2014年06月14日

Stylus『Best Kept Secret』

OZらしい開放感が生み出すメロウ&ファンキー・グルーヴ☆Stylus『Best Kept Secret』
ベスト・ケプト・シークレット
発表年:1978年
ez的ジャンル:OZ産メロウ&ファンキー・グルーヴ
気分は... :スペイン大丈夫か?

いよいよW杯が開幕しましたね。

開幕戦「ブラジル対クロアチア」は、残念ながら日本人主審が最も注目される結果に終わってしまいました。あのPK判定が妥当か否かを言うつもりはありませんが、変なかたちで日本に注目が集まったことで、日本代表戦にも悪影響が出ないか少し心配です。

あとは前回王者スペインがオランダに1対5の大敗を喫したことは衝撃でしたね。次戦はチリ戦ですが、開幕戦の対オーストラリア戦を観た限りでは、かなり手強い相手ではないかと思います。スペインがグループリーグ敗退ということも十分あり得ますね。

ということで、今日はチリのアーティストの作品があれば紹介したい気分ですが、残念ながら所有していないので、対戦国オーストラリアのアーティストをセレクト。

今日は70年代に活躍したオーストラリアのグループStylusの3rdアルバム『Best Kept Secret』(1978年)です。

『Free Soul Collection 1000』シリーズとして5/21に再発CDがリリースされた1枚です。僕が保有するのは1998年の再発CDですが、少し入手しづらい状況だったので、今回の再発でお求めやすくなりました。

ファンキーなドライブ感とメロウネスを併せ持つOZバンドStylusの紹介は、1st『Where In The World』(1976年)、『Part Of It All』(1979年)に続き3回目となります。

3rdアルバムとなる本作『Best Kept Secret』でも、これまで同様にオーストラリアという土地柄が生み出す開放感のあるメロウ&ファンキー・グルーヴを聴かせてくれます。

本作におけるメンバーは、Peter Cupples(vo、g)、Sam McNally(key)、Ashley Henderson(b、vo)、Ron Peers(g、vo)、Trevor Courtney(ds)の5名。ドラマーのTrevor Courtneyは、少し前に紹介したオージー・ブルーアイド・ソウル・バンドSkylightのメンバーでもありました。

これまで紹介した2作品と比較すれば、少し地味かもしれませんが、フリーソウル好き、ブルーアイド・ソウル好き、ファンキー・メロウ好きの方はぜひチェックして欲しい1枚です。

楽曲はすべてメンバーのオリジナルです。

全曲紹介しときやす。

「Discover Your Life」
オススメその1。Peter Cupples作。このバンドらしいブルーアイド・ソウル的なファンキー・チューン。
http://www.youtube.com/watch?v=BRkkRXKFezQ

「Bushwalkin'」
オススメその2。Peter Cupples作。晴天モードにフィットする爽快メロウ。AORファンも気に入るはず!
http://www.youtube.com/watch?v=6k-H601hyfQ

「Look At Me」
Ashley Henderson作。ビューティフル・バラード。ジワジワと盛り上げてくれます。
http://www.youtube.com/watch?v=mNAqQZwvhQw

「Sweetness」
オススメその3。Peter Cupples/Trevor Courtne作。このバンドの持つファンキーな側面を堪能できます。ファンキー・メロウに疾走する心地好さが何ともたまりません。
http://www.youtube.com/watch?v=XtTKZh6NldU

「Work Out Fine」
Ron Peers作。OZバンドらしい大らかさでリラックスさせてくれるファンキー・ロック。
http://www.youtube.com/watch?v=TDJFvky7PPU

「Funky Music」
オススメその4。Peter Cupples作。タイトルの通りファンキーに駆け抜けます。格好良すぎるギター・カッティングにグッときます。フリーソウル的なファンキー・メロウがお好きな方にはオススメです。
http://www.youtube.com/watch?v=fikxS_4pC7s

「Got To Be」
オススメその5。Peter Cupples作。AOR/ブルーアイド・ソウル好きはグッとくるメロウ・バラード。ロマンティック・モードになりたい時にピッタリです。

「Kissin'」
オススメその6。Peter Cupples作。リラックスした雰囲気が心地好いファンキー・ポップ。爽快なヴォーカル&コーラスもグッド!
http://www.youtube.com/watch?v=OYNtxCQH9Js

「Natural Feeling」
Sam McNally作。フュージョン風のインスト。
http://www.youtube.com/watch?v=u00RjhsaxHM

「Hangin'」
Peter Cupples/Trevor Courtne作。ラストは素敵なメロウ・チューンでしっとりと締め括ってくれます。本曲はLittle Brother「Shorty on the Lookout」、Kendrick Lamar feat. Jhene Aiko「Growing Apart (From Everything) 」等のサンプリングソースにもなっています。
http://www.youtube.com/watch?v=QTR4Qcy0jqc

Stylusの他作品もチェックを!

『Where In The World』(1976年)
ホェア・イン・ザ・ワールド

『For The Love Of Music』(1977年)
For The Love Of Music

『Part Of It All』(1979年)
パート・オブ・イット・オール (紙ジャケット仕様)
posted by ez at 14:13| Comment(0) | TrackBack(0) | 1970年代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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