発表年:2003年
ez的ジャンル:アングラ・ジャジーHip-Hop
気分は... :激しい雨が・・・
今回はFat JonとJ. RawlsによるHip-Hopユニット3582の第2弾アルバム『Situational Ethics』(2003年)です。
3582はFive DeezのFat JonとLone CatalystsのJ. Rawlsが組んだHip-Hopユニット。3582名義で『The Living Soul』(2001年)、『Situational Ethics』(2003年)という2枚のアルバムをリリースしています。
当ブログではFive Deezの1stアルバム『Koolmotor』(2001年)を紹介済みです。
Five DeezとLone Catalystsというオハイオ州シンシナティを拠点とする2つのHip-Hopグループの中心メンバーによるユニットということで、アングラ・ジャジーHip-Hop好きの期待度は高かったと思います。
アングラ・ジャジーHip-Hopらしいセンスに溢れたアルバムです。シンプルながらも聴く者を惹き込むトラック作りの素晴らしさが魅力の1枚です。随所に聴かれるラテン・フレイヴァーのインタールードも僕好みです。
本編に加え、隠れトラック1曲、ボーナス・トラック3曲が追加収録されています。特に国内盤のみのボートラ「Late Night」はかなり嬉しいです。
全曲紹介しときやす。
「Intro」
ラテン・フレイヴァーのイントロ。
「The E」
シングルカットされた楽曲。美しくも切なく浮遊する哀愁トラックで駆け抜けます。
http://www.youtube.com/watch?v=rC1fpCfJ224
「Look At You」
ジャジーなギター・ループが印象的なジャジー・メロウ・グルーヴ。
「Loser Type」
エレピと乾いたドラムが織り成すミステリアス・トラック。
http://www.youtube.com/watch?v=-H6602T7kDU
「Take It To The Face」
90年代Hip-Hopの香りのする格好良さ。こういうの大好きです!
http://www.youtube.com/watch?v=lm7FE_LrTdg
「I Would Change」
Earl Klugh「Heart String (Reprise)」ネタのループが使われたビューティフル・トラック。
http://www.youtube.com/watch?v=TbKxof27kJ4
「Bad As They Come」
ホーン・サウンドのループが印象的なジャジー・チューン。
「Vanessa From Venezuela」
僕の一番のお気に入り。心地好いボッサ・フレイヴァーのトラックはモロに僕好み。
http://www.youtube.com/watch?v=_4-h7ZNEPsg
「Outro」
ドラムンベースなアウトロ。さらに隠れトラック「Outcome」が収録されています。こちらは美しいピアノが印象的な大人のHip-Hoチューンですp。
http://www.youtube.com/watch?v=SkbaLWFVJZI
「The E (Remix)」
ここからがボーナス・トラック3曲。「The E」のリミックス。ミステリアスなメロウネスが漂います。
「Bad As They Come (Remix)」
「Bad As They Come」のリミックス。哀愁モードで疾走します。
http://www.youtube.com/watch?v=zjBG_2iwRaE
「Late Night」
国内盤のみのボーナス・トラック。Pase Rockをフィーチャーしたジャジー・チューン。実はコレが一番良かったりもして(笑)
http://www.youtube.com/watch?v=wKNjtU_zhEk
1st『The Living Soul』(2001年)やFive DeezやLone Catalystsもチェックを!
3582『The Living Soul』(2001年)
Five Deez『Koolmotor』(2001年)
Five Deez『Kinkynasti』(2003年)
Five Deez『Slow Children Playing』(2005年)
Five Deez『Kommunicator』(2006年)
Lone Catalysts『Hip-Hop』(2001年)
Lone Catalysts『The Catalysts Files』(2002年)
Lone Catalysts『Good Music』(2005年)
Lone Catalysts『Square Binizz』(2007年)
Lone Catalysts『Back To School』(2011年)