説明は不要で痛快なファンキー・サウンドを耳にするのが一番ですね!
全曲紹介しときやす。
「Biding Our Own Time (Intro) 」
イントロ。
http://www.youtube.com/watch?v=XMaRQU8zD-E
「Special Baby」
ジャジー・ピアノとパワフルなビーツが織り成すファンキー・ブレイクビーツ。木霊するかのような揺らめくヴォーカルも印象的です。
http://www.youtube.com/watch?v=916SRQR0tjg
「International」
Wax & Herbal Tをフィーチャー。アルバムからのシングルです。ラガ調ラップがUKらしいですよね。
http://www.youtube.com/watch?v=JFNTtDklZZ0
「Together At Last」
何処となくイナたいピアノ・ループに好感を持ってしまいます。あえてチープ&レトロなサウンドで攻めくるあたりがLack Of Afroの心憎いところですね。
http://www.youtube.com/watch?v=dJTNFpv_PYc
「Mo' Filth」
うねるシンセベースのループが印象的なジャズ・ファンク調の仕上がり。ブリブリしたファンク感がたまりません。
http://www.youtube.com/watch?v=tCuRo_YBSBk
「Beautiful Here」
美しいピアノ・ループにグッとくるまさにビューティフル・ブレイクビーツ。
http://www.youtube.com/watch?v=z_u_7y9abHM
「Closer To Me」
Dojo CutsのRoxie Rayをフィーチャー。少しレイジーなRoxieのハスキー・ヴォーカルがマッチするファンキー・グルーヴです。
http://www.youtube.com/watch?v=evIxvv4gY3k
「The Basis」
これはブレイクビーツというよりも、殆どPlacebo「Humpty Dumpty」のカヴァーに近いかもしれませんね。
http://www.youtube.com/watch?v=Z9uawo29IPA
「Suspicious Glow」
Waxをフィーチャー。不穏の空気の漂うHip-Hopチューンは一筋縄ではいかない Lack Of Afroらしくていいのでは?
http://www.youtube.com/watch?v=aqQCfoDuy30
「Rejection In 6/8 Time」
レトロな美学で貫かれた仕上り。つなぎの1曲としてはいいのでは?
http://www.youtube.com/watch?v=cSsBxb1Xy3g
「Tell Me What Happens Now」
再びRoxie Rayをフィーチャー。哀愁モードの中でRoxie Rayがソウルフルなヴォーカルを披露してくれます。
http://www.youtube.com/watch?v=-sNlain6Pm0
「Rhythm Come Forward」
ベタですがこういうど真ん中ファンクな痛快ブレイクビーツは聴いていて気持ちいいですね。
http://www.youtube.com/watch?v=djszVy5G1lc
「A New Sound (Outro)」
アウトロ。
http://www.youtube.com/watch?v=30lGSBjkpUg
他のLack of Afro作品もチェックを!
『Press On』(2007年)
『This Time』(2011年)