2014年12月25日

The Black Seeds『Into The Dojo』

NZ産のクール&ダビーなレゲエ作品☆The Black Seeds『Into The Dojo』
Into the Dojo
発表年:2006年
ez的ジャンル:NZレゲエ/ダブ
気分は... :メリー・クリスマス?

今回はニュージーランドのレゲエ/ダブ・バンドThe Black Seedsの3rdアルバム『Into the Dojo』(2006年)です。

まったくクリスマスらしからぬセレクトですね(笑)

The Black Seedsはニュージーランドのウェリントンで結成されたレゲエ/ダブ・バンド。

これまで『Keep on Pushing』(2001年)、『On the Sun』(2004年)、『Into the Dojo』(2006年)、『Solid Ground』(2008年)、『Dust & Dirt』(2012年)といったアルバムをリリースしています。

僕がThe Black Seedsに興味を持ったのが、メンバーのギタリストMike Fabulous(Michael August)によるソロ・プロジェクトLord Echoがきっかけです。

今年、当ブログでLord Echo『Melodies』(2010年)、『Curiosities』(2013年)という2枚のアルバムを紹介しましたが、レゲエを基調にしたクロスオーヴァー・サウンドは僕の嗜好に見事にフィットしました。

その流れでLord Echoの本籍であるThe Black Seedsの作品も聴いてみたいと思いました。

3rdアルバムとなる本作『Into the Dojo』(2006年)におけるメンバーは、Barnaby Weir(vo、g、key)、Daniel Weetman(vo、per)、Mike Fabulous(g、per、key、org)、Bret McKenzie(vo、key)、Jarney T Murphy(ds)、Tim Jaray(b)、Lee Prebble(knobs、faders)の7名。

さらにレコーディングには、同じNZ出身のレゲエ・バンドFat Freddy's Dropのメンバーなどがゲスト参加しています。

本場ジャマイカやUKレゲエとも異なるクールでダビーなレゲエ・サウンドがクセになります。ダビーといっても難解ではなく、実にキャッチーに仕上がっているのが魅力だと思います。ソウルな味わいやレイジーな雰囲気も僕好みです。

Lord Echoを気に入った方はぜひ一度チェックを!

全曲紹介しときやす。

「The Answer」
少しレイジーなヴォーカルとクールなレゲエ・サウンドは"真夜中のレゲエ"といった趣です。
https://www.youtube.com/watch?v=Lr7nJCjUj0k

「Cool Me Down」
男の色気溢れるヴォーカルとソウルフルな味わいはR&Bチューンと組み合わせて聴いてもマッチするのでは?
https://www.youtube.com/watch?v=xVMzHK9iHbg

「Way The World」
ルーツ・レゲエ調ですが、このグループらしいスパイスを効かせることも忘れていません。ユルめのホーン隊がいい味出しています。
https://www.youtube.com/watch?v=U5wzzyCr8uY

「Got A Girl」
このグループらしいクール&ダビーな味わいが貫かれています。骨太なリズム・セクションが演奏全体を牽引します。
https://www.youtube.com/watch?v=1qtcip4MBIE

「Love For Property」
ドープなダビー・ワールドへ誘ってくれます。コズミックな味わいも加味されて、このグループならではの音世界に触れることができます。
https://www.youtube.com/watch?v=XvX-RAYxHKc

「Good People (Get Together) 」
スカ調の軽快なリズムなレイジー・ヴォーカルの組み合わせが意外にマッチしています。
https://www.youtube.com/watch?v=PDvzsuKVeow

「Heavy Mono E」
ダビーな覚醒感が支配します。このグループのダビーな魅力を楽しみたい方にオススメです。
https://www.youtube.com/watch?v=oP2oDer5mmk

「The Prince」
ロッキンなエッセンスが加わったダビー・チューン。「Heavy Mono E」同様、ダビー好きの方はぜひ!
https://www.youtube.com/watch?v=d1-Xc2Z5mAU

「Sometimes Enough」
適度にユルいグルーヴが心地良いソウルフル・レゲエ。僕の一番のお気に入り。
https://www.youtube.com/watch?v=Zb5lHyaqK7A

「One By One」
リラックスした雰囲気が心地好いアイランド・モードのレゲエ・チューン。この味わい大好き!
https://www.youtube.com/watch?v=xWfO7xENqMM

「Sometimes Dub」
「Sometimes Enough」のダブ・ヴァージョン。
https://www.youtube.com/watch?v=SlhkWrnv97E

「Cool Me Dub」
「Cool Me Down」のダブ・ヴァージョン。
https://www.youtube.com/watch?v=ndvEbg0fcqk

「Tuk Tuk」
CDボーナス・トラック。ダビーな格好良さを堪能できるインスト・チューンです。
https://www.youtube.com/watch?v=F-lCS2YJCkE

The Black Seedsの他作品やLord EchoMike Fabulous)のソロ作品もチェックを!

『Keep on Pushing』(2001年)
Keep on Pushing

『On the Sun』(2004年)
On the Sun

『Solid Ground』(2008年)
Solid Ground

『Dust & Dirt』(2012年)
Dust & Dirt

Lord Echo『Melodies』(2010年)
MELODIES

Lord Echo『Curiosities』(2013年)
CURIOSITIES
posted by ez at 10:35| Comment(0) | TrackBack(0) | 2000年代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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