発表年:1980年
ez的ジャンル:ヴァイヴ&ソフト・ヴォーカル系メロウ・グルーヴ
気分は... :あっさりショート・ヴァージョンで・・・
今回はレア・グルーヴで注目された作品、Ted Coleman Band『Taking Care Of Business』(1980年)です。
Ted Colemanはピッツバーグ出身のヴィブラフォン奏者。自身のグループTed Coleman Bandを率いてニュージャージーを拠点に活動していたようです。
そんなTed Coleman Band唯一のアルバムが本作『Taking Care Of Business』(1980年)です。
全7曲と収録曲数は少ないですが、どの曲もレア・グルーヴ/フリーソウル好きの人であればニンマリするであろう楽曲が並ぶメロウ・グルーヴ作品。多くの楽曲でTed Colema自身がヴォーカルをとっており、決して上手くはないのですがソフトなヴォーカルがメロウ・サウンドとよくマッチしています。
楽曲はすべてTed Colemanのオリジナルです。
メロウ・グルーヴ好きの人はかなりグッとくるはずです。
全曲紹介しときやす。
「Can You Feel It」
70年代シティ・ミュージック的な味わいのメロウ・グルーヴ。決して上手くはないTed Colemanのソフト・ヴォーカルが逆に良かったりします。Ted Colemanのヴァイヴがメロウ・エレピのような響きで実に心地好いです。
http://www.youtube.com/watch?v=JBhK67dfCGs
「Due Consideration」
フリーソウル好きの人が気に入りそうなメロウ・グルーヴ。聴けば聴くほどクセになる1曲です。
「If We Took The Time」
MURO氏のMixCDにも収録された人気曲。心地好いヴァイヴの音色と共に始まるメロウ・グルーヴ。線の細いTed Colemanのソフト・ヴォーカルがよくマッチします。アイランド気分になれる夏向けの仕上がり。
http://www.youtube.com/watch?v=Uf7oUuRr-3Q
「Due Consideration Interlude」
「Due Consideration」のリプライズ。
「Sweet Bird」
サンセット・モードのインスト・チューン。Ted Colemanのヴァイヴを存分に堪能できます。
「What A Lovely Way To Spend A Lifetime」
ハワイアンAORあたりとセットで聴きたいサマー・モードのメロウ・チューン。メロウ・エレピのようなTed Colemanのヴァイヴがいいですね。
http://www.youtube.com/watch?v=XLLtqrAQsIc
「Samba De」
タイトル通りの軽やかに疾走するメロウ・サンバ・グルーヴ。Ted Colemanのヴァイヴもメロウに弾けます。中盤のドラム、コンガのブレイクもいい感じ!
http://www.youtube.com/watch?v=x6zJQPYXVBo
ブラジルW杯は3位決定戦「ブラジル対オランダ」ですね。
オランダのモチベーションがどの程度なのかが懸念されますが、ブラジルが歴史的大敗から立ち直れるのか、ショックが尾を引いているのか注目です。