2015年02月17日

Gregg Diamond,Bionic Boogie『Hot Butterfly』

N.Y.オーケストラ・ディスコの要人による代表作☆Gregg Diamond,Bionic Boogie『Hot Butterfly』
ホット・バタフライ
発表年:1978年
ez的ジャンル:N.Y.オーケストラ・ディスコ
気分は... :ワンダー!

今日は訳あってハイテンション!

今回は70年代後半のN.Y.ディスコ作品の中から当時の人気プロデューサーGregg DiamondのプロジェクトBionic Boogie『Hot Butterfly』(1978年)です。

Gregg Diamondは1949年N.Y.生まれのプロデューサー/ピアニスト。

Andrea Trueをフィーチャーしたディスコ・ヒットThe Andrea True Connection「More, More, More」(1975年)を手掛けたことで注目を浴び、その後、George McCrae『Diamond Touch』(1976年)、I.O.B.『Impact Of Brass』(1977年) 、Gloria Gaynor『Glorious』(1977年)といった作品をプロデュースし、一気にディスコ系の人気プロデューサーとなります。

また、自身でも作品をリリースし、Gregg DiamondもしくはBionic Boogie名義で『Bionic Boogie』(1977年)、『Star Cruiser』(1977年)、『Hot Butterfly』(1978年)、『Tiger Tiger』(1979年)、『Hardware』(1979年)といったアルバムをリリースしています。

『Bionic Boogie』(1977年)に続くBionic Boogie名義の2ndアルバムとなる本作『Hot Butterfly』(1978年)には、Luther Vandrossのヴォーカルをフィーチャーした人気曲「Hot Butterfly」が収録されています。また、Zach Sandersのヴォーカルをフィーチャーした「Cream (Always Rises To The Top) 」もディスコ・ヒットしています。

まぁ、余計なことを考えず、Gregg Diamondのサウンド・センスを楽しみながら、ハイテンションで盛り上がるアルバムだと思います。そんな中でも随所でGregg Diamondのセンスの良さにニンマリするはずです!

全曲紹介しときやす。

「Hot Butterfly」
Luther Vandrossをフィーチャーしたタイトル曲。高揚感のあるモダン・ソウルは今聴いてもグッときます。Gregg Diamondが単なるディスコ職人ではないことを実感できます。
https://www.youtube.com/watch?v=Jjz0Z46VBnU

「Papillon」のタイトルでChaka Khanがカヴァーしていることでもお馴染みですね(アルバム『Naughty』収録)。また、The Sweet Inspirationsもカヴァーしていますね。これらと聴き比べてみるのも楽しいのでは?

Chaka Khan「Papillon」
 https://www.youtube.com/watch?v=Kv1UmWJFFA8
The Sweet Inspirations「Hot Butterfly」
 https://www.youtube.com/watch?v=F16lN5rOIgI

「Chains」
華のあるN.Y.スタイルのエレクトリック・ブギー。グイグイくるブギー・サウンドがいいですね。
https://www.youtube.com/watch?v=HCTKSBQ25mg

「When The Shit Hits The Fan (Rocket Pocket)」
アッパーなダンス・チューン。キャッチーな中にも妖しげな雰囲気が漂います。
https://www.youtube.com/watch?v=gwOJIkCuOPU

「Paradise」
白人シンガーDavid Lasleyのヴォーカルをフィーチャー。彼のファルセット・ヴォーカルが中性的に響くダンス・チューン。Jeff Mironovのギターが盛り上げてくれます
https://www.youtube.com/watch?v=yxj_lQ8X7uw

「Cream (Always Rises To The Top) 」
Zach Sandersのヴォーカルをフィーチャー。N.Y.スタイルのディスコ・チューンはGregg Diamondのサウンド・センスがよく反映されたクールな格好良さに溢れています。
https://www.youtube.com/watch?v=eR_7irtAt_g

「Fess Up To The Boogie」
いかにもなディスコ・チューンですが、こういうわかりやすいハイテンション大好きです(笑)。
https://www.youtube.com/watch?v=2nkEslEoYg4

『Bionic Boogie』(1977年)
BIONIC BOOGIE (EXPANDED EDITION)
posted by ez at 01:53| Comment(0) | TrackBack(0) | 1970年代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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