2014年06月20日

Diane Denoir『Diane Denoir』

『Ineditas』でお馴染みのウルグアイ人女性シンガーのソロ作☆Diane Denoir『Diane Denoir』
diane denoir_diane denoir.jpg
発表年:1973年
ez的ジャンル:ウルグアイ産ボッサ/シャンソン
気分は... :日本は生き残れるのか?

サッカーW杯は、前回王者スペインのGL敗退が早くも決定しました。
意外であったとは事実ですが、一方でチリが勝ちそうな予感もしましたよね。

今季バルセロナが1つのサイクルの終焉を迎えたように、スペイン代表も大きな節目を迎えたようですね。逆にチリ代表はかなり期待できそうですね。

さぁ、いよいよ日本対ギリシャ戦ですね。
個人的に、ギリシャは勝ち点3を獲得するため、引いて堅守速攻ではなく、かなり前目にくる予感がします。その意味では裏に抜け出す攻撃が肝になる気が・・・その意味で、FWの先発は柿谷で行って欲しいですね。それ以外はコートジボアール戦と同じ先発メンバーを希望します。

日本戦以外にも今日はイングランド対ウルグアイも楽しみですね。個人的にはウルグアイの巻き返しに注目しています。一体、スアレスの出場はどうなるのか?

ということで、今回はウルグアイ人アーティストの作品を紹介します。

ウルグアイ産ボッサの名盤『Ineditas』でお馴染みの女性シンガーDiane Denoirが1973年にリリースしたアルバム『Diane Denoir』です。

ウルグアイを代表する偉大なギタリスト/コンポーザーEduardo Mateoと共演した『Ineditas』は、ウルグアイ産ボッサ屈指の名盤として高い人気を誇ります。当ブログでも『Ineditas』は約4年前にエントリー済みですが、今でも多くのアクセス数のある人気エントリーの中の1つです。

その主役の一人である女性シンガーDiane Denoirが1973年にリリースしたアルバムが本作『Diane Denoir』です。

本作でも楽曲は2/3はEduardo Mateoの作品です。Eduardo Mateoもバッキングで参加しており、アレンジも手掛けています。「Esa Tristeza」「Y Hoy Te Vi」「Las Flores Nuevas」「Mejor Me Voy」の4曲は、『Ineditas』にも収録されているので、聴き比べてみるのも楽しいのでは?

本作でもDiane Denoirのクール・ヴォーカルは健在です。アルバム全体はボッサな雰囲気ですが、ジャジー/シャンソン調の楽曲も目立ちます。

『Ineditas』をお聴きになった方には、その流れでぜひ本作もチェックして欲しいですね。

全曲紹介しときやす。

「Los Hijos De Don Manuel」
Eduardo Mateo作。美しいストリングスと憂いを帯びたDianeのヴォーカルの組み合わせがたまりません。

「Martin」
Urbano Moraes作。軽快なアコースティック・グルーヴ。実に洗練されたサウンドとクールなDianeのヴォーカルがよくマッチしています。

「Tu Andaras」
Urbano Moraes作。ピアノ・トリオをバックに従えた哀愁チューン。美しくも切ない雰囲気が印象的です。

「Esa Tristeza」
Eduardo Mateo作。『Ineditas』収録曲。『Ineditas』ヴァージョンよりも、少しテンポを落としてより味わい深い仕上がりになっています。

「Jacinta」
Eduardo Mateo作。マッタリとしたまどろみの中のボッサといった趣です。フルートがいいアクセントになっています。

「Mirate Los Ojos」
Eduardo Mateo作。ジャジーな雰囲気の仕上がり。レイジーなDianeのヴォーカルにグッときます。

「Y Hoy Te Vi」
Eduardo Mateo作。『Ineditas』収録曲。『Ineditas』ヴァージョンも大好きでしたが、録音状態が難点でした。その点、より音がクリア本ヴァージョンは嬉しい限りです。

「Las Flores Nuevas」
Eduardo Mateo作。『Ineditas』収録曲。オリジナルはワルツ調ボッサでしたが、ここではよりエレガントなジャジー調ワルツで聴かせてくれます。

「Quisiera」
Daniel Amaro/Eduardo Amaro作。フルートが先導する美しき哀愁チューン。Dianeの憂いのあるヴォーカルがよくフィットしています。
http://www.youtube.com/watch?v=optb2Q4viz0

「El Adios」
Eduardo Mateo作。Eduardo Mateoの楽曲の良さを実感できる、南米らしいフォーキー・グルーヴ。なかなか味わい深いです。
http://www.youtube.com/watch?v=066iE7kvIGs

「Senora Diana La Vi」
E. Luisi/Giuso Bellanca作。Dianeのクール・ヴォーカルがよく似合うエレガントなメロウ・ボッサ。ロマンティックなサックスもグッド!

「Mejor Me Voy」
Eduardo Mateo作。『Ineditas』収録曲。『Ineditas』もラストはこの曲でしたね。『Ineditas』ヴァージョンよりも、よりしっとりとした仕上がりです。
http://www.youtube.com/watch?v=IvPZBKtLAbk

未聴の方はぜひDiane Denoir/Eduardo Mateo『Ineditas』もチェックを!

Diane Denoir/Eduardo Mateo『Ineditas』(1966-68年)
イネディタス
posted by ez at 00:02| Comment(0) | TrackBack(0) | 1970年代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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