発表年:2007年
ez的ジャンル:旬の男系R&B
気分は... :そんなことニ〜ヨ(;=_=)
今、どのCDショップへ行っても大プッシュのNe-Yoの最新作『Because Of You』っす。
以前に、この新作を『Know Me』のタイトルで発売予定と紹介している記事をいくつか見かけましたが、結局『Because Of You』のタイトルで発売されましたね。
きっと多くの方がブログで紹介している作品であり、本ブログで取り上げるまでもないのかもしれませんが、、個人的に前作『In My Own Words』(2006年)を紹介しそびれた負い目があるので(笑)
「Stay」、「So Sick」、「Sexy Love」といった人気シングルを含む大ヒット・デビュー作『「In My Own Words』については、早い段階で購入していたにも関わらず、何故か盛り上がるタイミングを逸してしまいまシタ。
何故盛り上がれなかったのか、自分でもよくわかりません???
さて、新作『Because Of You』ですが、賛否両論分かれているみたいですね。
イマイチの評価の方は、きっと『In My Own Words』で「Ne-Yo=美メロ」のイメージが確立し、本作にも「Stay」、「So Sick」、「Sexy Love」のような美メロの楽曲満載のアルバムを期待していたのかもしれませんね。
確かに、そういった観点から聴くと、多少物足りなさが残るアルバムかもしれませんね。
僕なんかは逆に、美メロだけじゃないのね!ってカンジで興味深く聴けたのですが。
本人も『In My Own Words』のイメージが、あまりに定着しすぎるのを避けたかったのでは?
あとはライターではなく、シンガー、パフォーマーとしての側面を強く打ち出したかったような気もしますね。
サウンド面では、80年代あたりのテイストを相当感じられたのは面白かったですね。実際、Ne-Yo自身も本作で60年代、70年代、80年代ソウル/R&Bを意識していたみたいデス。
この変化を前向きにとらえましょう!
あまりに成熟した美メロ、美メロを連発するよりも、若々しく、元気なカンジがあっていいのでは?
オススメ曲を紹介しときやす。
「Because Of You」
皆さんご存知のリードシングル。前作で「So Sick」を手掛けた、今乗りにノッているStargateプロデュース。PVも含めて、よく言われるように80年代のMichel Jacksonっぽいね。キャッチーで、そこそこメロディアスだし、みんなで聴いても楽しめそうだし、なかなかそつのない1曲だと思いマス。
「Crazy」
Jay-Zをフィーチャーした1曲。フィーチャーというより少し顔出ししました!って感じでしょうか(笑)。前作で「Stay」を手掛けたRon‘Neff-U’Feemsteがプロデュースしていマス。ヒンヤリ切なく淡々とした感じがいいのでは?
「Can We Chill」
Omarion『21』でも紹介した注目の有望株Eric Hudsonがプロデュースしたミッド・チューン。Omarion「Entourage」に通じるアダルト・ムードのメロウなダンス・ナンバーに仕上がっていマス。個人的にはかなりのお気に入りですな。オレもチルしたいね(笑)
「Do You」
「So Sick」が好きな人は気に入るタイプの曲ですね。女の子はこういう曲好きなんだろうね。
「Leaving Tonight」
Supremesのエントリーでも紹介した、『Dreamgirls』でアカデミー助演女優賞を受賞したJennifer Hudsonをフィーチャー。必ずしもNe-Yoらしい曲ではないのかもしれないけど、古き良きソウルへのリスペクトが感じられる佳作だと思いマス。『Dreamgirls』でBeyonceを喰ってしまったように、Jennifer Hudsonが目立ちすぎですが(笑)
「Ain't Thinking About You」
前述のEric Hudsonプロデュースのアップ・チューン。きっとNe-Yoファンのイメージとは異なるタイプの曲だとは思いますが、いい曲だと思いマス。iPodでEric Hudson作品集を作りたくなってきてしまいマス☆
「Sex With My Ex」
タイトルからお察しの通り、甘く危険な媚薬のようなセクシーなダンス・チューン。80年代っぽいサウンドがいいカンジですな。もしかしたら一番好きかも?
「Angel」
この曲もいいですな。♪I'm In Love〜♪I'm In Love〜♪のフレーズが天高く響き渡っていくカンジが実に気持ちいい1曲。Syienceプロデュース。
「Make It Work」
Shea Taylorプロデュースのメロウ・チューン。♪Ay oh ay oh〜♪部分が♪ええよ〜ええよ〜♪と聞えてしまう僕です(笑)
「Go On Girl」
Stargateプロデュースのアコースティックな美メロ・ソング。美メロ系の曲ならば、この曲が一番好きかなぁ。
まだまだその才能の片鱗しか見せていないカンジが逆に楽しみですね。