発表年:1996年
ez的ジャンル:早熟系ティーンエイジャーR&Bデュオ
気分は... :雨ニモマケズ...
梅雨入りで雨模様の週末ですね・・・
今日ははセクシーな女性R&Bが聴きたい気分・・・
セレクトしたのは90年代の女性R&BデュオSa-Deuceのアルバム『Sa-Deuce』(1996年)です。
Sa-DeuceはJanai(Janai Abercrombie)とAsiah(Paula Pierre-Louis)による女性R&Bデュオ。
1995年にデビュー・シングル「Don't Waste My Time」をリリースした当時、2人はまだ17歳でした。このティーンエイジャーR&Bデュオ、唯一のアルバムが本作『Sa-Deuce』(1996年)です。
とてもティーンエイジャーとは思えない、ミディアム〜スロウ中心の大人のR&Bアルバムに仕上がっています。個人的には、Bobby Caldwell「What You Won't Do For Love」使いのデビュー・シングル「Don't Waste My Time」、Mary Jane Girls「All Night Long」使いの「Just Can't Live Without Your Love」、DeBarge「Stay With Me」使いの「Don't Take Your Love Away」といった大ネタ使いのメロウ・チューンの数々にグッときます。
FlavaHood(Darryl "Big Baby" McClary/Michael "Sugar Baby" Allen)、The Mecca Don Bros. (Max Gousse/Roget Romain)、Melieck Britt等がプロデュースを務めています。
この一作のみでシーンから消えてしまったのが勿体ないと思えるほど、充実した内容の1枚だと思います。
90年代女性R&Bグループ好きの方はぜひチェックを!
全曲紹介しときやす。
「Can't Get You Off My Mind」
David T. Walker「The Windows of The World」、The Whatnauts「Why Can't People Be Colors Too?」ネタの乾いたリズムとセクシーだけど少し切ない早熟ヴォーカルに魅了されるオープニング。Ez Elpeeプロデュース。
http://www.youtube.com/watch?v=3fD4ymP6maE
「Don't Waste My Time」
前述のように彼女たちのデビュー・シングル。Bobby Caldwell「What You Won't Do For Love」使いの胸キュン・メロウ・グルーヴ。2人のセクシー・ヴォーカルもサイコー!90年代女性R&Bグループの魅力が凝縮されています。「What You Won't Do For Love」に加え、A Tribe Called Quest「Electric Relaxation」ネタもいいアクセントになっています。FlavaHood/The Mecca Don Brosプロデュース。
http://www.youtube.com/watch?v=u6psUIRup4w
「Just Can't Live Without Your Love」
Mary Jane Girls「All Night Long」ネタのドラム・ループを使ったミディアム・グルーヴ。この曲も胸キュンの切ない感じがたまりません。FlavaHood/The Mecca Don Brosプロデュース。
http://www.youtube.com/watch?v=6QJPAmhdwHI
「Don't Take Your Love Away」
DeBarge「Stay With Me」ネタの哀愁メロウ。ここでも早熟ヴォーカルに感心するばかりです。素晴らしい!FlavaHood/The Mecca Don Brosプロデュース。
http://www.youtube.com/watch?v=ruQuaoqhkyM
「Go Down」
Barry White「Playing Your Game, Baby」使いのミディアム・スロウ。透明感のある仕上がりと見事な歌い回しにグッときます。FlavaHood/The Mecca Don Brosプロデュース。
http://www.youtube.com/watch?v=XvtYgUT4FJU
「Ordinary People」
男性R&BシンガーMichael Speaksをフィーチャー。歌力で聴く者を魅了する素敵なバラードです。とてもティーンエイジャーが歌っているとは思えません。FlavaHood/The Mecca Don Brosプロデュース。
http://www.youtube.com/watch?v=F1V9PWjjoTg
「Born In」
雷鳴と共に始まるインタールード的な小曲。FlavaHood/The Mecca Don Brosプロデュース。
http://www.youtube.com/watch?v=vwJnO0veNGw
「One Man Woman」
FlavaHood/The Mecca Don Brosプロデュース。オーセンティックなバラードですが、堂々とした歌い回しで彼女たちが只者ではないことを実感できます。
http://www.youtube.com/watch?v=wkh_D3uGgbw
「Body Knockin'」
FlavaHood/The Mecca Don Brosプロデュース。この曲もシングルになりました。アコギがアクセントになっている哀愁スロウです。
http://www.youtube.com/watch?v=MJSpR9kWq7M
「Full Time Lover」
Melieck Brittプロデュース。切々と歌い上げる感じがたまらない胸に込み上げてくる僕好みのスロウ。
http://www.youtube.com/watch?v=zEXOj5pEzuc
「Does She」
Melieck Britt/Swoop Brownプロデュース。ラストも早熟のバラードで締め括ってくれます。
http://www.youtube.com/watch?v=SdvCsjjj0c4
サッカーはいよいよW杯前の最終試合のザンビア戦ですね。
気になるのは別調整の長友の状態・・・
ザンビア戦に無理する必要はありませんが、初戦のコートジボアール戦に間に合わせて欲しいです。彼だけは代わりがいない日本の生命線ですからね。