発表年:1978年
ez的ジャンル:レア・グルーヴ系パーティー・ラテン・ファンク
気分は... :今シーズンのイルカ軍団は・・・
今回はレア・グルーヴ人気盤Herman Kelly & Life『Percussion Explosion』(1978年)です。
ドラム/パーカッション奏者Herman Kellyの詳しいプロフィールは知りませんが、マイアミのTK Records傘下のElectric Catレーベルからリリースされた本作『Percussion Explosion』(1978年)には、レア・グルーヴ・クラシック/Hip-Hop定番ネタ「Dance To The Drummer's Beat」が収録されています。
『Ultimate Breaks & Beats』にも収録されていたオールドスクール・ブレイク・クラシックであり、100以上の楽曲でサンプリングされています。
例えば、こんな感じです。
Double Dee & Steinski「Lesson 3 (History of Hip Hop Mix)」
https://www.youtube.com/watch?v=Dbfp6w5LfmM
2 Live Crew「Throw the Dick」
https://www.youtube.com/watch?v=031P-0GKsXo
The 45 King & Lakim Shabazz「La Kim Theme」
https://www.youtube.com/watch?v=evjG8thiEjQ
Body & Soul/Trouble Funk「Dance to the Drummer's Beat」
https://www.youtube.com/watch?v=p9kfNawe3_4
Cut 'N' Move「Get Serious」
https://www.youtube.com/watch?v=zWVhquRx2Fs
Michael Jackson「Blood on the Dance Floor (Refugee Camp Mix)」
https://www.youtube.com/watch?v=lKxBVADoPVM
スチャダラパー「Carfreshner」
https://www.youtube.com/watch?v=9eRaHarKne4
再発CDには「Dance To The Drummer's Beat」のオリジナル・ヴァージョン以外に、TK Disco Version、7" Versionが追加収録されています。
アルバムはマイアミとブラジルでレコーディングが行われ、パーティー系のラテン・ファンクが目白押しです。「Dance To The Drummer's Beat」ばかりに注目が集まりますが、「Time After Time」、「Who's The Funky D.J. ?」、「Share Your Love」、「Do The Handbone」、「Easy Going(※bonus track)」といった楽曲も要チェックです。
主人公Herman Kellyはドラム/パーカッション以外にヴォーカルも担当しています。
軽快なパーティー・ラテン・ファンクで気分を開放しましょう。
全曲紹介しときやす。
「Dance To The Drummer's Beat (TK Disco Version)」
いきなりボーナス・トラック。TK Discoからリリースされた「Dance To The Drummer's Beat」のリミックス(Jim Burgessリミックス)です。オリジナルよりもパーカッション控えめですが、TKっぽいといえば一番TKっぽいかも?
https://www.youtube.com/watch?v=3y_2t2gyhaI
「Dance To The Drummer's Beat」
こちらがオリジナル・ヴァージョン。パーカッション乱れ打ち状態で躍動するパーティー・ラテン・ファンク!Hip-HopアンセムThe Incredible Bongo Band「Apache」あたりと一緒に聴きたくなる貫録十分のダンス・クラシックですね。
https://www.youtube.com/watch?v=bQN9FyXwLSI
前述のように、100を超える楽曲でサンプリングされています。先に挙げた曲以外にも、UTFO「Calling Her a Crab」、Run-D.M.C.「Beats to the Rhyme」、2 Live Crew「Get It Girl」、DJ Jazzy Jeff & the Fresh Prince「The Magnificent Jazzy Jeff」、Doug E. Fresh & The Get Fresh Crew「Leave It Up to the Cut Professor」、Whodini「Life Is Like a Dance」、Public Enemy「Burn Hollywood Burn」、DJ Shadow「Lesson 4」、Masters at Work「Jeep Bonus」、Brownstone「Let's Get It Started」等の楽曲でサンプリングされています。
「Time After Time」
TK Records好きの人はグッとくるであろう爽快ディスコ・チューン。開放的なホーン隊や華やかな女性コーラスが盛り上げてくれます。
https://www.youtube.com/watch?v=-lzGzUA6uQA
「A Refreshing Love」
少しイナたい雰囲気のアーシーなラテン・グルーヴ。独特のトロピカル感がいい感じです。
https://www.youtube.com/watch?v=0QNBVhLVVY8
「Who's The Funky D.J. ?」
アッパーに疾走するフロア仕様のファンキー・グルーヴ。覚醒するパーカッションのリズム、重くうねるベースラインがたまりません。大音量で聴きたい曲ですね。
https://www.youtube.com/watch?v=vUHWUMl1YAc
「Share Your Love」
パーカッシヴなメロウ・グルーヴはフリーソウル好きは気に入るのでは?Herman Kellyの甘いヴォーカルがなかなかいいんです。
https://www.youtube.com/watch?v=W6O2CZ4q1vI
「Do The Handbone」
格好良いブレイクと共に軽快に疾走するファンキー・グルーヴ。パーティー・モード全開な感じがいいですね。
https://www.youtube.com/watch?v=Ou5GbDIysJY
「Easy Going」
ボーナス・トラック。シングル「Dance To The Drummer's Beat」のB面だった曲です。開放的かつメロウなラテン・グルーヴは、かなり僕好みです。開放的で自由な雰囲気がいいですね!
https://www.youtube.com/watch?v=bOh1A23fknE
「Dance To The Drummer's Beat (7" Version)」
ボーナス・トラック。「Dance To The Drummer's Beat」の7"ヴァージョン。
マイアミといえば、NFLの我がドルフィンズの今シーズンが気になります。約2週間後の開幕戦では同地区の強豪ペイトリオッツと対戦しますが、ビル・レイザー新OCによるオフェンスの進化を期待しています。モレノ、ミラーの両RBにも奮起して欲しいですね。
手術が決まった頃はガッカリしましたが
間に合ってホッとしました。楽しみです。
ありがとうございます。
オフェンスラインが改善され、モレノが本領発揮し、それに刺激を受けたミラーが発奮し・・・という流れになるといいですね。
開幕戦で東地区最大のライバル、ペイトリオッツをホームで撃破し、勢いに乗ってくれることを願うばかりです。