2014年05月30日

Legato『Wonderland』

ソウルフルな女性ヴォーカルをフィーチャーしたイタリア産アシッド・ジャズ☆Legato『Wonderland』
ワンダーランド
発表年:1996年
ez的ジャンル:Irma系アシッド・ジャズ
気分は... :モヤモヤ・・・

今回はイタリアの人気ダンスミュージック・レーベルIrmaからリリースされたアシッド・ジャズ作品Legato『Wonderland』(1996年)です。

LegatoKaren Jones(vo)、Claudio "Tripper" Trippa(g)、Pino Santamaria(b)、Maurizio Vassallo(ds、prog)、Angelo Di Martino(key、el-p、org、prog)からなるユニット。

Legato名義の作品は本作のみであり、最初から一作限りのユニットだったのでしょうね。

アルバムの中身は、は紅一点Karen Jonesのソウルフルなヴォーカルをフィーチャーしたアシッド・ジャズ的なジャズ・ファンク作品に仕上がっています。しかし、そこはIrma作品らしく随所にスタイリッシュなエッセンスが散りばめられています。

アルバムにはメンバー以外にJake Tama(per)、Marco Siniscalco(b)、Roberto Polito(ds)、Mike Applebaum(flh)といったミュージシャンがゲスト参加しています。

ソウルフルな女性ヴォーカルをフィーチャーしたジャズ・ファンク的なメロウ・グルーヴがお好きな方にはオススメです。

全曲紹介しときやす。

「Where Are You」
Karen Jonesの伸びやかなヴォーカルと共にダンサブルに疾走するオープニング。少しフューチャリスティックな雰囲気もあっていいですね。

「Wonderland」
タイトル曲は哀愁のメロディが印象的なジャジー・メロウ。中盤の少しダビーな雰囲気もいいですね。

「Till You Take My Love」
シングルにもなったHarvey Masonのジャズ・ファンク・カヴァーです(オリジナルはアルバム『Funk In A Mason Jar』収録)。ソウルフルなKaren Jonesのヴォーカルと共に躍動します。

「Soft Lights (and moonlight)」
アコースティック感覚も取り入れたメロウなミディアム。

「Vertigo」
ハモンド・オルガンが印象的なジャズ・グルーヴ。インストですが、なかなか格好良いです。

「There is A sign」
アシッド・ジャズ好きの人であればグッとくるであろう躍動するジャズ・ファンク・チューン。Karen Jonesのヴォーカルもグッド!

「Free Our Children」
90年前後のUKアシッド・ジャズ作品を聴いているような感覚の仕上がり。イタリアというよりも完全にUKっぽいですね。

「If You Suck My Soul」
美しく幻想的なインスト・チューン。少しダークなトーンもいいですね。

「Let's Walk」
Karen Jonesのヴォーカルの魅力を堪能できるメロウ・グルーヴ。

「How Long Dose It Take」
スピーディーに疾走するダンサブル・チューン。この曲もなかなかキャッチーです。

「Mosquito」
クラブジャズ的な雰囲気もあるインスト。

「...Seconds Of Madness」
エキサイティングなエピローグ。

「Where Are You (Uovo & Rame Latin attack)」
国内盤ボーナス・トラック。「Where Are You」のフロア仕様リミックス。
http://www.youtube.com/watch?v=Jy8RgbOS9w0

なんだかモヤモヤ感の残る午前中です。
頭の中をリフレッシュさせないと・・・
posted by ez at 10:50| Comment(0) | TrackBack(0) | 1990年代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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