発表年:1989年
ez的ジャンル:NJS系男女R&Bデュオ
気分は... :スポーツはモヤモヤ、音楽でスッキリ!
サッカーの「日本対ブラジル」はTV観戦していてもどかしい内容でしたね。
アジア杯に向けた選手の見極めといっても、前半のメンバー構成は"日本代表って、こんなに人材不足だった?"と思わざるをえませんでしたよね。
NFLでは一昨日、我がドルフィンズがパッカーズに終了間際の逆転負け。詰めが甘かったですな・・・生放送を観ながら応援していただけにガックリきました。
という感じでスポーツ観戦はモヤモヤ続きです(泣)
それならば音楽でスッキリしなくちゃね!
今回は80年代後半の男女R&Bデュオ作品10db『Steppin' Out』(1989年)です。
10dbはStanley "Gerard" ThermondとAudrey "Paris" Hollisの男女デュオ。
80年代後半に、「I Burn For You」、「I Second That Emotion」、「Steppin' Out Tonight」といったシングルと、アルバム『Steppin' Out』(1989年)をリリースしています。
本作『Steppin' Out』は、マイナーなR&B作品ですが、某ディスク・ガイド本にも掲載されていることでご存知の方も多いと思います。
ジャケのイメージからすると、落ち着いた大人のR&Bという雰囲気ですが、意外にもハネハネしたNJSやGo-Goが目立つアルバムにもなっています。
その一方で、「Midsummer Slow Cut」、「I Burn For You」、「You Could've Been My Lady」といったスロウ〜ミディアムも充実しています。ブラコン好きにはたまらない雰囲気です。
プロデュースはMarquis Dair。
80年代後半R&Bのエッセンスを上手く詰め込んだ1枚だと思います。
全曲紹介しときやす。
「I Second That Emotion」
オススメその1。オープニングはSmokey Robinson & The Miraclesのヒット曲をカヴァー(Smokey Robinson/Al Cleveland作)。前述のようにシングルにもなりました。このソウル・クラシックをハネハネの爽快R&Bで聴かせてくれます。Gerardがリード・ヴォーカルをとっていますが、男女R&Bデュオというより若手の男性R&Bグループの楽曲といった雰囲気です。
https://www.youtube.com/watch?v=afg55jcdHbA
「Steppin' Out Tonight」
タイトル曲もシングル曲。電話のコール音から始まるというのが時代を感じさせますが(笑)。Parisがリード・ヴォーカルをとるNJSですが、ParisがNJSサウンドについていこうとする必死さが伝わってきます。
「You Could've Been My Lady」
オススメその2。ようやく大人のR&Bデュオらしいアーバンなミディアム・スロウ。ブラコン好きの人は気に入るはず!
http://www.youtube.com/watch?v=N2bYaEQshRU
「Go Go World」
タイトルの通り、Go-Goサウンド全開です。Parisがラップ調のヴォーカルを披露してくれます。
「Take Our Time」
オススメその3。僕の一番のお気に入り。Gerardがリード・ヴォーカルを爽快NJS。当時の僕はこのタイプのR&Bチューンを好んで聴いていました。
http://www.youtube.com/watch?v=YKsVaedFXcE
「Midsummer Slow Cut」
オススメその4。本作のハイライトとして本曲を挙げる人は多いのでは?大人のR&Bデュオらしい素敵なスロウ・ジャムです。
http://www.youtube.com/watch?v=-zAvJQjJ6FY
「Inside Your Love」
アッパーなダンス・チューンですが、正直アルバムで一番チープな感じで僕はスルーです。
「I Burn For You」
オススメその5。「Take Our Time」と並ぶ僕のお気に入り。アルバムに先駆けてシングル・リリースされていました。Jam & Lewis/ブラコン好きの人にオススメのミディアム・グルーヴ。
https://www.youtube.com/watch?v=S4bwK5dZDhc
「I Second That Emotion (Hype House)」
ラストは「I Second That Emotion」のリミックス。
ドルフィンズの逆転負けのショックからか、ここ数日はパワーダウン気味・・・
何かスタミナつくものでも食べようっと。