2014年07月15日

Lonnie Smith『Move Your Hand』

ライブならではグルーヴ感がたまらないオルガン・ジャズ☆Lonnie Smith『Move Your Hand』
ムーヴ・ユア・ハンド
録音年:1969年
ez的ジャンル:オルガン・ソウル・ジャズ/ジャズ・ファンク
気分は... :祭りの後の寂しさ...

サッカーW杯は戦前の予想通り、ドイツがアルゼンチンを破り、1990年イタリアW杯以来の王者に輝きました。やはり、決勝は勝つことが大事なのでああいう試合展開になってしまいましますよね。

途中出場でシュールレ、ゲッツェを投入できるドイツの選手層の厚さが最後は勝利を呼び込みました。それでもアルゼンチンはそれなりに善戦したのでは?

メッシの大会MVPはかなり痛々しかったですね。普通に考えれば、ノイアーがMVPで良かった気がしますが・・・

終わってしまえば、あっという間の1ヶ月間ですね。

大会全体を振り返れば、ドイツ、オランダのサッカーは際立っていましたね。この2ヶ国が好成績を残したことはサッカー界全体として良かったのでは?

また、コロンビア、フランスあたりはさらに強くなりそうな印象を残してくれましたね。個人的にはチリ、アルジェリアのサッカーにも好感が持てました。

一方、惨めな結果に終わったスペイン、ブラジルあたりは今後どう立て直すのかが興味深かったですね。

そして、日本は・・・攻撃サッカーを貫こうとしたものの、それのみでは通用しないことがよくわかりましたね。今大会の流れを受けて日本人が好きなトップ下というポジションを一度捨て、4-3-3のようなシステムで個で局面を打開できる代表がみたいですね。

以上、サッカー素人の勝手な戯言でした。

今回は人気ジャズ・オルガン奏者Lonnie Smithの1969年リリースした『Move Your Hand』です。

レア・グルーヴ方面でも人気のソウル・ジャズ/ジャズ・ファンク作品です。

これまで当ブログで紹介したDr. Lonnie Smithの作品は以下の3枚。

『Think!』(1968年)
『Turning Point』(1969年)
The Jazzinvaders Featuring Dr. Lonnie Smith『That's What You Say!』(2013年)

『Move Your Hand』は1969年、アトランティック・シティのClub Harlemでのライブを収めたライブ・アルバムです。

レコーディング・メンバーはLonnie Smith (org、vo)、Rudy Jones (ts)、Ronnie Cuber (bs)、Larry McGee (g)、Sylvester Goshay (ds)という編成。テナーとバリトンの二管がいいアクセントになっています。

一般的には、Lonnie自身がヴォーカルをとるジャズ・ファンク・クラシック「Move Your Hand」がハイライトですが、個人的には「Charlie Brown」「Sunshine Superman」「Dancin' in an Easy Groove」あたりのグルーヴ感が気に入っています。

ライブならではグルーヴ感がたまらない、オルガン・ジャズ好きを大満足させてくれる1枚です。

全曲紹介しときやす。

「Charlie Brown」
Jerry Leiber/Mike Stoller作。僕の一番のお気に入り。ボトムの効いたファンキー・グルーヴにグッとくるなオープニングはいい酒の肴になります。
http://www.youtube.com/watch?v=hPARqoVCnEg

「Layin' in the Cut」
タイトなリズムが牽引するオルガン・ジャズ・ファンク。Rudy JonesとRonnie Cuberの二管も好調です。
http://www.youtube.com/watch?v=pYKWVI3d-M0

「Move Your Hand」
タイトル曲は本作のハイライト。Lonnie自身のヴォーカル入りのジャズ・ファンク・クラシックです。激シブのLonnieのヴォーカルとそのバックでうねりまくる真っ黒なグルーヴは腹に響きます。
http://www.youtube.com/watch?v=UPuMBxKFyrE

「Sunshine Superman」
Donovanの大ヒット「Sunshine Superman」のカヴァー。お馴染みのヒット曲はソウル・ジャズ・サウンドで聴かせてくれます。適度にルーズでパーカッシヴなのがいいですね。
http://www.youtube.com/watch?v=p1fEbeo468U

「Dancin' in an Easy Groove」
ラストはパーカッシヴなソウル・ジャズで締め括ってくれます。Lonnieのグルーヴィーなオルガンを楽しむにはこういう楽曲もいいかもしれませんね。
http://www.youtube.com/watch?v=WxNRxZG9f_Q

Lonnie Smithの他作品もチェックを!

『Think!』(1968年)
Think

『Turning Point』(1969年)
Turning Point

『Drives』(1970年)
ドライヴス

『Live at Club Mozambique』(1970年)
Live at Club Mozambique

『Mama Wailer』(1971年)
Mama Wailer (Cti Records 40th Anniversar

『Afrodesia』(1975年)
Afrodesia

『Keep on Lovin'』(1976年)
Keep on Lovin

『Funk Reaction』(1977年)
ファンク・リアクション

『Gotcha』(1978年)
Gotcha

The Jazzinvaders Featuring Dr. Lonnie Smith『That's What You Say!』(2013年)
ザッツ・ホワット・ユー・セイ!
posted by ez at 02:39| Comment(0) | TrackBack(0) | 1960年代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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